表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

48/75

第48話 無敵ドラゴンとドラゴンゾンビ?

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

面白い事しか書かないつもりで書いた、妖精たちを活躍させる設定もりだくさん!

妖精たちの可愛さを愛でるほのぼの展開!

妖精たちの可愛い性格からくるコメディ!

フェアリーピクシーインプ主力みんな美少女!

異世界転生したばかりの赤ちゃんと妖精たちが大活躍!

オタク趣味の魔法を使う男主人公赤ちゃん!

凄すぎる英雄基本能力!

妖精たちが主戦力!

新たなジャンル、コミカルメルヘンファンタジー!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



「遅かったな?」フィリオーネの回復魔法がなければ進めなくなってから数十回戦いその階の奥まで進みドラゴンの絵の描かれたドラゴンサイズの大きな扉のまえで、焼け焦げたモンスターたちやストーンゴーレムの残骸の山が大量に壁際に積まれた部屋でレッドドラゴンのエマさんが待ちくたびれたように言った。

 ちなみにダンジョンで倒したモンスターはダンジョンの神に死体をお返ししなくても、丸1日でダンジョンに吸収される。

 それが証拠にここまで来る時に通った道にはモンスターの死体は落ちていなかった、丸1日以上前からここでわいたモンスターを倒していたと言う事だろう。

「まとえる魔力の層の数がたくさん増えたんですか?!」周りに積みあがっているモンスターの死体、とくにストーンゴーレムのバラバラ死体を見てレッドドラゴンのエマさんに質問するぼく。

「いいや、増えてないぞ?まとえる魔力の層の数は20層だ」レッドドラゴンのエマさんが答えてくれる。

「でもルイーズさんと一緒に戦った感じじゃあ、この階のモンスターを倒し続けるにはフィリオーネの戦闘中の支援回復が必須条件みたいになってるんですけど?」

「ああ、世界樹の中に入ってしばらく戦っていたら新しく魔法を覚えてな。まあ新しくと言うより、ドラゴン化した時に力と引き換えに失った能力を魔法として再獲得したみたいな物だが……」

「まさか精霊体になれるようになったんですか?」

「ああ、全身に炎をまとった状態で炎によるダメージも物理的なダメージもあたえられるようになりこちらにチャンネルを合わせられない敵の攻撃は魔力にダメージを与える攻撃しか受け付けなくなった!まあその魔法を使っている間だけだが……」

「何その無敵ドラゴン!」

「いいや、無敵ではないぞ?普通に死んだり魔力が尽きたりするからな?だからここでお前たちを待っていたわけだしな!」

「なるほど!今ぼくたちのまとえる魔力の層の数なんですけど、フィリオーネが22層、ルイーズさんが21層、フロレーテが20層、ぼくとリリオーネが19層、ロロとルルが18層、なんです。あと回復魔法はフィリオーネとルイーズさんしか使えません!何かの強敵と戦うつもりの様ですけど……ぼくたちって役に立ちますかね?」ちょっとヒクツ気味に聞いてみる。

「回復魔法なら私も使えるが、なんでそんなにヒクツなんだ?それはそうと22層も魔力の層をまとえる奴がいるのか!ちょっと扉ごしに、中にいる奴の魔力の層とか調べてくれないか?」

「は~い!」と言ってフィリオーネが扉の方を向いて何やら難しい顔をする。

「まとえる魔力の層の数が22層のドラゴンゾンビかな?」

「その魔力の層の数ではおそらく、ドラゴンとしては最弱の個体がゾンビ化して潜在能力を限界まで引き出されたとかだろうか?」とレッドドラゴンのエマさんが、グリーンドラゴンのルイーズさんの方を向いて話しかける。

「そうだろうな」とグリーンドラゴンのルイーズさん、うなずく。

「最弱と言えば、ブルードラゴンのエリックが世界樹の中に入った所で死んでいたんだが……」とレッドドラゴンのエマさん扉の方を向く。

「ダンジョンにある死体はダンジョンの神に死体をお返ししなくても、丸1日でダンジョンに吸収されますよ?それに、ぼくたちが来た時にはドラゴンの死体はなかったです」一応レッドドラゴンのエマさんが感覚的にしか知らないと思われる事を、補足して言うぼく。

「ブルードラゴンのエリックといえばリザードマンから進化したせいか体のちいささや魔力の層の数の少なさのわりに、やたら格闘能力が高かったな……。それで何度も、エマに子供を産ませようと格闘戦を挑んできてギリギリの所で負けてたな……。世界樹の中に入った所で死んでいたと言うなら、おそらくエマを心配してかあるいはエマに認められる実力をつけようとしたのだろうな……。いや、あいつは最弱のドラゴンではないだろう!」とグリーンドラゴンのルイーズさん、しみじみと語っていたのに最後はレッドドラゴンのエマさんに大きな顔を突き出してうったえかける。

「いや、魔力の層15層のドラゴンは最弱だろう?まあ才能があったがために魔力の層15層でドラゴンになれてしまった、とも言えるかもしれないが……」とレッドドラゴンのエマさん少し顔を引いてグリーンドラゴンのルイーズさんの顔を避けながら、それでもルイーズさんの目を見て言う。

「それで仮にこの扉のむこうにいるのがブルードラゴンのエリックがゾンビ化したモンスターだとして、どうやって戦う?」とグリーンドラゴンのルイーズさん、自分の大きな顔で扉をさししめしながら言う。

「私が精霊体になって格闘するから、ルイーズはファイヤーブレスをあびせ続けろ!精霊体になった私には精霊体ではない上に精霊体とのチャンネルをあわせる事に初心者のそこのフェアリーの回復魔法はとどかないだろうから、ルイーズの回復をしていてくれ。その他の者は魔力にダメージを与え続けろ!」とレッドドラゴンのエマさん、ぼくたち全員を見わたして指示を出す。

「それがだとうだな。それよりも精霊体になったうえで、ダメージを受けると思っているのか?」とグリーンドラゴンのルイーズさん、納得いかなそうにしている。

「ああ、精霊体どうしの方がチャンネルは合わせやすいが、亡霊もただの実体よりはチャンネルを合わせてくるんだ」とレッドドラゴンのエマさん、不自然にグリーンドラゴンのルイーズさんから目線をそらしぼくたちの方を見て言う。

「いや、チャンネルをあわせてくるなら精霊だろう?亡霊は迷信だぞ?」とグリーンドラゴンのルイーズさん、レッドドラゴンのエマさんを見ながら言う。

「「「「「「「「……」」」」」」」」一同不自然に静まり返る。

「……え?エマさん?ルイーズさんの勘違い直さなくていいんですか?」見つめあった状態になっていたレッドドラゴンのエマさんに、聞くぼく。

「無理なんだ……」とレッドドラゴンのエマさん、ぼくにうったえかけるように言う。

「なんだ?勘違いとは?亡霊が迷信だと言う事は事実だぞ?」とグリーンドラゴンのルイーズさん、心外そうに言う。

「「「「「「「「……」」」」」」」」一同沈黙。

「まあ、それはそうと。落ちてる武器を回収して死体をダンジョンの神にお返しするんで、待っててください。ああ!エマさんも死体をダンジョンの神にお返しする方法、覚えてくださいね!」


挿絵(By みてみん)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

第36話~第52話までは、「『妖精使いアルヴィン』面白いじゃん! ほぼ確実に小説の賞とれるから、書籍化のためにも3冊分ぐらいは書いとかないと! いや~、まいっちゃうな~」と脳天気に書いていた部分で。

第53話からは、「なぜか『妖精使いアルヴィン』が一次選考にも引っかからない! でも『妖精使いアルヴィン』より面白いネタが思いつかないから、続編を書きながら筆力をあげよう!」と書いている部分になります。

第75話で第2章一時完結にしてアイディア出しをしていたのですが、カクヨムの短編コンテスト「KAC2024」に短編を8本書いた結果、その内の7本をまとめて続編短編を付け足していく形で「オマージュなしの長編化」をして完成した長編をその時やっていた「ラノベ小説賞」に応募することにしました!

僕の短編に興味を持った方は、「カクヨム」まで見に来て評価の★を付けていってください!

今まで評価の★を付けてと言ってなかったのですが、評価が付かないとあんまり読んでもらえません!

評価の★をジャンジャン付けて、僕の執筆意欲をかきたててください!

ここまで読んでくださった人たちなら、このぐらいのお願いしても良いよね?


ドングリしろうと南都那氏

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
g7b9z1ybie018ll30kreq7i97uf_6fs_7i_7i_7m3.jpg
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ