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第20話 秘密なんてないよ!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

面白い事しか書かないつもりで書いた、妖精たちを活躍させる設定もりだくさん!

妖精たちの可愛さを愛でるほのぼの展開!

妖精たちの可愛い性格からくるコメディ!

フェアリーピクシーインプ主力みんな美少女!

異世界転生したばかりの赤ちゃんと妖精たちが大活躍!

オタク趣味の魔法を使う男主人公赤ちゃん!

凄すぎる英雄基本能力!

妖精たちが主戦力!

新たなジャンル、コミカルメルヘンファンタジー!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



 3時間ほど寝て午前8時に起き朝食オッパイを飲み午前8時45分にお母様に抱っこされて15分、王宮にまた午前9時に着いてしまった。

 軽い身体検査のあとすぐに王様に会えた。

「よく来た!妖精使いアルヴィン伍長! 今日は世界樹の種と、世界樹の種を世界樹に成長させる方法を見つけてきたそうだな!」と王様がゴキゲンで言った。

「はい! 結局世界樹の種はフィリオーネが最初から持っていたものが一番大きかったのですが、その過程でフェアリーの中に世界樹に成長させる方法を知るフェアリーを見つけました」

「そうだな! そなたは千匹以上のフェアリーから信頼を勝ち取ったのだったな! どのような秘密が……」と王様が言ったところで、リリオーネが王様の言葉をさえぎるように「秘密なんてないよ!」と強い言葉で言った。

〈ちょっと! リリオーネ、黙って!〉あわてて声に出さずに意思疎通の魔法で指示をする。

〈なんで? バレそうだったじゃない!〉とリリオーネ、本気で分からないと言う感情が伝わってくる。

〈秘密なんてないよ!なんて言ったら秘密がありますって、言ってるようなもんでしょ!〉

〈そうなの?〉リリオーネが愕然とした表情を浮かべる。

 その魔法で声に出さずにしゃべっている、リリオーネの顔を王様がじ~~~と見ている。

「秘密……」と王様が何か言おうとしたところで、代表として付いて来ていたフェアリーが3匹「「「秘密なんてないって言ってるでしょ!」」」とさっきのリリオーネよりも強い口調で言った。

「ふむ……」王様が何か考えてから、リリオーネの目を見つめてうなずく。

 そのままリリオーネも、真剣な顔をしてうなずく。

 王様は“秘密なんてないって言ってるでしょ!”と言っていたフェアリー3匹の目を順番に見つめてうなずいていった、フェアリー3匹も真剣な顔をしてうなずく。

「そうか……。秘密もないのに千匹以上のフェアリーから信頼されるとは見事だ! よって軍曹の地位と妖精兵団千匹隊長を名乗る事を許そう! これからしばらくは“妖精兵団千匹隊長妖精使いアルヴィン軍曹”を名乗るのだ!」

「……」

「どうした? うれしくないのか?」王様が不思議そうに聞いてくる。

「ぼくは普通の赤ちゃんなので……」

「そうか? 今日お前は毎年推定1万匹のフェアリーが生まれる、フェアリーの木を切らないでくれと頼みに来たのだったな。まあ普通に考えて許可は出せんが……」と王様が言った所でフェアリーたちが次々と「そんな!」「ひどい!」「人でなし!」と叫ぶ。

「みんな! 静かに! 王様の話をちゃんと聞いて! フェアリーが役に立つ種族だって分かってもらえたから、王様の機嫌がよかったんだよ! みんな!安心して!」

「ふむ……。フィリオーネ!出ししぶっていた世界樹の種を、提供してくれるそうだな!」

「しかたなくね! アルヴィンがこまちゃうから……」

「ふむ……。フロレーテは来ておるか!」

「来てるわよ!」

「ゴンドワナ大陸最大の大きさの世界樹を、たくさんのフェアリーとたくさんの世界樹の樹液とフェアリーの秘術を使って育てたらしいな!」

「そうよ! あたしが育てたのよ!」

「そのフェアリーの秘術とやらは、人間には出来ぬのか?」

「出来ないわね! 生き物には向き不向きがあるのよ!」

「ふむ……。大ビン200と小ビン4千をあたえる、世界樹の樹液を集める時に役立てるのだ!世界樹の種を世界樹にした時のあまりは持ち帰り、わしに差し出すのだ! 良いかフロレーテ!アルヴィン!お前たちの責任で、世界樹の樹液を集め世界樹を成長させる場所を国内で見つけ世界樹にするのだ! フェアリーの木は暫定的ざんていてきに切らないでおいてやろう! 拠点として使うのだ!」王様が言うとメイドさんたちが次々とビンをワゴンに乗せて運んできてフロレーテの前に積み上げる。

 それをフロレーテが収納魔法で身体をピカッと光らせてしまう。

「ありがとうございます!」


挿絵(By みてみん)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「妖精使いアルヴィン」は妖精たちが大活躍する物語ですが、さすがに第1話から活躍はさせてあげられませんでした。

第3話の最初の戦闘で、どのように活躍するのかのおおざっぱな方向性を。

第8話で、一般的なフェアリーと言う種族のしょうがない可愛さを。

第15話で、飛び回る妖精たちの可能性を。

第18話第19話で、フェアリーの木の種のシャレにならないやばさを。

第20話で、フェアリーたちの純粋さを。

第25話で、妖精の集団によるとびぬけた大物狩りを。

第26話で、ピクシーとインプの秘密を。

第28話で、強すぎる英雄狩りの脅威の基本能力を。

第33話で、フェアリーたちの大活躍を。

第35話で、英雄化した者たちの「世界がバランスをたもとうとする」新たな縁の注意点を。

読んで妖精たちのファンになってくださると、僕もアルヴィンもよろこびます!

第35話で1巻想定分ですが、応援されれば果てしなく続きます!

僕に「妖精使いアルヴィン」を書かせてください!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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