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平凡で平和な世界  作者: 黒月とも
3/19

名言(笑)

西原さんが僕の隣に座ったので、僕は挨拶をした。

「どうも、西原さん。隣の席の、平野と、言います。これから、よろしく、お、願いしま、す。」すごく変な顔をされた。当たり前だ。西原さんは、

「う、うん。よろしくね。」

と、かなり引き気味。

いきなり失敗した。もうこの話題は三年間、いや六年間話題にされるのだろう。などと思いながら、周りを見渡してみると、みんながこっちを見ていた。

今度こそ顔から火が出るかと思った。いやしかしこの西原さんがかわいいから単に見ているだけかもしれない。大丈夫大丈b

「いよーし最初の挨拶を始めたいと思いまーす。とりあえずみんなも隣の人に挨拶してみてください。あ、平野君みたいに面白いのじゃなくてもいいからねー。」

うああああああああああああああああああああ!!!今度こそ終わったーーーーーーーーーーーー!!!みんなが笑っている。いろんな意味で名言(迷言)が生まれた。

気を取り直してもう一回。

「そ、それじゃあ改めまして平野拓海と言います。まあ特技は読書と寝ることかな。さっきはたまたま失敗しただけでいつもはあんな変な風にはしゃべらないのでこれからまともに接してくれるとありがたいいです。まじで。」

こんどはまともな風にできた。よかった。

西原さんも、

「西原沙矢香です。特技は、特にはないけど習い事とかならいろいろやってます。まあ、さっきのはそんなに気にしなくてもいいと思うよ。多分。」

やっ、優しい///

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