24・ドクショ カンソウブン?~後編~
休み時間。
りりぼちゃんとりぼいちゃんは、お花さんのところへ向かいました。
お花さんたちと二人は、あまり仲が良くありません。
「はぁーなぁーさんっ!」
「なあに?」
「ちょっと来て。」
そこに、いい子ちゃんがやってきて、花さんにこう言いました。
「花ちゃんっ!遊ぼう!あ、りりぼちゃん、りぼいちゃん!」
ふいっ。
三人は、あわてて屋上に行ってしまいました。
「ねぇ、花さんって、いい子ちゃんと何の関係なの?」
「えっ、大親友だけど...。」
「...ねえ、私たちのこと、いい子ちゃんはどうおもってるのかな...?」
悲しそうなりりぼちゃんとりぼいちゃんの顔に、花さんは、こう言いました。
「わかった。私、いい子ちゃんをさけてみる。でも、一週間だけよ?」
「ありがとうっ!花さん!」
次の日...。
「花ちゃん、おはよう!昨日放送した、花ちゃん主演のドラマ、よかったよ!」
「いい子ちゃん...。わるいんだけど、話しかけないでくれる?」
「えっ...。」
花さんは、せかせかと学校に行ってしまいました。
「今日は、昨日と同じ、ドクショカンソウブンを書きますよっ!」
「はい!」
花さんは、困りました。
(私...。いい子ちゃんにひどいことしちゃった。こんなの、きっと、親友失格ね。)
不思議に思ったいい子ちゃんは、休み時間になると、リりぼちゃんとりぼいちゃんのところへ行って、こう言いました。
「ねえ..。二人とも。最近、花ちゃんが私のこと、さけてるの。なんでだと思う...?」
いい子ちゃんは、泣きました(演技で)。
「そっ、それは...。」
「花さんがずるかったからよ!」
「え?」
いい子ちゃんは、驚いて涙が止まってしまいました。
「なぁんだ、いい子ちゃん、演技だったんだ。」
「ばれちゃったら仕方ないわね。」
こうして、いい子ちゃんと花ちゃんは仲直りし、リりぼちゃんたちともまた、仲良くなれたのでした。




