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僕は猫  作者: ラム肉
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人探し


「にゃんっ」


なんで子供がこんな場所に居るんだにゃ、しかも首輪が付いてるからきっと人間が育ててる子にゃよね?


「ニャニャー」

(どこから来たんだにゃ)


「にゃん」


…ダメだ言葉が通じないにゃ。


カプっ


とりあえず咥えて歩いてればそのうち人間がきっと見つけてくれるにゃね。


――「チリン、チリン」


「にゃんにゃん」


「可愛いー猫が子猫咥えてるー」


騒がしいにゃ…

この子供はずっと鳴いてるし、首輪に付いてる鈴も鳴ってるし、人間も騒がしいし。

いっそ置いていっても誰か人間が勝手に見つけてくれるんじゃにゃいだろうか。


チラッ


キラキラ


「…」


そんなキラキラした目で見られたら仕方にゃいな、人間が見つかるまで探すか。


――「あ、トラ!こんな場所にいたの?!お母さん!トラ居たよ!」


この子トラって名前だったのかにゃ。


ポトッ


ほら、人間が来たから帰るにゃ。


「猫ちゃんトラを連れてきてくれてありがとうね」


「にゃっ」

(またな)


…寝てるにゃ。


――意外と居なくなると静かで寂しいにゃね。

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