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からのなか‐4‐

肩を掴まれた。白スーツに金バッチの蜥蜴。その後ろには、古臭いブリキのロボットみたいなのが二人続いている。


六時間も彷徨いていたのだ。よく我慢していてもらえたものだ。だがこれが限界だったらしい。椛はまだ、見つからなかった。


「わしらも気ぃのらへんのじゃけどな、ドブネズミみてぇに彷徨かれちゃ商売の迷惑なんじゃ。大人しゅう回れ右して、とっとと出て行けや、アンちゃん」


厳つい蜥蜴顔は警告してくる。大人しく聞き分けなば、半殺しのあと、放り出されるだろう。


蜥蜴の拳は、血と経験で塗り固められ硬そうだ。


潮時だ。鏡太郎は踵をかえす。蜥蜴頭と言葉を交わす気にもなれなかったが、返事をしないからと手の指の骨を折られることはなかった。寛容なことだ。あるいはビビって喋れなくなっていると思われているのかもしれない。

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