表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

一等賞なんかはじめから取れない

作者: ハルク


できて当たり前

そのためにはやらなければならなかった

できないと親をがっかりさせてしまう

そんなのが心の中にあった

私の家系が優秀過ぎたのかもしれない

比較されるというのが頭にあった

怖かった、できないのが

実際できなくて、辛かった

悔しかった、心が痛かった


成績が怖かった

見たくなかった

テストが嫌だった

勉強は嫌いじゃないが

解けない時が怖かった


できると思っていたができなかった

走れると思ったが限界があった

悲観的に捉えすぎなのかもしれない

楽観的になれたらいいのにと願った


こんな心嫌だ、思考も嫌だ

逃げていたのかもしれないが

自分なりには戦っていて

身体は限界がきていた

悲鳴をあげ、さらに私を苦しめる

何もなしには本当に辛くて

薬という手助けが必要になった


小さい頃から風邪薬を飲んでいたから

最初は貧血から始まり

胃が駄目になり胃カメラを飲むことになる

貧血や胃の薬を飲むことに躊躇いなどなかった

それで、生活ができるならいいだろう


しかし、心が持たなくなる日が訪れた




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ