エンド3
そして、少しずつ行った。しかし地道に行ったものの出席日数的に危ぶまれ、結局別の学校に移った。大きな決断だった。友人もできていたし、その学校でやり残した事も数多くあった。その絆ややり残しができないのではと懸念していたのだ。しかし、やり残した事はそれこそ出来なかったものの絆はそうそう消えない。むしろ学校を変わる前よりネットでつるんでいる。ネットや技術が進歩した今、ネットで繋がる事もできるし連絡を取り合えば会う事もできる。悩みを通話で話し合い、馬鹿を言い合える。それもまた一興だろう。
自分はこうなったことを後悔していない。むしろ良かったのかも知れないとさえ思っている。
こうなって自分の好きな事に向き合い打ち込める時間を手に入れた。小説の執筆もその一つだ。自分はゲームが大好きだったので、プログラムやイラストも始めた。もしあの苦しい時期が無かったらこんなことは出来ていないし、好きな事にあまり打ち込めなかったと思う。
もし、苦しい時はその時にある良いことを考えるようにして、乗り越えようと思うようになった。いつかは苦しい思い出も笑い飛ばせる時が来る。自分の過去がそうだから。
全部見ていただけたのなら嬉しいです!