祖母の家
始めましてプルタブⅣです。
今回初めての投稿ということでよろしくお願いします!
父「千里ー!そろそろ行くぞー」
リビングから父親の声が聞こえてきた
今日から夏休みだというのに私は友達と楽しく過ごすことができないのだ。
母親が入院中で家にほとんど一人になるのを父親は心配して母の実家に私を預けることになった。
正直母の実家には行きたくない
一度行ったときの事を覚えているが本当に何もない田舎
都会っ子の私には辛すぎる
父「千里――!!」
千「今行くー!」
電車に乗る事3時間ぐらい?
辺りは見渡す限り田んぼ
父「こんにちわ」
祖母「あらぁ、いらっしゃい」
祖父「よく来たねぇ」
笑顔で迎えてくれた祖父と祖母
父「じゃぁ、父さんはもう戻るね」
千「えっ!また戻るの!?」
父「今日も仕事が山積みなんだ、、悪いな」
お父さんは私の頭を軽くポンポンすると祖父と祖母に一礼して今きた道を戻って行った
玄関先で私が立ったままでいると
祖父「はやくおいで」
祖母「西瓜でも食べるかい?」
私の事を気を使ってくれてるようだ
縁側に行き祖母が切ってくれた西瓜を頬張る
千「....おいしい」
私がそういうと二人はにっこりほほ笑んだ
食べ終わるとすることがなく暇になったので少しぶらぶら歩くことに決めた
千「ちょっと散歩行ってくる」
玄関でサンダルを履きながら祖母に伝えた
私が外に出ようとした時思い出したかのように祖母が口を開いた
祖母「坂の上にある神社の子に話し掛けちゃだめじゃよ」
それだけ言うと居間のほうへ戻っていった
私は意味が解らず頭に?をうかばせていた