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第65話 楽しそうなジュリエットさん

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面白い事しか書かないつもりで書いた、妖精たちを活躍させる設定もりだくさん!

妖精たちの可愛さを愛でるほのぼの展開!

妖精たちの可愛い性格からくるコメディ!

フェアリーピクシーインプ主力みんな美少女!

異世界転生したばかりの赤ちゃんと妖精たちが大活躍!

オタク趣味の魔法を使う男主人公赤ちゃん!

凄すぎる英雄基本能力!

妖精たちが主戦力!

新たなジャンル、コミカルメルヘンファンタジー!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



「リリアン姫様も英雄化したいんですか?」王宮内の近衛騎士団このえきしだん総合武道場の二重扉にじゅうとびらの左右に屋根と柱だけのテント・タープテントの大きいのが5つずつならびその床に体操マットがキレイにしかれた上に、他の人たちといっしょにぐったりと寝ているリリアン姫を見つけたので声をかける。

「ああ、アルヴィンさんですか……。私昨日の夕食後から熱波ねっぱ範囲内はんいないで剣術のけいこをしていたのですが、さきほど3度目の熱中症になって運ばれてきました……」とリリアン姫上半身だけを起き上がらせ、元気がない声で答える。

「まわりでたおれてる人たち半分ぐらいおじいちゃんおばあちゃんですけど、なんでこんなことになってるんですか?」

「いつ英雄化してもおかしくない魔力の層18層以上が、おじいちゃんおばあちゃんと不老の薬を飲んだ人たちだからですよ?」と言ってリリアン姫は、お付きのメイドさんにわたされた飲み物をごくごく飲む。

「え? リリアン姫様もですか?」

「いえ! 私はコネです!」飲み物で元気になったのか、リリアン姫が元気に答える。

「ああ、そうですか……」

「そういうこともあるよね!」とリリオーネ。


 王宮内の近衛騎士団このえきしだん総合武道場の中に入るとすぐに空中戦をしているジュリエットさんたちを見つけたが、素早い(すばやい)うえに遠く(とおく)で何をやっているのかわからない。

「フィリオーネさん!リリオーネさん!フロレーテさん!じゃまにならない範囲はんいで近くまでよって、視覚情報しかくじょうほう送って(おくって)もらえないでしょうか!」

「「「しょうがないわね~。あたしも知りたかったし良いよ!」」」とフィリオーネ・リリオーネ・フロレーテが、ジュリエットさんたちのまわりに飛んでいき視覚情報しかくじょうほう送って(おくって)くる。

 先頭を飛んでいるのはロロなのだがルルが方向転換するとルルを視界に入れた状態で先頭を飛ぶようにしているので、今狙われているのはルルなのだろうか?

 そう思ってみてみるとルルは、ルイーズさんを視界に入れた状態で後ろ向きに飛んでいる。

 ロロは、そのルルとエマさんを視界に入れるように後ろ向きに飛んでいる。

 エマさんとルイーズさんはメイド服ではなく首だし全身タイツ風竜鱗(りゅうりん)にドラゴンの羽を出した姿すがたで、ジュリエットさんの視界にルルが入らないように飛んでいる。

 それも近衛騎士団このえきしだん総合武道場の奥行きの終点になる前に、状況が変わる。

 ルルが90度方向転換した所でジュリエットさんの視界に入り、ジュリエットさんは見えない空中の足場と壁を使って三角飛びでエマさんとルイーズさんを振り切りルルに迫る。

 そこでルルの後ろに待機たいきしていたロロがジュリエットさんの顔面に突撃とつげきし顔面にはりつこうとするも、ジュリエットさんの右手につかまりエマさんの方に投げつけられる。

 その間にルルは大回りに方向転換し距離をかせいでいたが単独行動だったので、あっという間にジュリエットさんに追いつかれ空中の見えない足場と壁を使った三角飛びであっけなくつかまる。

 そしてジュリエットさんは、ぼくの方に空中を走って近づいてくる。

「ひさしぶり! アルヴィンちゃん!」

「ひさしぶりって、まだ1日ですよ? それより今のエマさんとルイーズさんとロロとルルの、魔力の層の数ってわかりますか?」

「エマちゃんとルイーズちゃんが22層! ロロちゃんとルルちゃんが19層だよ!」

「エマさん2層もあがったんですね!」

「そう! 全員18層以上だから、いつ英雄化してもおかしくないんだよ!」

 話している間にまわりをエマさんとルイーズさんとロロとルルにかこまれて、ジュリエットさんはルルを正面にするように位置取りをする。

 それによってジュリエットさんの右手側にエマさん左手側にルイーズさん、正面の手の届かない場所にロロとルルがジュリエットさんの両手を広げたより広く離れてタイミングを見計らっている。

 ジュリエットさんは右手でエマさんのジュリエットさんの手を捕まえ(つかまえ)ようとする両手を左手でルイーズさんのジュリエットさんの手を捕まえ(つかまえ)ようとする両手を、片腕片手ずつ別の生き物のようにあやつって叩き落として(はたきおとして)いく。

 そこにロロとルルが上下左右たくみにおたがいの位置を変えながら近づきそれぞれ加速してロロはジュリエットさんの顔面に突撃しルルは地面すれすれからジュリエットさんの足に突撃していく。

 そこでジュリエットさんは左右のエマさんとルイーズさんの両手を叩き落とし(はたきおとし)ながらルイーズさんの足をはらい転ばせ(ころばせ)空いた(あいた)左手で顔面に突撃してきていたロロを捕まえて(つかまえて)投げ飛ばし足元のルルをジャンプしてよけようとした所で右手をエマさんに捕まえられ(つかまえられ)足元のルルをよけられずに、汗の浮かんだ(あせのうかんだ)素肌すはだの右太ももに張り付かれる(はりつかれる)

捕まえた(つかまえた)! 10かぞえてね!」と言ってルルは、一指拳いっしけんの一族が捕縛術ほばくじゅつの訓練をしている所に走っていったエマさんを追いかけていく。

「あす休み何で、あさって来ますね!」

「りょうか~い!」ジュリエットさんは、楽しそうに数を10かぞえだした。


挿絵(By みてみん)

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第36話~第52話までは、「『妖精使いアルヴィン』面白いじゃん! ほぼ確実に小説の賞とれるから、書籍化のためにも3冊分ぐらいは書いとかないと! いや~、まいっちゃうな~」と脳天気に書いていた部分で。

第53話からは、「なぜか『妖精使いアルヴィン』が一次選考にも引っかからない! でも『妖精使いアルヴィン』より面白いネタが思いつかないから、続編を書きながら筆力をあげよう!」と書いている部分になります。

第75話で第2章一時完結にしてアイディア出しをしていたのですが、カクヨムの短編コンテスト「KAC2024」に短編を8本書いた結果、その内の7本をまとめて続編短編を付け足していく形で「オマージュなしの長編化」をして完成した長編をその時やっていた「ラノベ小説賞」に応募することにしました!

僕の短編に興味を持った方は、「カクヨム」まで見に来て評価の★を付けていってください!

今まで評価の★を付けてと言ってなかったのですが、評価が付かないとあんまり読んでもらえません!

評価の★をジャンジャン付けて、僕の執筆意欲をかきたててください!

ここまで読んでくださった人たちなら、このぐらいのお願いしても良いよね?


ドングリしろうと南都那氏

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