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第一話:兄と私と親友と

【注意書き】

この小説は、私のリア友である「矢太刀」執筆の「俺の友好関係はやはりカオスである」の番外編(桃姫(曜斗妹)視点)です。

尚、矢太刀とはあらかじめ話し合いをし、設定の考案にも参加しています。

簡単にいえば、矢太刀と私、リア友数名での共同作品です。

なので、著作権的問題は一切無いことを明記しておきます。

そして、これは知っても知らなくてもよろしいですが、この話のモデルは矢太刀、私、その他リア友のくだらねー日常となっています。

しかし、口調やちょっとした設定以外は実在の人物、団体、地名とは一切関係ございません。

なので、存命中の人物の二次創作に当てはまらないことも明記します。

以上のことを念頭に置いて、この小説を閲覧していただけるとありがたいです。

それではごゆっくりお楽しみください。

私の名前は、八生(やよい) 桃姫(ももき)

よく奇行種とか言われるけど、ただのアホの子のJC2です!

……多分。

「桃ちゃん、なにぼーっとしてニコニコしてんの?マジ奇行種。」

そしてそして、此方の辛辣なお方が……青鷺(あおさぎ) 瑪呀(めあ)。通称瑪呀さま。

私と同じ演劇部のクーデレな方でございます。

「べっ、べつに?何でもないよ?」

「ふーん。で?桃ちゃん、家の前過ぎてるよ?」

「ふぉえぇええええぇえ!?」

私はうっかり変なステップで家の前まで戻ってしまった。

地雷踏んだー。まーいいy

「うわ!!何その歩き方!!マジ奇行種!!」

前言撤回。やっぱよくない。

「瑪呀さまってさ、語尾に"マジ奇行種"って付けるのマイブームだったりする?」

「え?違うよ、桃ちゃんだからだよ。」

「……ですよねー。

って、そんなことより上がってってよ!!」

「そうだよ、そのために来たんだよ。

おっじゃましまーす」

私の親は共働きだから、まだ家には帰ってきていない。

でも、そんなはずの家の中にいる唯一の肉親、お兄ちゃんは……あれ?

「あっ!恋助(れんすけ)さんじゃないですか!」

「あ、桃姫ちゃん、やっほー」

「お兄ちゃんがいつもお世話になってます。あ、お菓子いりますか?」

「いいよいいよ、俺もう帰るとこだしwアイツと違って桃姫ちゃん気きくなぁ~。それじゃぁね~」

「はい、またゆっくり遊びに来てください!」

「はーい」

今日は恋助さんきてたんだー、お兄ちゃん機嫌いいだろうなー

あんな紳士的な友達いるのに、どうしてお兄ちゃんってばあんな…

「桃ちゃんー、はーやくー」

「あっ、ごめんごめん忘れてた!いこいこ、私の部屋!」

私の部屋は2階の隅っこ。そこまで瑪呀さまを誘導しようと思ったら、急に瑪呀さま立ち止まっちゃった。

「瑪呀さま、どうしたの?」

「桃ちゃん、あ、あの人……誰…?」

「ほへ?」

その視線の先を見ると……


どす黒い?いや、どす紫?とにかく気持ち悪いオーラ出しながらう○い棒とかカ○ビーのポテトチップスとかのごみを処理するお兄ちゃんの姿…

「ああ…あれね…私の…お兄ちゃん………」

「……ええっ!?!?」

信じられないといった面持ちで私とお兄ちゃんを交互に見やる瑪呀さま。

「あのスカート超短く、パンツ見えるんじゃね?くらいまで折りまくって、イマドキで可愛い文房具とかいっぱい持ってて、 アホで奇行種で元気いっぱいで友達いっぱいいるし、成績はむちゃくちゃいいし、部活では副部長を務める、あの、桃ちゃんの、お兄ちゃん…!?」

「瑪呀さま、なんか所々誇大表現がされている気がするんだけど……。てか、優等生じゃないよ……。」

「だって成績めっちゃいいじゃん!」

「国語以外はくずだし!!」

ちなみに私の国語は人並み…のはず。

ギャーギャー言い争っていたら、お兄ちゃんが私たちに気づいたらしく、こっちを向いた。

「ヒッ!!」

声にならない悲鳴を上げる瑪呀さま。

「お兄ちゃん、私の部活の仲間で大親友の瑪呀さま!」

「………桃姫の兄の……八生(やよい) 曜斗(ようと)です…どうぞ宜しくお願いいたします……。」

うわ、瑪呀さま絶句してるよ。

「ぎ、

ぎぃやあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

「あっ、瑪呀さま、そのドアはトイレ…

あーあ、いっちゃった………」

すごい悲鳴だったなー。てか、これからどうしよう。

「……なんだか、すまんな。」

「ちょっと呼び戻してくるから、身だしなみ整え…ってお兄ちゃんには無理か。

ヘアジ○ムとか持ってくるからちょっと待ってて!」

「え、ちょ、ま!」

~30分後~

「ふぅ…これでちょっとはイケメンかな……。」

「髪がパリパリする……」

「あっ!触っちゃだめでしょ!馬鹿兄!」

「…さーせん」

「よし、じゃぁ瑪呀さま呼んでくるねー」

ふぅ、てか瑪呀さま30分もトイレにいたのか、暇じゃないのかな。

よし!大声出すぞ!

「めーーーーーーーーあーーーーーーーーさーーーーーーーーまーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

「うるせーーー!」バタン

「よし、こっちきてね♪」

こう見えても、クラスで行われたアームレスリング大会で準決勝まで進んだんだからね♪

あー、私の素晴らしきヘアーアレンジ技術で生まれ変わったお兄ちゃんなら、瑪呀さま惚れちゃうかm…あれ?

「お兄ちゃん?」

「げっ!!」

「もしかして、髪の毛さわった?」

「グハッ!」

「で、元に戻そうとしてその有り様?」

「カハッ!」

「お前はV系バンドかーーーーーーーー!!」

ドコバキグシャッ

~諸事情によりお見せできません~

もうしょうがないから、トゲトゲツンツンヘアーで紹介するしかない。

「瑪呀さま、逃げないでね^^

改めまして紹介します。こちら、兄の曜斗です!」

「は、はじめまして……桃姫の部活メイトの…青鷺瑪呀です……。」

「瑪呀、ちゃん…宜しく…お願い…します………。」

「瑪呀さまー、お兄ちゃんはこんなんだから女と話す機会、ほっっっっっっとんどなくてね?慣れてないんだけど仲良くしてあげてね♪」

「カハッ」

「う…うん。」


こうして、瑪呀さまとお兄ちゃんは無事面会を果たした。

私たち三人と…お兄ちゃんの数少ない友達何人か。

これからどんな生活を送れるのかな♪期待です♪

―2へ続く―

この度はこの小説をご覧いただき、誠にありがとうございました<(_ _)>

素人の小説なので、見苦しい点だらけだったと思います。

矢太刀とも話し合い、何度も小説の中身を吟味してまいりますので、今後のシリーズも是非ご覧いただけると嬉しいです。

本当に閲覧ありがとうございました!

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