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たからばこには‐8‐

「なぁ、椛」


「何?」と狼耳がくるりと声へ向く。目は合わせなかった。鏡太郎も、椛も、そして小雪も、映画ファイナルレッドを流すテレビを見ていた。


「俺はさ、椛がいろーんな男と一緒に寝ていても気にしない」

「うん、それで何? 私を抱きたいわけ?」


鏡太郎はゆっくりと首を、横に振った。


「もしだ。お前がどこかの誰かに寄り添っていなければ不安なら……俺と友達、という関係にならないか」

「は?」

「言葉通りの意味だ。深いものはないぞ。そうだ、データメールのやり取りをしたり、どこかに遊びにいったり、相談したり愚痴したり、そういう関係だ」

「そんなガキみたいなことをしたいのか、お前は」

「恥ずかしながら、俺の青春はまっとうな友なんぞ望めなかった。だからこそ憧れるんだ、青春、というものにな」

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