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16話  3日目の5&スレ編2

パソコンの電波が全然繋がらず、投稿が遅れてしまいました

本当に申し訳ありません…


今回は3日目の終了だけで終わると短くなってしまうので、スレ編も一緒にしました

アインズのあるプレイヤー作業場。

3人のプレイヤーを、20は超えているプレイヤーが囲んでいる。

3人の1人、白い髪の男性が手を挙げた。


「それじゃあ…最初はグー、ジャンケン、ポン!」


パーを出した男性。

周りのプレイヤー勢が騒ぎ出した。


「よっしゃ!おれ勝ち!」

「負けたぁ!」

「アイコ、アイコって駄目だっけ!?」

「アイコも駄目だよ。勝った人からね」

「やった!初めてお爺さんの料理ゲット~♪」

「ウラヤマ、爆発…はしなくて良いから、次は俺の代わりに負けろ」

「うわ、妙に現実味のある…」


チョキを出して勝ったプレイヤー達が、次々に男性の隣に居る2人の女性にトレード申請をする。

事前に決めてた金額をトレード画面に移し、目的の品を受け取る。

負けたプレイヤーからの視線が妙に痛く感じる中、アイテムを取り出した。


ポヨンちょうの丸焼き

完成度7

説明:良い具合に油の乗ったポヨン鳥を丁寧に下処理し、ハーブや塩、胡椒で味付けをして焼いた一品。パリッとした皮や油の乗って柔らかな肉は、一口食べたら止まらない一品。


ポヨン鳥とは、歩くたびにお腹がポヨンポヨンと揺れることから名づけられた鳥で、見た目はお腹の辺りが大きい鶏である。焼くととても美味しいから、NPCからもプレイヤーからも人気の高い食材だ。

匂いだけで米が食べられそうなそれに、豪快にかぶり付いた


『うーまーいーぞー!』


あまりの美味さに叫ぶプレイヤー達。

それを、視線だけで殺してやると言いたげな表情で見続ける他のプレイヤー達。

そして…


「うん、上手く焼けたっぽいねぇ」

「えぇ、パリッと皮が焼けてて良かったわぁ」

「うーん…私、今とっても幸せですぅ…」

『お爺さんの料理はどれも美味しいです!』


自分達も美味しく丸焼きを食べている3人組…フミ、サクラ、紅と、その足元で骨ごと噛んでいる1匹の狼…月光だった。

因みに、ジャンケンに負けたプレイヤーに一口だけ食べさせてあげるプレイヤーが殆どで、結果的には全員丸焼きを食べられたようだ。

一口だけ食べた人も、『うーまーいーぞー!』と叫んでるあたり、皆古いネタを知っているんだねぇ、と月光を膝に乗せ撫でながらも思うフミだった。




「さて、と…明日はラジオ体操から始まって、冒険に出かける予定だったね?」

「そうですねー。明日は東じゃなくて南側に行ってみましょうか。たしかあっちはコボルトやスライムよりも強いモンスターが出るらしいですよ」

「あら、それは楽しそうねぇ」

『私ももっと強くなって、お爺さんの役に立ちたいです!』

「そう焦らなくても良いからね、月光。今日は1人で狩りをしていたんだろう?」


月光はまだLv1であった事を気にしており、今回1人…ではなく1匹だけ別行動で街の外に行き、狩りをしていたのだ。

このような行為はテイマー職のプレイヤーもしており、『珍しいモンスターだなー』程度でしか見られていない。

お陰でLvは4に上がり、そのお陰か若干大きくなっていた。


『早く大きくなって、お爺さん達を背中に乗せて世界を旅してみたいです!』

「おや、それは楽しそうだねぇ」

「ウルフロードで旅ですか…超贅沢ですね。前作ではドラゴンに乗って旅をしてみたテイマーさんが居たけど、こっちも凄いですね」

「狼に乗って世界旅行…現実では出来ないわねぇ…楽しみねぇ」

『まずはお爺さんから、です!』


因みに、この会話も普通の人にはワンワン言っているようにしか聞こえておらず、パーティーメンバーのサクラと紅もチャット画面に文字で表示されているだけ。

音声だけの会話が成立しているのはフミだけである。

そもそも、テイマー職は甲冑を付けられず、最高で胸当て等の軽い物なので、フミの様にガチガチな前衛職装備のテイマーは存在しない。

そのため、非常に目立つ。


「あの人、犬に話しかけてるよ?」

「テイマーさんかなぁ…?」

「いや、装備がどう見ても侍系だろ」

「掲示板にも乗っていないレア職業とか?」

「テイマーだったら甲冑系の防具は付けられない筈だし…うーん」

「でも犬も可愛いし、白と黒で似合ってるよね。和むわぁ…」

「同意。SS撮ろうっと」

「ホントお爺さんはこのゲームの良心。荒れたネットマナーにイラついた心が癒されるわぁ…」


と、本人達も知らぬ間に人気が高まっていくが、それを本人達が知るのはもう暫く先の話。



――――――――――――



【みんな】癒されるSS貼ってこうぜ 2【集まれ】


1:しょうごろ

このスレは、荒れたネットマナー、礼儀知らずな糞餓鬼、中々先に進めないストレス等によって疲れてきたプレイヤーが見て、心が癒されるようなSSを貼っていくスレです。

早速貼っておきますね (・ω・)つ【猫を頭に乗っけて微笑むロリ少女のSS】


2:へタレ1号

ふぉおおおおおおおおおおお!!!


3:バニラ

セーラちゃん来たぁああああ!!!


4:チョコラ

セーラちゃんかわいいよハァハァ


5:チキン野郎 

セーラちゃんprpr


6:悟り

ゲッ、ぺロリスト!!


7:チョコラ

>>5 通報しますた


8:チキン野郎 

あ、ちょっタンマ!俺は悪くねぇ!俺は悪くねぇ!!

セーラちゃんが可愛すぎるのがいけないんだ!


9:悟り

 有罪ギルティ


10:へタレ1号

 有罪


11:バニラ

 有罪


12:チョコラ

 有罪


13:チキン野郎

>>9~12 俺は悪くねぇえええええ!!!




暫くロリ画像+αが投下され続ける…




210:チョコラ

いやー、私>>178が一番好きかなぁ

画像保存しちゃったよ


211:悟り

金魚が5匹中で泳ぎまわっているスライムな

自分で発見したんだけどさ、あれは倒せなかった…orz

めっちゃ和んでしまった…


212:チキン野郎

俺もあんなの見つけたら倒せねぇよ

なんで取り込まれたときに吸収されてないんだよ、あの金魚sは…


213:チロル

みんなー、新しい癒しを発見したよー

つ【椅子に座り膝に乗せた犬(?)を撫でて微笑む白髪の男性のSS】


214:バニラ

うっひょおおおおおおおお!!!


215:チョコラ

これはやばい

犬…じゃなくて狼だと思うけど、目がトロンってなってるのが可愛い!

保存しますた


216:コッペパン

あ、俺今現場に居るわ

これ追加です つ【狼に顔中嘗め回されてる白髪さんと、それを見て笑っている赤髪さんと黒髪さんのSS】


217:悟り

破壊力ぱねぇ…

俺がロリ以外の画像を保存したの、人生で始めてだわ…


218:チロル

この3人の中、赤髪さんと白髪さんはお年寄り夫婦だってー

黒髪さんは一緒にプレイしてる高校生なんだって、今本人から聞いてみたー


219:バニラ

やばいやばい、犬好きな私歓喜な画像が連続で…

もう何も怖くない(明日テストです☆)


220:へタレ1号

いや、テストはしっかり受けておけよ

高校中退したから就職がクッソ大変だったお兄さんからの忠告だゾ☆


221:チロル

赤点教科が4つもあって、地獄を見たお姉さんからも忠告しておくよー

テストはがーんーばーれ♪


222:バニラ

>>220・221

なんか御免なさい…orz


223:コッペパン

今日最後の投下ー

つ【寝ちゃった狼をお姫様だっこみたいに持ち上げて優しく見守る白髪さんのSS】


224:チキン野郎

楽園は此処に会ったんだな…


225:悟り

俺、ロリ以外にも癒しがあるって分かったよ…

明日からは、ロリ以外にこの3人組+1匹にも癒しを求めるわ…


226:バニラ

しょ、悟りさんがロリ以外に目覚めた!?

明日は、大雨かな…


227:チョコラ

大雨で済むかなぁ…


228:チロル

まぁ、きっと明日にはまた元気にロリっ子を追いかけてるでしょ


229:コッペパン

>>226~228

お前ら…中々酷いな

まぁ、同意するけどさ

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