表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/94

たからばこには‐3‐

「椛が俺の家に泊まりに来たときの話だ。何故、朝起こすという約束を破り、あまつさえ別れの一言もなく、それ以外の関わりを絶ったかについてだ」

「いや、一眠りして完全に忘れてた。連絡しなかったのは、ケーテルを買い換えてデータの引き継ぎに失敗したからだ。すまなかった、鏡太郎」


解決した。


「なんだぁ、そうだったのか。安心した。俺はてっきり、大きな事件にでも巻き込まれちゃったのかもと考えてた」

「そんなわけないじゃないの」

「いやはや面目ない。しかし話せて良かった。椛が安全だとわかったからな」

「お前、そんなことを気にしてたのか?」

「あたりまえだ」

「私と鏡太郎は……親しくない」

「関係あるものか。椛は確かに『怖い』が、だからと助けたいと思わないのとは違うだろ」

「……」

「今回は空振りで本当に良かった。助ける事態に陥ってはいないってことだからな。それが一番だ」

「……そう」

「まっ、何かあったら頼ってくれ。前にも言ったとおりに、な」

「…………うん」

「どうした、照れたのか?」

「照れてない」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ