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あらすじ1

だいぶ話が長くなり、話がよくわからなくなってしまった方も居ることと思います。

そこで最初からのダイジェスト的な物を投稿することにしました。


話しを覚えている方は、読まなくても物語に支障はないです。


あくまで今まで読んできたけど、少し間が空いたら話がわからなくなってしまった、という人用のものです。

本編に書いてあることしか書いておりません、ただのあらすじです。

 会社をクビになったアラサー男、天地連あめつちれんは、マンホールに落ちて死んでしまう。

 女神イシリスの慈悲で異世界へ転送してもらい、第二の人生を送ることになった。


 飛ばされた地は冒険者たちが憧れる『迷宮都市ミドルグ』、名前をレインに改名して迷宮に挑むことにした。

 自身のミスからパーティーを組めなくなってしまったレイン。

単独迷宮探索者スカベンジャー』として単身迷宮に挑む事になった。

 大した特技もないレインは、迷宮の一階層で行き詰まってしまう。

 絶望に打ちひしがれ、迷宮に潜ることを諦めかけてしまった。



 ある日、町の中を移動していたレインは、美しい少女たちが襲われている所に遭遇する。

 機転を利かせて少女たちを救出したレインは、少女たちとパーティーを組むことにした。

 セルフィアとアニーという少女たちは、魔法使いと僧侶の職業でレインの職業である戦士と相性が良く合った。


 一人で迷宮を探索していた頃が嘘だったかのように、順調に迷宮を攻略していく三人。

 どんどん攻略が進み、五階層のボスまで撃破することが出来た。



 しかし三人ではいつかは行き詰まる。

 宝箱を開けるシーフ職が居ないパーティーでは、探索の実入りも限られてくる。

 その悩みを解決してくれたのは、ギルドの斡旋所あっせんじょの老人ガルダンプだった。

 ガルダンプの紹介でコボルドのシーフ、ワンコインとパーティーを組むことになった。

 獣人であるワンコインは、意外にも礼儀正しい忠義の人だった。

 四人になったパーティーは、更に順調に迷宮を探索していく。

 とうとう迷宮の難関、十階層のボス『サラマンダー』との戦いが始まった。



 先手を取られ窮地に落ちるレインたち、しかしレインのスキル、『健康』が力を発揮して徐々に『サラマンダー』を追い詰めていった。

 そしてついに『サラマンダー』を討伐することが出来た。


 誰もが倒したと思った時。


『サラマンダー』の最後の力を振り絞った攻撃が、ワンコインに炸裂する。

 とっさの動きでワンコインをかばい、瀕死の重傷を負うレイン。

 レインの犠牲と引き換えに『サラマンダー』は光の粒子になって消え去った。




 全身麻痺で全く動けなくなってしまったレイン。

 セルフィアとアニーは献身的にレインを看病するのだった。

 そしてこの頃、謎の卵から赤ちゃんが誕生する。

 名前はドラム、レインのお腹の上で温められた史上最強の種族、ドラゴンの幼体だった。

 


 季節は巡り一年が過ぎた。


 驚異のスキル『健康』、どんな病気や怪我も絶対に治ってしまうチートスキルのおかげで、不治の怪我を克服するレイン。

 戦線に復帰したレインは、皆と抱き合って喜びあった。



『サラマンダー』を倒した功績を讃えられ、ギルドから称号を贈られるレインたち。

 称号を与えてくれたのは斡旋所の老人、ガルダンプだった。

 ガルダンプはギルドの長、ギルドマスターだったのだ。

 急遽きゅうきょパーティー名を『白銀の女神』と決め、ミドルグで指折りの探索者パーティーになることが出来た。

 レインが異世界に来てから一年と数ヶ月の時が経っていた。




 四人と一匹で構成される『白銀の女神』は、破竹の勢いで迷宮を探索していく。

 しかし限界は訪れ、凶暴な魔物たちの前に停滞を余儀なくされた。

 悩んだ末訪れたのはギルドの斡旋所、ガルダンプの元だった。


 ガルダンプの紹介で五人目の仲間、盾職のミノタウロス、モーギュストがパーティーに加入する。

 モーギュストはミノタウロス族の特徴である筋骨隆々の姿とはかけ離れた、可愛らしい子牛のような姿をしていた。



 五人と一匹に増えた『白銀の女神』は、いっそう探索に磨きがかかりどんどん深層へ探索を進めていく。

 短期間のうちに十五階層のボス、『大司教』との対決に至った。



『大司教の怒りは大いにうねり、礼拝堂を駆け巡った』


『大司教の呼びかけに光が降り注ぎ、不埒ふらちやからに天罰を下した』


『見えざる軍勢の祈りの前に探索者達は膝をついて頭を垂れた』



『大司教』との戦いは壮絶を極め、刻々と姿を変える『大司教』に苦戦を強いられる。

 最終形態になった『大司教』は、大ムカデの姿でレイン達に襲いかかり更に必殺技を繰り出した。

 天空より飛来する高出力の光の帯、何人たりとも消滅させる神の怒りが『白銀の女神』達に降り注いだ。



 絶体絶命のピンチにアニーの祈りが女神イシリスに届く。



 イシリスの絶対の慈悲、『神聖防壁』。

 どんな攻撃も防ぐ神の盾がレインたちを包み込み、『大司教』の攻撃を跳ね返した。

 全ての力を使い果たした『大司教』は、その身を光の粒子に変えて消え去った。




『大司教』を討伐したことが街の人々に知れ渡り、大熱狂で迎えられる『白銀の女神』。

 名実ともにトップパーティーに躍り出た『白銀の女神』は、ミドルグで活躍する実力者で構成される秘密結社、『ミドルグ探索結社』に誘われることになる。

 悩んだ末、『ミドルグ探索結社』に加入することにするレイン。

『ミドルグ迷宮』を取り巻く状況が大きく変わろうとしていた。




 そしてもう一つ、レインに叙爵じょしゃくの話が舞い込んできた。

 迷宮で発掘される宝物を献上すれば、貴族に取り立ててもらえる。

 そんな情報を取得したレインは、貴族になることを決意する。


 王都から王の使者を迎えたレインは、貴族になるために特大の魔結晶を王に献上することにする。

 魔結晶とは迷宮から採れる高価な石の事で、今回献上するのは『大司教』を倒した時の宝箱から取得した物だった。




 王都へ向かい、王に謁見えっけんをするレイン。

 無事魔晶石を献上して、貴族へ取り立ててもらうのだった。




 ミドルグに戻ってきたレイン達は、精力的に迷宮攻略をする。

 十五階層の下の階、眼下に広がるのは広大な森林、『深淵しんえんの樹海』だった。

 全ての動物、魔物が巨大な大森林。

 苦戦は必至で全滅の危機も脳裏に浮かぶのだった。



 慎重に樹海を進む一行の前に、突如として現れた丸太の大壁。

 その大壁の内部には強力な巨人、サイクロプスが住んでいた。

 圧倒的な戦力差で全滅を覚悟したレインたち。

 最後はいさぎよく死のうと、みなで固まり攻撃を受けることにした。

 しかし、サイクロプスは攻撃をせず一行を観察している。


「どうして攻撃してこないんだ……」


 おもわずつぶやいた言葉に巨人が反応して目を大きく開けた。


『ん!?、おまえの言葉わかるぞ!』



 レインの一言にサイクロプスが反応する。

『健康』と並ぶレインのチートスキル『異世界言語』が、サイクロプスの言葉を理解できるようにしてくれていた。


 魔物であるサイクロプスのアトラスと意気投合したレイン達は、樹海を生き延びるため、アトラスに戦い方を教えてもらうことになった。



 想像を絶するきつい特訓のはてに、見違えるほど強くなったレインたち。

 ドラゴンの赤ちゃん、ドラムも脱皮に成功してさらなる力を得た。


 数ヶ月を過ごしたアトラスの住居を離れる時が来た。

 泣きながら別れを惜しむレイン達は、また来ることを約束して樹海の奥へ進んでいくのだった。




 順調に探索を続ける一行、ある日樹海の遺跡で眠れる少女リサを保護する。

 彼女はなぜ遺跡で寝ていたのか全くわからず戸惑うばかりだった。

 リサを地上に連れて帰ることにしたレイン達は、過酷な旅の末に無事地上にリサを送り届ける。

 更にリサの故郷を訪れるため、一旦迷宮探索は休止することにした。

 長旅の末リサの故郷に到着した一行は、リサの住む集落が既になくなっていることを知る。

 悲しみに打ちしがれるリサを、一人にすること無く育てると宣言するレイン。

 弓の名手で精霊使いであるリサを加え、フルパーティーになった『白銀の女神』は、さらなる探索を開始するのだった。



 樹海は進むほど過酷な環境になっていく。

 豪雨と雷が支配する嵐の樹海、吹雪が吹きすさぶ極寒の大地。

 様々な環境を創意工夫で乗り切り、更に成長していく仲間たち。

 樹海を攻略する頃には、ミドルグで誰もが認めるトップパーティーになっていた。




『深淵の樹海』を超えた先には前人未到の巨大な城がそびえ立っていた。

 入り口は固く閉ざされ、別の入口を探すしか術はない。

 苦戦の末なんとか城内に侵入を果たし、探索を開始する。


 城内には至る所にバンパイアたちが居てレイン達に襲いかかる。

 しかし、レイン達も戦力アップを果たしていて、バンパイアたちを蹴散らしていった。

 とうとう二十階層を発見したレイン達は、『バンパイア・ロード』との戦闘をすることになった。

 圧倒的な戦力差を感じたレイン達は、今後のことを考えるため一旦探索を休止して王都への旅に出かけるのだった。 

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