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幽霊
「ねぇ、幽霊だって」
「居るわけないと思ってても怖いわよねぇ」
全くだにゃ。
なんで毎度毎度変な話をする時にわざわざ僕の休んでる塀の目の前で話すんだにゃ。
「ねぇー野良の猫ちゃん。あんたもここで寝るなら夜気をつけなさいよ」
はいはい
「にゃ」
「なんでも幽霊は白い見た目で目が合った相手をあの世に連れてっちゃうんだって」
「おぉ〜怖怖」
――ふわぁ…
昼に寝すぎたかにゃ…目が覚めちゃったにゃ。
「にゃ?」
にゃんかあそこに白いのが見えるにゃ。
…そんな訳にゃいにゃい!
にゃんか…だんだんこっちに近付いてきてにゃいか?
ダッダッダッ
「ハァハァハァ」
「ニャー!」
にゃんかこっち来てるし目黒いし口元が白いにゃ!
ガシッ
「ニャッ…」
逃げ遅れた、死んだにゃねこれ。
「スゥーッハァー」
…ん?
「はぁー満足した。怖がらせてごめんね猫ちゃん」
なんだったんだにゃあれ…




