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プロローグ
初投稿作品です。
感想やアドバイスをもらえると喜びます。
俺には幼馴染がいる。
日本人ではありえないスタイル。
雑誌モデルの表紙を飾れるような優れた容姿。
家は日本で三本の指に入る大財閥。
スポーツ万能成績優秀のうえに、性格も明るく気さくで細かいところまでよく気が付く。
学園にファンクラブがあるほどの人気者だ。
そしてなにより俺に惚れている。
ヤンデレ一歩手前のベタ惚れであり、何かと色々世話を焼いてくれる。
そんな最高の幼馴染ではあるのが欠点がひとつあった。
天が二物どころか宝船で送り続けたようなパーフェクトな幼馴染。
しかし、神様は最も重要なものを宝船に入れ忘れたようだ。
いや、余計な物まで乗せたというべきだろうか?
俺の幼馴染は。
俺の親友は。
男なのだ。