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普通に生きてきたのに…
突如考えついてしまったので、形にせずには居られませんでした。
ある程度は固まっていますが、今後どのようになるかは私にもわかりません!
ゆるーく見ていただければと思います。
なんてことはない人生だった。
生まれは平凡、育ちも平凡。
これといって問題を起こしたことは無いし、なにか事件に巻き込まれたようなことも無い。
普通に生きて、普通に結婚して、普通に年老いて死んだ。
そう、俺は老衰で死んだはずだ。
なのに、どうして意識があるんだ?
幽霊ってやつなのか?
「そうですね、その感覚であまり相違ないと思いますよ?」
突如頭に聞こえてくる女の声。
周囲を見渡してみれば、俺の後ろに一人の女が立っている。
「どうも、私、神様です。突然ですが、異世界に行って神様やって貰えませんか?まあ、拒否権はないんですけどね!」
「え?」
どうやら俺は、最後の最後で普通から外れてしまったらしい。