変愛物語~try~angle~
【執筆中 未完成】
俺は高校一年生の鈴木太郎。同じクラスの剣崎姐亜さんが好きだ。彼女はすごい美人で性格も良いので,人気がすごく高く,告白して玉砕している男子が多数であるそうだ。つまり『高嶺の花』なので,恋人にするなんて無理だって?。俺もそう思っていたが,そうではなさそうだ。彼女と話しをする機会は,ほとんど無いが,彼女と目が合うと,いつもニコって笑ってくれるのだ。他の男子とはそうではなさそうだ。それって,彼女も俺のことが好きでは?。彼女は,隣のクラスの神宮寺麗子さんと仲が良いようで,いつも一緒にいる。神宮寺さんも美人で,その上,お金持ちのお嬢様だそうだ。良い意味での『類は友を呼ぶ』と言われている。神宮寺さんとは,目が合うと目をそらされてしまう。しかし,又,目を合わせて来て,又,目をそらされてしまう。嫌われているという印象ではないが,はっきり言って意味不明である。
ある日,剣崎さんに告白するチャンスが訪れる。文化祭の全員参加のフォークダンスでペアを組まなければならない。学校も粋な計らいをしてくれる。これで毎年,カップルがいくつも成立しているそうだ。よし,都合がいいことに彼女は今,一人だ。告白するチャンスだ,違う,まずはペアを申し込むチャンスだ。
「剣崎さん,少しいいかな?。」
「あら,鈴木クン,何かしら?。」
「すっ好きです。おっ俺のフォークダンスのペアになって下さい。」
ありゃりゃ,つい,好きだと言ってしまった。
「ごめんね。既に恋人とペアを組む約束をしているわ。」
ダブルパンチ!。予想外の答えに初恋はバッドエンドに終わった。二重表現は気にするな。
「恋人って誰なの?。」
俺は無意識に余計なことを聞いてしまった。
「麗子よ。神宮寺麗子よ。私は女性しか愛せないの。男性は大っ嫌いなの。」
何ですと!。男嫌いとは。では何故,いつも俺に笑顔を見せてくれたのか?。
「麗子がキミのことも好きなのよ。彼女は,男性も女性も愛せるそうなの。私が,キミに対して他の男性と同じ態度を取ると,いつも一緒にいる彼女の印象も悪くなると困るので,とりあえず,笑って誤魔化していたの。」
ありゃりゃ。
「そうだわ。まず,キミと麗子がペアを組めば良いわ。その後,私と麗子が組めば良いのよ。キミは私のことが好きで,私は麗子のことが好きで,麗子はキミのことも好きで,三人で交際すれば良いでしょう。」
神宮寺さんが俺のことを好きならば断る利点は無いし,剣崎さんのそばに居ることも出来る。こうして三人で交際することになった。これはハッピーエンドなのか?。
【麗子は姐亜と太郎を同じくらい好きなことが表現できていない】
【慣用句をもう三つ四つ入れたい】
【説明文ではなく会話や独り言のみで構成できないか】
【三点リーダ使用禁止】
【横書きなので「、」ではなく「,」を使用】
~終わり~