第44話 無敵ゴーレムとこれからの方針
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面白い事しか書かないつもりで書いた、妖精たちを活躍させる設定もりだくさん!
妖精たちの可愛さを愛でるほのぼの展開!
妖精たちの可愛い性格からくるコメディ!
フェアリーピクシーインプ主力みんな美少女!
異世界転生したばかりの赤ちゃんと妖精たちが大活躍!
オタク趣味の魔法を使う男主人公赤ちゃん!
凄すぎる英雄基本能力!
妖精たちが主戦力!
新たなジャンル、コミカルメルヘンファンタジー!
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「魔力の層の数が14層のストーンゴーレムとキマイラとアンデッドだな、だがこれは……」キマイラと数十回戦いダンジョンの上の階にのぼる坂道をのぼった先で、身長3メートルのストーンゴーレム5体、体長3メートルのキマイラ8頭、身長1.6メートルから3メートルのゾンビ17匹を見たグリーンドラゴンのルイーズさんが、モンスター全体に無数の植物のつるを飛ばしストーンゴーレム以外のモンスターをすべて拘束した。
「ストーンゴーレムの中には、大量の魔力と魔力の層を持ったコアがあるようだな」とグリーンドラゴンのルイーズさんが落ち着いた声で言う。
「石に魔力を流すと物質にダメージを与える魔力に効率よく変換されるうえにストーンゴーレムは全身にその魔力をめぐらせているから、攻撃には当たらないようにね! 赤ちゃんとフェアリーじゃあ一撃で死にかねないから! それと見てわかるかもしれないけど、相手は石だから生物型のモンスターとは比べ物にならないぐらい炎に強いからね! あとこちらの魔力にダメージを与える攻撃も、ある程度物質にダメージを与える攻撃に変換して耐えられる上に物質的なダメージを修復されるから辛抱強く戦ってね! ああ!まだあった! ゴーレムとゾンビが手に持っている剣だけど、石より鉄の方が物質にダメージを与える魔力に変換されやすいから!」とフロレーテが、英雄の存在の力で時間の隙間に割り込んで早口でまくし立てる。
「何その無敵ゴーレム! 頭に書いてある文字の先頭に書いてある一文字を消すと死と言う意味になって動かなくなる弱点は?」とぼくも、英雄の存在の力で時間の隙間に割り込んで早口で質問する。
「そんな文字書いてあったらいいわね! でも迷信だから信じちゃダメよ?」とフロレーテがまた英雄の存在の力で時間の隙間に割り込んで早口で言う。
「英雄化していないロロとルルはぼくの所に来てそれぞれぼくの左手と手をつないで! ぼくの英雄の存在の力で攻撃を避けるから! ぼくたちは同じゴーレムに集中攻撃ね! ルイーズさんも攻撃にくわわってください!」英雄の存在の力で時間の隙間に割り込んで指示を飛ばしながら電気の負荷を肉体にかけて潜在能力を超えるスピードを引き出すハ●ターハ●ターのキ●アの技・●速を、仲間にダメージを与えない設定で使いロロとルルの腕をまとめてつかむ。
そんな事をしている間に拘束されているモンスターが射線に入らない位置に移動したゴーレムがまだ30メートルの距離があるにもかかわらず剣に魔力と力を込めて、横なぎに魔力の斬撃を放ってくる。ぼくはそんな地面から30センチの高さをたもちながら徐々に横に巨大化していく魔力の斬撃を、●速で潜在能力を超えるスピードを引き出されている影響で大きく空中にジャンプして逃れる。するとそれを待っていたようなタイミングで、通路の左右に分かれて拘束された仲間を迂回していたゴーレム4体がそれぞれの魔力の斬撃を空中にいるぼくに放ってくる。ぼくは急いで英雄の存在の力で時間の隙間に割り込んでフィリオーネの羽にそっくりなぼくの体の大きさに合わせた羽を生やして身体をピカッと光らせ、違う角度で飛んでくる4つの斬撃を加速しながらジグザグに飛んで回避し、最初に攻撃してきたゴーレムとは反対側の2体しかゴーレムのいない左側のゴーレムの内の1体の背中側につけ「ほら!魔力に集中攻撃して!」とロロとルルをせかしながら、ぼくも手首の無い右腕から魔力にダメージを与える電撃を放つ。遅れてロロが「あたしたちねらわれている!」と言いながら電撃を放ち。続いてルルが「こんなスピードで動いた事がないからねらいが!」と言いつつも電撃を放つ。ぼくたちの攻撃でゴーレムの身体に「パキ!」と言う音とともに亀裂が入るが、ぼくたちは魔力にダメージを与える攻撃をしているのであって狙い通りにはなっていない。そこに振り返ったぼくたちが攻撃したゴーレムともう1体のゴーレムが、今度は魔力をまとっただけの剣を振るってくる。ゾンビたちの運動能力に劣らない速度で2本の剣が振るわれてくるが、英雄の存在の力や羽を使うまでもなく地上に降り立ち●速で潜在能力を超えるスピードを引き出されている状態だけで危なげなく避け辛抱強く電撃を3重に放っていると、フィリオーネとリリオーネとフロレーテも集まってきて電撃を放ち、グリーンドラゴンのルイーズさんも拘束されたモンスターを踏みつぶしながらこちらにかけよってきてゴーレム2体を背中側から踏みつぶす。そのタイミングで拘束されていたモンスターたちが燃え上がり、残り3体のゴーレムのいる場所を見失う。だがグリーンドラゴンのルイーズさんの視線の位置からは残りのゴーレムのいる場所が分かったのか、大きな身体をひねり勢いをつけてしっぽでゴーレムが最後にいたあたりをなぎはらうと、体長3メートルのゴーレムが3体炎の中から弾き飛ばされて壁に激突し激突した壁から8メートル落下する。落下した3体のゴーレムたちを見てみると、3体ともが起き上がる所だったのでグリーンドラゴンのルイーズさんがモグラたたきか猫パンチかと言うような速度で3体のゴーレムを踏みつぶす。
「ルイーズさん!残っているモンスターがいないか確認するために、死体をダンジョンの神にお返ししてもいいですか?!」
「ああ!やってくれ!」と言いながら3体のゴーレムからマナチップが飛んでくるのを確認する、グリーンドラゴンのルイーズさん。
「ダンジョンの神の御恵みに感謝を……はぎ取りは終了しました、死体をお返しします」とぼくがダンジョンの神に祈ると、燃えていた死体も5体のゴーレムもふくめてすべてのモンスターが消えてきれいな通路だけが残った。
「ゴーレムは機能停止したみたいだね?じゃあみんな、聞いて~!」
「「「「「なあに?」」」」」とフェアリーたち。
「どうした?」とグリーンドラゴンのルイーズさん。
「今戦ったゴーレムの事なんだけど、ぼくたち全員魔力の層の数ではゴーレムより格上だったにもかかわらず、ルイーズさんの攻撃以外ほとんどきいてなかったのは気付いた?」
「気付くも何もそんなの当り前じゃない!ゴーレムの事はさっき言った通りだし、ドラゴンもとびぬけて強い種族なんだから!」とフロレーテが強く主張する。
「ここから先、ルイーズさんの拘束魔法でゴーレム以外のモンスターを拘束してもらいルイーズさんにゴーレムの相手をしてもらうと言うパターンの戦いになると思いますが、モンスターたちの魔力の層の数が増えていくと拘束魔法で拘束できないモンスターがゴーレム以外にも出てくるものだと思われます」
「ああ、その場合ゴーレムの相手を優先して、ほかのモンスターの相手はお前たちに任せればいいのだな?」とグリーンドラゴンのルイーズさん、空中に静止して話を聞いているフェアリーたちの真ん中で顔を突き出しぼくからの距離横に1.5メートル上空2メートルの位置で話に参加してくれている。
「はい、モンスターたちがそれを許せばですが……。まあ、それは置いといて、ルイーズさん!」
「なんだ?」とグリーンドラゴンのルイーズさん。
「剣で攻撃されるの大丈夫そうですか?」
「その事か……。まだケガを直していないしっぽのケガを見るか?」と言って後ろを向きしっぽのゴーレムを弾き飛ばした面を見せてくる、グリーンドラゴンのルイーズさん。
「ゴーレム用のでっかい剣が1本刺さってますね!それに2メートルぐらいの切り傷も……。剣からルイーズさんの腕にロープ掛けますから、自分で抜いてください」
「ありがとう。このぐらいのケガならドラゴン化してから使えるようになった治癒魔法で治せる」とグリーンドラゴンのルイーズさん、身体が光る事もなく魔法を傷に使い傷をふさぐ。
「四肢欠損しても治せるの?」と傷が治っていくところを真剣に見ていたフィリオーネ。
「いいや。ドラゴンは四肢欠損しても治るらしいが四肢欠損はまだした事はないから、魔法で四肢欠損は治せないぞ?骨折はあるがな!」となんとなく自慢げなグリーンドラゴンのルイーズさん。
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第36話~第52話までは、「『妖精使いアルヴィン』面白いじゃん! ほぼ確実に小説の賞とれるから、書籍化のためにも3冊分ぐらいは書いとかないと! いや~、まいっちゃうな~」と脳天気に書いていた部分で。
第53話からは、「なぜか『妖精使いアルヴィン』が一次選考にも引っかからない! でも『妖精使いアルヴィン』より面白いネタが思いつかないから、続編を書きながら筆力をあげよう!」と書いている部分になります。
第75話で第2章一時完結にしてアイディア出しをしていたのですが、カクヨムの短編コンテスト「KAC2024」に短編を8本書いた結果、その内の7本をまとめて続編短編を付け足していく形で「オマージュなしの長編化」をして完成した長編をその時やっていた「ラノベ小説賞」に応募することにしました!
僕の短編に興味を持った方は、「カクヨム」まで見に来て評価の★を付けていってください!
今まで評価の★を付けてと言ってなかったのですが、評価が付かないとあんまり読んでもらえません!
評価の★をジャンジャン付けて、僕の執筆意欲をかきたててください!
ここまで読んでくださった人たちなら、このぐらいのお願いしても良いよね?
ドングリしろうと南都那氏
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