表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

淫 3

「・・・そう、だったんだ・・・」


「ごめんね。」


凛は少し悲しそうに応えて、悠太達から離れていった。


「・・・」


「・・・」


二人きりになった倉庫は沈黙が続いていた。


「・・・おい!」


先に沈黙を破ったのは悠太だった。


「??」


悠太の急な発言に対して瑠璃はキョトンとしていた。


「おい!」


「どうしたの?」


「どうしてくれるんだよ!!!」


「何が?」


悠太の急な質問に対して瑠璃はまたキョトンとした。


「凛との関係だよ!!!・・・・・ぁっ」


「凛ちゃんがどうしたって?」


「やっぱり何でもない・・・」


悠太は感情に任せて言ってしまった言葉の重大さに遅れた気付いた。


「ねぇーねぇー、気ーにーなーるー。」


「だから何でもないって。」


「そう・・・・・」


悠太の冷たい反応に対して瑠璃は少し落ち込んでしまった。


「とにかく、この事は無かった事としよう。」


「・・・うん・・・」


悠太の提案に対して瑠璃は反対の気持ちを混ぜ答えた。


そして、二人は倉庫から立ち去った。


帰り道、空は曇っていた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ