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92.赤いワンピースは夜明けまで

〈ユリアン・エルフィネス・ルセル〉


結局、宰相は明日にならないと帰参出来ないらしく、会合は明日になった。


今や母国となったこの地の我が城、その寝室。

ここにフルメンバーが揃っている。

そして……プラス2人。


えっと、ベアトリクスとマグダだっけ?

それぞれクロエとハンナの侍女だな。


「えっと、彼女達は何故ここに?」


「事故があってはいけないからと、王家の侍女は王妃や側妃と王の行為には立ち会うのが通例だそうです」


「クロエ……誰がそんなことを、いや、違うな、そんなのクロエが聞き入れる訳ないよね?」


「ユリアン、通例ということはそれが普通ということです。貴方は普通をお望みですよね?」


「普通を都合よく使うよね、君は」


「あら、ワタシのことも君と……良いですね、それ」


「……それで、なにを企んでいるの?」


「企みなど。あの娘らはワタシやハンナに性的興奮をする困った性癖をもっています。あわよくばワタシ達のショーツを手に入れようと常に狙い続ける変態です」


「君らとなにが違うのさ?」


「ユリアンは伴侶です。伴侶の下着の匂いを嗅ぐことのどこに変態性があると?」


「立場は関係ない、行為が問題視されるべきだ。行為に変質性があればそれは変態だ」


「それは相対的なものですか、それとも絶対的?」


「生殖を意図しない性行為を変質的とするならば、キスですら変態の行為と規定されてしまう。ならば何処までが一般化されたものかで判断するべきだ。であれば相対的なものと定義するよ」


「ユリアンもワタシやハンナのショーツの匂いで勃起しますよね。例えば遠い異国の基準をここに当てはめても無意味でしょう。ならば、ここはユリアンのハーレムです。ユリアンによって受け容れられた下着の匂い好きは我ら共通の一般化された嗜好です。だからワタシ達がするのは問題なく、我々の合同の中に居ないあの娘らがするのは変態であると」


「また屁理屈に屈服させられる………だけど連れてきた理由にはならないでしょ?」


「ワタシ達の行為を見せ付けて、ワタシやハンナがユリアンのモノだと分からせるのです。きっと諦めることでしょう」


「……逆効果だと思うなぁ」


「いいから、さぁ、はじめますよ」


「クロエお姉様。赤の17番をお願いします」


「あら、赤ですか………良いでしょう」


空間収納から真っ赤なワンピースが出てくる。更にもろもろ装飾具も引き出され、寄って集って服を剥かれあっという間に赤いワンピースの可憐な美少女の出来上がりだ。

このあと直ぐにぐちゃぐちゃにされるのにエラく丁寧にキレイに仕上げる(こだわ)りは凄い。


因みに髪だが、伸ばしっぱなしだ。普段は後ろで縛り、こういうときに解く(ほどく)

(みなぎ)るそうだ。



それを身じろぎもせず、無表情に眺める侍女二人。

いや、眉間に僅かだがシワがよっているか?


エイダが無遠慮にスカートの中へ手を入れてわざわざ履き替えさせられたエイダのショーツの上から(まさぐ)られる。眼前にはショーツを履いたままのハンナが股を開きオレの後頭部に手をかけ引き寄せる。


まずはキスからなんてヤツはここにはいない。

きっとキスは変態行為だと理解されているに違いない。



ルサルカは憑依しながらも意識はそのまま。女たちの感触だけ楽しんで苦痛は引き受けないパターンだ。

人数多いときはこうして自分なりに楽しむんだ。


もう既に起立している聖剣をショーツから取り出しヘルガが口に含む。上手いんだ、このコ。

クロエがエクスカリバー装着。

仰向けになるクロエの怒張したそれを後向きから……ユックリと挿入される。いや、オレの腰が沈められていく。


「っくぅ、ハァ」


この瞬間はどうしても声がでる。


暫くはクロエにされるがままに突き上げられいわされまくる。

一旦動きを止めるクロエ。


「ハンナ、ユリアンの上に」


ハンナの子宮にはクロエの安定化術式が掛けられており、超安定状態だそうだ。だから行為もオッケーだそうだ。


オレの両サイドにはヘルガとエイダがいてオレの身体を支えている。

オレに(また)がるハンナは聖剣を宛てがい自らの(さや)へ納刀する。


「ふぅぅ……」


一つ大きく息を吐くハンナ。

そしてユックリとユックリと前後に腰をグラインドさせる。

上下なのに前後からの同時攻め。


この辺りからは声が我慢出来なくなる。まだいくぶんかの理性があるこの時、侍女二人をみた。


二人共が自慰を始めていた。

しばらく二人の痴態を横目に、されるがままに流される。声が………抑えられない。


「二人とも、裸になってこちらへ」


クロエ?


「ハンナ、代わってあげて」


あれぇ!?



それからは侍女二人をメインにした、エクスカリバーも交えての乱交だった。

因みにベアトリクスは初物だった。真正のビアンだったらしいが、ユリアナちゃんはアリだとか。


翌朝の侍女二人の生まれ変わったかの様な清々しい顔はなんかもう……


その後、さすがにレギュラー化はしなかったが、隙を見つけてはボディータッチやキスをしてくるようになった。

とくにマグダの隠密スキルが凄まじいレベルで、気を張ってないと直ぐにやられる。


多分父よりは強い。こんなのもいたんだな。元帝国の影の凄さよ。



それはそれとして。

あれ? ベッドの隅でクラウディアが不貞腐れ(ふてくされ)ている。


「クラウディア?」


「……誰も……イジメてくれませんでした」


「……放置プレイ?」


「な、なんですかそれ? 何か淫靡(いんび)な響きが……」


「無視されて、相手にされず、放っておかれて、惨めなわたくしはなんて可哀想な」


「あ、ああぁぁ……わたくし、全く気が付きませんでしたわ!」


「ホントだね、知ってる? 今ボクはスゴク呆れてるんだ。下らない感性と人並みの良識しか持たない君というつまらない……クズにね」


クラウディアが俯き小刻みに震えだした。

多分半ばできあがっている。


「ほら、欲しいんだろ? そのつまらないことしか言えない臭い口でボクの聖剣を少しは気持ち良くしてみろよ」


「ご、ご奉仕させていただきます!」


オレの赤いスカートをめくり…………


チュプ、クチュクチュ、チュプチュプ…………


「今度は君のその汚いアソコに入れることを許可するよ。但し半分だけだ」


座位から……つぷっ。


「あ、ふんんん。」


「そのまま。いいって言うまでそのままだ」


ハァハァハァハァハァハァ……


「オカシク…なりそうで……す」


「えー、それじゃあ止めようかなぁ」


「くっ、ハァハァ……お、お願いしますわたくしの汚いアソコにお、お情けを……」


もう涙とよだれと鼻水と……それでも辛うじて可愛いクラウディアたん。


オレも慣れたよなぁ……


「全部入れて良し」


プッシャー………プシッ、ジョロロロ


あーあ、失禁もだ。取り敢えず昨夜の分はご奉仕できたかな?


あ、失神までしてる。

言葉責めだけで。

成長したなぁ、オレ。



ヘルガが仲間にしてほしそうにこちらを見ている。


ダメ。

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