ボツネタ詩集
『瀬戸内海』
夕焼けを踏んで
かめのこうらみたいな島が
海を歩く
『飛んだよ』
物理法則を無視して飛べ
『月が嫌い』
でっかいギョロ目玉に
上から目線で
見下ろされているような気分がして
不快なのでございます(←バカ)
『泣いてなんかない』
濡れまつ毛
あした あさって 次の日も
10日先まで
まつ毛でいっぱい
『なめこソード』
うわっぬるぬるしてる
『過激描写のある作品』
歌劇描写だった
『しいたけ屋の看板が』
しいたげ屋に見えた
『有名なイタリアのオペラ歌手の素晴らしきその名前』
スバラッティ
『世界中のダイダラボッチを君に』
『痩せ細ったとんぶたを求めて』
『野獣牛兵衛』
『リカちゃんの脳みそ』
このタイトルでどんなストーリーを書けと……
『喉元過ぎれば熱さを忘れる』
嫁「子供と過ごせばあつし忘れるって言うでしょ」
あつし「だからって置いて帰らなくてもいいじゃないか。・゜・(ノ∀`)・゜・。」
『愛の噛み心地』
ふにゃんってしてるかな
サクサクってしてるかな
それとも
あなたの耳たぶとか
笑った顔のえくぼとか
アマガミ
ふにゃん
サクサク
パリパリ
溺れていたい
『なんのことやら』
空は夜が 透明な腹に 卵を孕んだような色で 脱線した列車のようなオーロラが 南の方から 壮大に 傾いていた
『コレステロール発見だ マジックハンド 荷台の上』
メモした本人にもさっぱり意味がわからない