第七話 エクストラスキルってすごいけど、あまり実感ない。
だいぶネタが切れてきた…
ヤバイな…
「ん〜?なんだァ〜?その顔わァ〜?」
しゃ…喋り方くそウゼェ…
俺の体で、俺の声で、そんな喋り方すんなよ…
「いや、何お前?なんで俺の見た目と一緒なのさ?
俺のファンなの?」
「そんな訳あるかァ!馬鹿にしてんのかァ?!」
ちょっと冗談言っただけでこんなキレんなよ…
俺みたいじゃん。
「俺がこの姿なのはなァ。
俺の能力なんだァ。」
「能力?変身とか?」
変身って能力あっても、普通の人(亡者)ならここまで来れないと思うが…
「ハッハッハ!違ェよ!俺の能力はァ
《トレース》さァ。
このスキルはよォ。相手の見た目だけじゃなくゥ…
ステータス全部一緒にできるんだよねェ!」
そう言って、目の前の男(仮)は俺に飛びかかり、鎖を放って来た。
どうやら本当に俺のステータスを自分のものにしてるらしい。
けど、
「使えるだけじゃ、俺は越せねぇ。」
そう。俺のステータスは、あまりにも強大過ぎて、使い慣れないと最初の俺のように、ステータスに振り回される。
それに、こいつはそれを解っているから、身体能力強化EXも、ステータスブーストも使ってこない。
それが勝利の糸口だ。
まずは、飛びかかってくる鎖を、右手から鎖を放って撃ち落とし、
相手の左目を狙って、左手で鎖を放つ。しかし、エクストラスキル《転移》を使われ後ろに回り込まれる。
が、そんなことは想定済み。
ブーストに、強化も追加して第六宇宙速度(この速度でなければ、威力に次元が耐えれない。)の回し蹴りを喰らわせる。
入ったと思ったが、鎖でガードされ、足をとられた。
掴まれたとかではなく、足をもぎ取られたのだ。
瞬時にエクストラスキル《再生》で足をはやすも、僅かなタイムロスで何発か喰らってしまう。
「お前…もうステータスになれてやがんのか…?」
そう、このやり取りでわかってしまったのだ。
こいつが、自身の力を強化し始めていることに。
「んァ?ああ、そうさ。慣れたよ。」
「ありえねぇ!俺でも慣れるのに何日かかかったんだぞ!
自分の肉体でもないのに何故こんなに早く…?」
そう、その疑問。戦闘において、自分と力が近いやつと戦う際、
相手の戦闘センスがどれほどか解らないのは非常に危険だ。
もし、こいつが格闘家として名をはせた者だったとしたら、
はっきりいうと勝ち目はない。
「そうだなァ。教えてやるよ。俺のスキル《トレース》はなァ」
「自分より強いやつしかトレースできねェんだァ。」
「だからよォ、俺は慣れないステータスをものにするのはさァ」
「慣れてるんだよォ」
こいつ…そういうことか。
それなら良かった。
俺の不良時代の我流格闘術が使える。
この技は、格闘家に使おうとすると、すぐにやられちまう反面、
それ以外のやつからすれば、空きのない完全な技に見える。
「行くぞ。今の俺は、リミットブレイク10%だからな。」
その格闘術は、大きく3つに分けれる。
一つは、開放。戦闘的本能を、10%ごとに分け、開放してゆく。
開く分だけタガが外れて、強くなれる。使用後の筋肉痛がひどいが。
「衝拳 【龍帝飛翔】。」
二つ目は、衝拳。攻撃を体そのものに与える、剛拳のパクリ。
名前をつけたのは、厨二病時代なので、結構恥ずかしい名前だ。
ちなみに、【龍帝飛翔】は、拳に回転を加えながら全身の機動を使って打ち込む、どストレートな技だ。
シンプル。故に強力。
「グ、グアアアアアアアアアアア?!」
そうして打ち込まれた拳は、体の外側を、その一撃をもって削る。
「これで終わりだ! 滅拳 【鏖殺瞬勁】」
三つ目は、滅拳。ダメージを相手の体内に与える、一番練習が大変だった技。【鏖殺瞬勁】は、体内に、すばやく発勁を打ち込み、確実に殺す数少ない殺人技だ。
この三つを使い、俺の姿を真似ていたアイツを殺した。
《有月 魔裟斗の贋作を殺害しました。よって、ステータス全統合。十万を超えたので二倍。一億を超えたので百倍。
急激なステータス上昇につき、肉体の変質を行います。》
え?最近無かったからまじで耐えれそうに無いんだけど。ねぇ、
まじd
「ああああああああああああああああああ!」
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!
死ぬぅううううううううううううう!?
エクストラスキルの件ですが、
実は???はもう開放してるんですよね。
次回からの後書きで説明するとたぶん思います。
もしくは、話の中で。