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たからばこには‐6‐

椛に今必要なのは安心できる場所だ、そんな気がした。見ず知らずの場所に連れ込まれているのだ。まずは安心出来る場所なのだというものを感じて欲しかった。


「椛さん、まさに今、深夜シアターで映画を放送しているのです。一緒に見ましょう」

「で、でけぇテレビだね、小雪さん。ちなみに映画は何?」

「ファイナルレッドです。過去にタイムスリップして、共産主義を殲滅するハートフルアクションコメディですね」

「ごめんちょっと何言ってるかわかんないや」


椛と小雪のやり取りを見ていた。なかつつまじい姿だ。青肌に狼群れの足をもつ圧迫感のある椛が、いっそ掌に乗せられそうな妖精である小雪に手を引かれ、圧倒されていた。狼の口で小妖精なんてパクリと、とはいかないらしい。ペシペシとその頭を叩かれる狼たち。強引な妖精に、この狼たちが怒りだすことは、今のところなさそうだ。それは目の前の鼠を食べない猫並みには変な光景に見えた。

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