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黄昏の神女と執行者  作者: 神木 蒼空
第1幕 少女と記憶を失った剣士
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5章―2 初戦の開始

 この模擬戦のルールは次の通り。

 使用武器は殺傷能力のないもの。剣であれ槍であれ学院側で用意されたものを使うことが義務付けられている。

 勝利条件は先に相手に攻撃を当てること、初撃で決着がつけられる。攻めることだけに集中して少しでも隙を見せてしまえば勝敗を決めることとなるだろう。かといって守っているだけでは勝つことはできない。

 如何に相手の攻撃をかいくぐり攻撃を当てることができるかがポイントだ。

 神光術(しんこうじゅつ)の使用は威力の抑えられたもののみ可能とされている。万が一抑えられていないものが発動された場合は即時に審判が入りそれを止めることになっている。

 このルールは基本的にどこの模擬戦でも用いられるものだ。軍などの模擬戦でも用いられる。実践では初撃だけでも戦闘不能に陥るケースもある。それを想定したのがこのルールだ。


「あ、二人とも出てきたね」


 サレカが言うようにフィーナとAクラスの

生徒のカザラ=エーデンが土の上のステージへと姿を現した。

 カザラは相手が平民クラスの生徒だからか堂々たる態度で歩む。不安を振り切れたフィーナもゆっくりと中央へ向かっていく。


「平民クラスの分際で貴族クラスである私に挑むとは恥を晒したいのですか?」

  

 絶対的自信を(はら)んだその言葉にフィーナは何も言わない。しかしその瞳には絶対負けない、と闘志が宿っている。


 ふぅ、と一つ大きく深呼吸をする。

───大丈夫。頑張って練習してきた。必ず勝つ!!


 審判の合図とともに模擬戦が開始された。


 

受験も無事終わりましたので投稿再開していきたいと思います!

と言いながらも今回はとても短いです。すいません!

すぐに出しますので待っていただけると嬉しいです!

ストーリーは出来上がっているのであとは文字に起こすのみ!!

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