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8話 勇者

久々の更新。今回はゲスト出演

 作「どーもー。今日もなろう異世界のみんなに…くっインタビューをしていきたいと思いま…ぷっ♪ 普段は聞けない、知らない本音が聞けるかもしれま…………駄目だ、ゲヒャヒャヒャヒャ」


 作者はノリノリでインタビュアーを演じていた、はずなのだが、笑い転げている。


 目の前には麗しき幼女がいて、目を潤ませている。


 女「笑い転げてんじゃねーよ!」


 作「だって、おまっ、ゲヒャヒャヒャヒャ!」


 しばらく作者は笑い転げていたが、やがて深呼吸をして落ち着いた。


 作「失礼しました。今回のお相手は美少女勇者ちゃんです(キリッ)」


 女「キリッ じゃねーっての!」


 作「いやぁ、だって、爽やかイケメンリア充爆発しろショタ勇者がTSして、美少女な幼女になったんだもの。これが笑わずにいられるか? 誰でも笑うだろう? ほら、聖女や幼女も俺君もみんな笑ってるぞ?」


 女「作品違うだろっ! なんでそんなに悪意しかない名前なんだよ! それにそこで見ているやつらも笑うんじゃない!?」


 作「と、いうわけで特別出演枠の勇者ちゃんです。なんだか久しぶりのような気もしますが気のせいです」


 女「いや、全然気のせいじゃないし。まぁ、勇者です。なぜか女性化しているが、よろしくお願いします」

 

 作「ちなみに女性化は作者の都合です」


 女「そう誰でも彼でもTSとか、やめてあげてよ!」


 作「そういえば美少女勇者って、滅多に見かけないなー」


 女「ただ読んだ小説の中に少なかっただけだろ?」


 作「普通に女勇者は色んな作品で見たけど、幼女な勇者はあんまりないなぁ。幼女な魔王は結構いるけど」


 女「単にイメージが違うせいじゃねーか? 幼女で勇ましいってイメージは、いや普通にあるか」


 作「あってもいいよねぇ。まぁいいや、勇者っていっても作品がある限り設定がいっぱいあるよね?」


 女「魔王と対になっているだけあって、それこそ作品の数だけ勇者がいてもおかしくないな」


 作「色んな設定の勇者がいるよね?」


 女「そうだな。魔王と対になっている場合は、同じ世界に1:1で勇者と魔王が存在しているって話が多いな。それ以外にもなろうの場合、異世界からの召喚勇者ってのもある。俺の場合はそれだな。それとは別に現地での勇者もあるな。神託を受けて勇者に選ばれる。聖剣を抜いて勇者の資格を得る。自称勇者もあるな」


 作「職業としての勇者もあるよね?」


 女「ステータス表示される場合、職業として勇者と表示されるな。称号で勇者の場合もある。勇者特有のスキルってのもある場合があるな。つまりなんでもありだ。魔法も剣も使えて優秀な職業としての勇者の場合だな。この場合はたくさん勇者がいてもおかしくない。村勇者、街勇者とかそういうのもある」


 作「傭兵から勇者にクラスチェンジしたりするよね」


 女「ゲームの話ではあるが、ファンタジーだからな。なろうでも同じこともあるだろうさ。まぁ、勇者の設定を特別なものにするか、量産型のようなものにするかなどで、作品自体の傾向も変わるだろうな」


 作「設定がない場合もあるけど、大体は特別視される勇者が多いかな? 追放モノは大体はそうなってる。そして勇者はクズ」


 女「誰がクズだ!」


 作「じゃあ、幼女」


 女「おまえが女性化させたんだろ!?」


 作「まぁいいや。勇者が特別な場合、死んだら代わりに別の人が勇者の称号を引き継ぐんだね」


 女「よくねえ。まぁ、ほとんどそうだな」


 作「召喚された勇者の場合はどうなるんだろうな? また召喚?」


 女「大体が召喚された勇者は主役の場合が多いから、死んだあとのことを書いている作品はあまりないな。死んだことにされて復讐をするって作品はあるんだが」


 作「ほとんどが魔王を討伐後なんだよね。復讐ものも」


 女「使い捨て勇者だな」


 作「まぁ、別世界の人間だしそんな扱いじゃね?」


 女「他人事だからそう言えるが、自分のことになると酷い話で、酷い状況だな」


 作「次の勇者は上手くやってくれることでしょう」


 女「いや、残機とかないし。一回でも死んだら普通は終わり。死に戻りの設定がある場合は違うけど」


 作「でも異世界で俺TUEEE! だし魔法も使えるし、チーレムでウハウハじゃん。元の世界に戻る必要なくね?」


 女「やっぱり故郷には帰りたいもんなんだよ。実際帰っている作品も多いしな」


 作「戻れない設定が多いのに、戻れている設定も多いという」


 女「いろんな設定あってもいいだろ? 話の幅も増えるし」


 作「まぁ、召喚された身としては、戻れないと困るからいいのか」


 女「どっちかっていうと旅行してるような気分なんだよ。命がけだがな」


 作「召喚された場合は魔王倒すまで奴隷、神託なら神の奴隷、任意の場合のみ任意でやめることも可能ってのが勇者の設定ってわけですね」


 女「そういう風にまとめると救いがねぇなぁ……」


 作「諦めろ勇者ちゃん」


 女「ちゃんづけはやめろ」


 作「というわけで、インタビューはここまでです。ご協力ありがとうございます」


 女「あいあい。ところでいつまで女性化してないといけないんだ?」


 作「ククク。戻す…。戻すが! まだその時を私は指定をしていない。……つまり! 十年や二十年後に女性化を戻すことも……可能だということっ!」


 女「そういうのほんとシャレにならねーから、やめろって!」


 勇者はなりたい人がならないと結構不幸かもしれませんね。


 ファンタジーにはほぼ必ずといっていいほど勇者が登場しているが、実は不幸かもしれないからクズでも同情してあげようね。


 あ、ちなみに地元勇者の場合は、帰国後爵位とかもらって政争のドロドロに巻き込まれたり、人間同士の戦争の道具になるんだよね。やっぱり勇者って不幸かも。


 魔王は不憫で勇者は奴隷。


 ファンタジーといっても世知辛いですねぇ。


 ファンタジー小説なのに夢の無い結論が出るというファンタジー。



 この話は独断と偏見でできています。


 当然のことながらこの物語はフィクションです。

果たしてどこまで続くのか!?

作者にもわかりません。

不定期更新です。


キャラが定まっている場合、会話がとても書きやすいですね。

え? 勇者や俺君たちの物語の続き? あ、はい。頑張りますよ?

別のものとか書いてたりしてますが、いつか書きますよ。たぶん。

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