通りすがりの大学生
超短編小説である。
スタスタスタスタ!
まるでスパンキーの様な走り方。
僕は20歳の大学生さ☆
僕の自慢はオタクのツラのくせに足が早い事だ。
見ろ!このスピード!
と、走りながら言い、僕は前を走っていた車を抜かした。
ちなみにここは光速道路さ
【高速】じゃなくて【光速】ね☆
5312年の今、文化が発展し、光の早さの車などが販売されている。
あれ?光の早さって1秒間に地球七周半するんじゃなかったっけ?
まあいいや、僕はそれよりも足が速いという事だけだね。
地球人が住む場所は5312年のいまは地球だけじゃなくなっている。星と星が巨大な道路で繋がっているのさ☆
そんなことはどーでもいいや
遅い車だなあ
あ、あの列車はこの世で一番速いと言われているロイヤルスパンキーじゃないか!
噂では1秒間に太陽から冥王星まで0.5秒もかからないと聞くが……
まあ、そんなことより僕がそれよりも速く走れればこの世で一番速いモノは僕の走りということになりますね(^^)v
うらぁ!!
スタスタスタスタ!
勝負が始まった。
この僕の前を走っているこの機械を抜かすことが出来れば僕の勝ちだ!
スタスタスタスタ!
くっ……なかなかやりますね
こりゃあ本気を出さざるを得ないようですね。
ぅぉお!
ズタスタズタスタ!!
くっ!畜生!
こーなったら、リポビタンFを飲むか!
ゴクゴクゴク!
ぅぉお!
身体から放出される雑念
そして身体から沸き上がってくる力!
シュ、パーン!
そしてあっさりとロイヤルスパンキーを抜かした。
今日も何処かでこの大学生が走っているであろう。
とても適当な物となってしまい、申し訳ございませんでした。短編小説を作りたかったから……