13話 回復魔法 その1
アレが登場します
HPについて問題があったため訂正しています。
勇「どーも。今日もなろう異世界のみんなにインタビューをしていきたいと思います。
普段は聞けない、知らない本音が聞けるかもしれません」
なぜか勇者がインタビュアーを演じている。
勇「くっそ、あの作者め。俺に仕事を押し付けやがって。いくら勇者やめて時間ができたからっていっても横暴だと思うんだ」
作者に仕事を押し付けられたせいか、元勇者は不満そうにブツブツと独り言を言っている。
勇「今回は回復魔法についてだったな。偉い人が来るから失礼のないようにって作者は言っていたな。偉い人かー。教会の司教様とかかなー。癒し系の美人のシスターだったらいいなー」
元勇者は無駄な妄想をしている。
女「もちろん元聖女である私だ!」
勇「うわ! びっくりした! っておまえかよ!? 作者の野郎! はめやがったな!」
元聖女が元勇者の背後から突然現れた。登場のタイミングを見計らっていたようだ。
女「癒し系であり回復魔法のプロフェッショナル! そして偉い人! 私以上にふさわしい人がいるだろうか? いやいない!」
勇「卑しい系の間違いだろっ! 返せ! 俺の淡い期待を返せ! それにもう聖女やめたんじゃなかったのか!?」
元勇者はあからさまにがっくりしている。まったく期待するからこんなことに。
女「卑しくないです! ちゃんと癒し系の魔法はまだ使えます! ……早く使えなくなってもいいんですけどね」
元聖女はなぜか遠い目をしている。
勇「しかし、こんなめんどくさそうなことをよく引き受けたな? おまえだったら断りそうな気がするんだが」
元勇者は気を取り直したようだ。
女「そりゃギャラもらえますから」
勇「カネかよっ!」
女「金は人の命よりも重い!!! そこのところを履き違える輩は命を失う!」
鼻と顎を尖らせながら元聖女が言う。
勇「完全な守銭奴じゃねーかっ!」
女「ちゃんと納めるべきところに納めますよ。私の懐の中とかに」
勇「駄目じゃねーかっ! 聖職者失格じゃねーかっ!」
女「今は一般人です。だからお金は大事です」
勇「なんでこいつが聖女に選ばれたのか……。俺は未だに理解ができない」
女「あ、でも教会の裏側では権力争いとかでお金をバラまきまくってますよ。だからお金はいくらあっても足りません。だからもっと権力者や一般人から寄付金を巻き上げないと」
勇「そんな裏事情聞きたくなかったよ!」
女「教会も何もないところに火種をバラまいて、そして教会の力で救うマッチポンプで頑張ってますよ」
勇「だから、聞きたくないっての!」
女「勿論、邪魔な相手がいたら、そのお方は神の御心により、浄化されることでしょう」
勇「怖えよっ! マジでそんなことやってるのかっ!」
女「さぁ、どうなんでしょうね? 世の中には知らない方がいいことってたくさんあると思いませんか?」
勇「聞きたくないって言ってるのに、ベラベラ喋ってるやつが何を言っていやがるっ!」
女「聞いたな? しっかり聞いたな? よしっ! これで私と同じ境遇だ!」
勇「うわっ! コイツ! 俺を巻き込みやがったのか!」
女「いやー。聖女の間だったら良かったんですが、今は一般人ですからねー。内情を知ってると危険じゃないですかー。だ・か・ら、お仲間が欲しかったんですよ。よろしくね(ニコ)」
元聖女は満面の笑顔である。
勇「チクショーめ! なんてゲスいやつだ!」
女「まぁまぁ、男は細かいことを気にしない。茶番はこれで終わりにして本命の魔法の話をしましょうよ」
勇「ちっとも細かくねーよっ! 何もしないうちから爆弾放り込まれた気分だよっ!」
女「回復魔法ですが、一般的な認識だと神の奇跡による力ということになっていますね」
元聖女は何もなかったかのように話し始めている。
勇「こいつ、俺を巻き込んだくせに平然としてやがる」
元勇者は驚愕している。
女「ぶっちゃけそんなのなくても使えるんですけどね」
勇「元聖女ぉ! ぶっちゃけすぎだろ!」
女「あれです。聖女もエロい神がお気に入りの娘を目につけて力を与えたってのが真相じゃないですか? まったく神もゲスいですね」
勇「神をゲスいとか言うな! 元聖女! 神様の威厳とかなくなっちゃうじゃないか」
女「力さえ使えればそんなのどうでもいいんですよ」
勇「本当にコイツはなんで聖女になんて選ばれたんだ?」
女「運と実力と外見と神様に愛されたからでしょ?」
勇「納得いかねぇ!」
女「まぁそんなことどうでもいいです。回復魔法ですね。HPという概念がある場合、HPを回復することになります。ですが、このHPについてはややこしいことになるのでここではいったん置いておきます」
勇「ほんとどうでもいいんだな。普通に説明始めやがった」
女「普通、ダメージ受けて痛いのに平気で攻撃できるとかあり得ないでしょ」
勇「まぁ、そりゃ痛くて元気なときよりは攻撃も弱くなるだろうな」
女「HP=外皮という概念で身体全てを覆う防御膜という扱いにしている作品があります。この場合、外皮=HPがある場合はまったく元気で、外皮がなくなってから普通のダメージを受けるということになります」
勇「ああ、それだとどれだけHPにダメージを受けても身体自体にダメージが受けてないからHPがギリギリしか残っていなくても全力と同じように攻撃が可能ってわけか」
女「いくらでも薬飲み放題ですよ。ゾンビアタックが可能です」
勇「嫌な例えをするな」
女「生命力を回復ってしてる小説がほとんどですけどね。ダメージ食らって、出血してるのに平気で普通に攻撃できるとか頭おかしいとか思えない」
勇「もうちょっとオブラードに包んだ言い方はできないんですかねぇ」
女「痛みを感じないようなお薬とかを使っていればアリですけどね」
勇「危ない薬やってるやつなんて敵キャラしか出てこねぇよ!」
女「ラリってる主人公! これは新しい!」
勇「そんなのは運営から規制くらうわ!」
女「書いてみないとわからないでしょ。大丈夫。作者は知名度ないからばれないって」
勇「そういう問題でもねぇ!」
女「勇者のせいで文字数が2500を超えたじゃないですか、仕方ないから次回へ続きますよ? 全然説明してないのに、まったく勇者はこれだから」
勇「俺か!? 俺のせいなのか!? 絶対に違うのにヒドイ」
というわけで次回へ続きます。
コイツら出すとほんとに話が進まないんですよね。というか回復魔法についてほんのちょっとしか話してないとか。
次回はちゃんと話をする……。してくれるよね?
ちなみに別の短編で出てきたキャラたちです。
下にリンクが貼ってあるので興味があるかたはどうぞです。




