登場人物紹介
名前:飛天夜叉王丸
性格:有言実行者、俺様、気まぐれ、捻くれ者
年齢:二千八百歳
容姿:黒の長髪(腰まで)、不精髭、黒の眼帯(右)、黒の瞳(左)、褐色の肌
要約:人間から悪魔男爵になった成り上がり者で今回、天竜八部衆の夜叉の棟梁になり軍神、毘沙門天の屋敷で開かれた宴で黒闇天と出会い、合ったその日に求婚した。
成り上がり者として忌み嫌われているが、民衆からは人気がある。
黒闇天に何故、求婚したのかは不明だが離婚する気は無い様子で屋敷に乗り込んで来る毘沙門天と言い争っている。
かなり寝起きが悪い上に低血圧で破滅的に目付きが悪い。
名前:黒闇天
性格:捻くれ者、寂しがり屋、努力家、初心
年齢:千八百歳
容姿:紫の長髪(背中まで)、瑠璃色の瞳、白雪の肌
要約:軍神の毘沙門天と愛の女神、吉祥天との間に生まれた天竺のサラブレットとも言える血筋を受け継いでいるが邪神である事から孤立だった。
両親から姉の白明天と何かと比較されて罵詈雑言を浴びせられて育てられた事から、かなり反抗的な態度を取っている。
しかし、心の中では寂しく自分を自分として見てくれる相手を探していた。
夜叉王丸とは宴で知り合い冗談で求婚を承諾して翌日に迎えに来た夜叉王丸に連れ去られた。
見た目からは想像もできないが、努力家で両親の期待に応えようとするなど孝行娘だが捻くれた性格から否定している。
唯一の味方で親代わりだった女中の凛を信頼して何かと世話になっている。
屋敷に引き籠りだった事から殆ど外の物を知らず性的な事も知らない事から少しでも恥ずかしい事を言われると顔を真っ赤にしたり変な言動をする。
名前:毘沙門天
性格:実直、ヒステリック、親馬鹿
年齢:四千八百歳
容姿:金のセミロング(肩まで)、青の瞳、褐色の肌
要約:軍神として名高く天竺の中でも実力者だが、妻の吉祥天と同じくヒステリックな性格の持ち主。
黒闇天、白明天の父親だが、容姿端麗、成績優秀、品行方正の白明天に比べて成績、品行方正が劣る黒闇天を疎んじて厳しく接した。
何かと白明天と比べて厳しく育てているが実際は黒闇天の事も大切な娘と思っているが、どうしても出来の良い白明天と比較してしまう。
過去に黒闇天は自分の娘ではないと言った事で黒闇天との仲が最悪になってしまった。
しかし、心から嫌っている訳ではなく愛情表現が下手な態度を見せているが黒闇天には見えていない様子である。
夜叉王丸の元に嫁いだ(攫われたと思っている)黒闇天を連れ戻そうとしたが凛と夜叉王丸、極め付けに黒闇天に手酷い反撃を受けて撃退された。
だが、諦める事をしないで何度も黒闇天を連れ戻そうとしている。
名前:凛
性格:腹黒、策略家、世話焼き、頑固
年齢:二千歳
容姿:栗色のセミロング(肘まで)、緑色の瞳、白色の肌
要約:毘沙門天の屋敷に黒闇天の世話役として働いていた女中で黒闇天の母親的存在。
幼い頃から孤独だった黒闇天の唯一の味方で理解者だったが、毘沙門天と吉祥天のあまりの酷さに怒り屋敷を飛び出した。
現在は夜叉王丸の屋敷の女中として黒闇天の世話役として再び黒闇天に仕え始め毘沙門天の撃退にも一役かった。
見た目の清楚な姿とは裏腹にかなり腹黒の策略家で恋愛に疎い黒闇天に必要な知識を入れ知恵をしている。
親面する毘沙門天を毛嫌いして黒闇天以上に手酷い事を言って撃退する。
名前:吉祥天
性格:ヒステリック、娘思い、過保護
年齢:三千五百歳
容姿:金の長髪(足まで)、水色の瞳、白雪の肌
要約:愛と美を司る女神で軍神、毘沙門天の妻で黒闇天、白明天の母親でもあるが見た目からは想像もできない。
かなりヒステリックな性格で黒闇天を呆れさせた。
毘沙門天と同じく何かと白明天を比べて黒闇天を可愛がらずに女中だった凛に子育てを任せた。
しかし、やはり黒闇天も大切に思っているが、つい白明天と比べては黒闇天から怒られている。
反抗的な黒闇天の態度に頭を悩ませていたが、夜叉王丸の屋敷に行ってからは自分の行いが悪いと反省している。
名前:白明天
性格:ナルシスト、サディスト、猫被り
年齢:千八百歳
容姿:金の長髪(腰まで)、海色の瞳、白雪の肌
要約:軍神、毘沙門天と愛と美の女神、吉祥天の娘で黒闇天の姉でもあり天竜八部衆の“天”の棟梁を務めている。
幼い頃から黒闇天よりも可愛がられて大切に育てられた事から黒闇天を格下と認識して妹として認めていない。
姉妹仲は一方的に白明天が黒闇天を嫌って意地悪などをしている。
夜叉王丸の元に嫁いだ妹に嫉妬して策略を張り巡らしているが、凛の策略により失敗している。