表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黄昏の神女と執行者  作者: 神木 蒼空
第1幕 少女と記憶を失った剣士
23/49

3章―7 神素制御

「お嬢様頑張れ…!」


 ソルファは神素共有(ソーシアス)の際、意識を失い突然倒れたフィーナをメイドたちに気づかれないように、されど急いでフィーナの部屋へと運びベッドへ横に寝かせた。

 意識がないながらも(ゆが)んでいる表情を見るに神素(しんそ)の制御に集中をしているだけだ。

 ソルファから流れ込んでくる神素に呑み込まれたらそれは死同然となる。

 だから自らの神素の動き、流れを制御してソルファへ少なからず流れるフィーナ自身の神素の量を少なくすることで体内に残さねばならない。残す場所は神素容量(キャパシティ)である。


 水流の如く体内を循環する神素は、血流のように()()めることは死へ繋がってしまう。すなわち、体内から神素がなくなることも循環が(とどこお)体中(からだじゅう)に行き渡らなくことと同義なため、多少なりとも残さねばならないのだ。


 生物の心臓と同じように体中に神素を送り出す役割をもつ神素容量(キャパシティ)だが、それと同じように常に動かしていなければならない訳では無い。

 常に動かしていなければならない訳では無いのは一般人、非能力者のみ。

 神素とは如何(いか)なる生物──魔獣(まじゅう)とて例外ではないとされている──にも備わっている生命力だ。生物、特に人間は血液と栄養素のみでは生命活動を続けることは不可能とされている。


 血流と同じように体中を循環する必要がある。ゆえに塞き止めると生命力の行き渡らない箇所が出来てしまい、死へと繋がってしまう。

 しかし神素の流れを把握(はあく)することが可能な能力者は神素の制御をすることで、神素の必要な場所を的確に、適量流し込むことで生命を成り立たせることが可能だ。

 それが可能でなくては戦いの最中(さいちゅう)に十分な神素が使えなくなってしまう。それでは本領が発揮出来ない。

 だから神素制御という項目は能力者にとって絶対必須の技術なのである。それをフィーナがうまくできないのは教師が平民クラスに付いていないというのが大きいのだろう。


 この技術の習得には初めは多大なる集中力が必要になる場合がある。それが今のフィーナの状態だ。


「…にい、さん…」


 不意にフィーナが小さく声を発した。


「きお、く……が……っ」


 フィーナの手が何かを掴むように虚空に伸ばされる。そして少しして力なく垂れる。

 ソルファはその手を掴み、両手で覆う。

 フィーナの発した言葉の意味は分からないが今は安心させたいと感じ、包み込むように握る。


 フィーナの苦悶(くもん)のようにも見えた表情は安心したかのように段々と和らいでいった。

遅くなってすみません!

そしてまたもや短くなってしまいすいません!!

ほんとに毎回言っていますね(笑)

なんとかペースをあげたいところですがそうもいかず…。

受験勉強とは大変なものですね。

投稿の代わりに今までのを修正していきたいとも考えています。

もしかしたらプロローグが大幅に変わるかも…!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ