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望んでないのにトラブルは突然に。

そして明けて朝になる。

起き上がるとまだリューネは寝ていて、俺の手を握ったままだった。


なので、俺はリューネが目覚めるまでこのままにしておくのだった。




そしてその後20分もしないで目覚めるリューネに「おはようございます」と1言。

リューネも「おはよう……ございまふ……」と言って起き上がり、目元を擦り伸びをすると覚醒したのか「改めておはよう、アリューゼ。気を遣わせたわね……」とバツが悪く言ってきたので「可愛い寝顔でしたよ」といたずらっぽく言うと顔を真っ赤にしたリューネが「ば、ばか!!」と言ってそそくさと荷台から出ていってしまった。


まずは一矢報いたかな?



それを見ていたのか兄上に「何をやっているんだか……」と呆れられてしまったのはここだけの話だ。


朝ご飯を食べ、出発の準備を済ませていざ出発。


今日は何か来るかと思ったが特に何もなく、順調に夕方前には村に着く。


村長に両親が来てないか聞くと2週間前に立ち寄ったままらしい。

となると、隣領の街で何かあったと見るのが妥当だろう。


何か問題が起こったか、どうしても動けない状況になったか…………まあいい。

明日には隣領……確か男爵領だったか。に着く。


また着いてから情報収集をすればいいと決めて今日はこの村で一泊する。


お風呂も許可を取り作って入り、ポカポカになってご飯を食べて、寝る。


今夜はリューネが護衛らしい。

キティが不満そうにしていたが、リューネは一切気にしてなかった。強すぎる………


そして朝になり、食事を済ませてまた馬車へと乗る。


もうすぐ両親に会えると思うと心が高鳴る。

こんなにも大事に思ってたんだな……自分でも驚くが、現世での家族は前世の家族の何十倍も大切になっている。やはり、俺の未来設計には家族全員の幸せが必須なんだと改めて感じている。


そして進む事数時間。

何やら人集りが出来ているので警戒しつつも馬車を進めてもらう。


顔の細部まで分かるくらい近づくと商人の部隊である事が分かった。

そして人集りの原因は護衛と依頼者の言い争いが原因っぽい。


でもまあ、俺たちには関係無いなと思って通り過ぎようとしたら目聡く商人がこちらを見る。


「おお!そこの者たちよ!少しわたしの話を聴いてはくれまいか!?」


などと言ってくる。

えー、関わりたくねーんだけど……絶対面倒くさいし。


するとその思いを感じたのかアッシュが


「すまないが、依頼中でね。先を急ぐから話は聞いてる暇は無い。ではな」


と去ろうとするがすると今度は冒険者側から


「おい!漆黒の牙じゃねえか!ちょっと聞いてくれよ!この業突張りな商人の野郎の話を!」


と言ってきた……「知り合い?」と尋ねると「何度か顔を合わせた程度だな……」と言うので無視続行。

いやー、ごめんねごめんねー(棒)


そいつらの横を通り過ぎようとしたら前に出てきて邪魔してきたのでイラッとした。


俺は怒りを抑えつつ


「何か用ですか?こちらはのっぴきならない理由で先を急いでるんですよ……邪魔をするならただじゃすませませんよ?」


と魔力を放出しつつ威嚇する。

だが、その冒険者も商人も魔力感知が無いのか分からんがそれでも詰め寄ってきたのでプッチン。


あ。なんか切れた音がした。

と思ったら目の前に居た2人は遥か遠くに吹き飛んでいた。


あー……無意識にエアハンマー叩きつけてた。まあ、良いよね?無礼な奴らだったし。


残りの商人と冒険者連中の内何人かが俺をビビった目で見てくるので手をそいつらに合わせる。

するとビビったのか逃げ出す奴も出てくる。


まあ、これで邪魔はされんだろう。

そうしてまだ少し苛ついては居るが少し冷静さを取り戻した俺は「では、行きましょうか」と言って出発を促すとアッシュが少しビビりながら「あ、ああ。分かった……」と言い、リューネの方はと言うと「はぅ……っ!す、凄いぃ……」と少し恍惚としてる。


なんだ?俺の魔力はリューネにとって興奮作用でもあるの?


とか阿呆な事考えてたら一気にスンッ…ってなって落ち着いた。

一応ありがとう……かな?


でもな、依頼主と護衛なら先に話はしっかり付けとけよ。

他人を巻き込むんじゃねーっつの。

と、またムカムカしてきたので腹いせにさっき吹き飛ばした2人を土壁に囲って埋めた。

3時間ぐらいで崩れるから罰だ罰。


行商に遅れる?知った事か。貴重な時間を奪ったのだからこれくらい許されるはず。


実際後ろでキティとレベッカも納得してたし、兄上には「やり過ぎだ。…だが、よくやった」と言われたので間違ってはいなかったようだ。


そして、そんなトラブルに巻き込まれたが旅路は順調に進み、昼休憩を挟んでまた進む。


そして西日が眩しいなと、感じた頃にその街は視界に入ってきた。


うちの領よりは2回りほど規模が小さいが、しっかりと統治されてるのか町並みは遠目で見る限り綺麗に整っている。


ここから見える丘の上に有るのが両親がパーティーに行った男爵家の屋敷なのだろう。


ようやく、ようやく着いた。

逸る気持ちを押さえつけて、門兵に話をして入関税を払い、街に入る。


ひとまず宿を押さえて馬車を預ける。

そして一休みしたら男爵家に向かう事を宿への道中に兄上と話、男爵家には俺と兄上、シシリーとアッシュ、そして譲らなかったリューネの5人で向かう事を決めて、一休みする為に何処か適当な馬車を預けられる宿を探すのだった。

一応本日もここまで。

次回、感動の両親との邂逅!!


道中の商人と冒険者ですが、あいつらは商人がわがままばかり言うからムカついた冒険者が依頼をキャンセルしようとしていたって設定があります。


が、実際他人を巻き込むようなことでは無いのでアリューゼに吹き飛ばして貰いました。


実際、もうすぐ待ち望んだ人に会えるって時に邪魔されたら自分も怒ると思いますし……あ、アリューゼ君の基本的な考え方は自分の考えが多分に含まれます。


その方がスラスラ文章書けるので……初連載なんで、気にしないでいただければ……!!


それでは続きはまた明日です!!

少しでも面白いと思っていただければ幸いです!

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