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トリアタマ

作者: もずくX

『どうして、俺には友達ができないんだろう。中学の頃の友はもういない。友達を作ろうとして話そうとしても、しばらくして、なんとなく避けられているのがわかる。でも、寂しいのは学校だけだ、俺には妹がいる。きっと、彼女なら俺の話にも付き合ってくれるだろう。なんせ、俺のことが大好きなのだから。』

この文章を最後に僕の日記の文章は途絶えている。僕は日記を閉じた。


僕の記憶喪失は異例中の異例…大学病院の担当医がそう言っていたことを、後に母さんから聞いた。その時僕もその場にいたらしいが、文字通り、その言葉を理解できていなかった。その時の僕は何かを啄むようにただブンブンと頭を下げていたらしい。他にも、極端に首を傾げたりするなど、その齢にしては明らかに異常な行動をとっていたためか、心療内科だけでなく精神科に通うこともあった、らしい。また、主治医曰く、『人間としての知識能力、経験記憶を完全に失っている』とのこと。あの時、その意味を理解でいなかったが、今となっては母さんがそれを聞いて泣き崩れていたことから、相当深刻な話だったのだろう。そして現在、健忘症(記憶喪失)と診断されて四、五年ほど経った。まだ発音もちゃちなものだが、ある程度の言葉はしゃべれるようにはなった。そして身の回りのこと、自分についてもある程度と言っても家族構成程度だが、大体理解した。僕の実家は平均以上といった裕福な家庭にあったらしく、妹と両親と自分で四人家族。両親が僕に献身的になってくる様子は、いくら僕が阿呆でも、愛されていることは感じ取れた。だからこそ僕はこの家族のことをすごく気に入っていた。


時刻は午前2時を回り、2階の個部屋に鉛筆の摩擦音が響く。僕は低学年レベルの算数ドリルに触っていた。他の同級生たちはもうすでに内定を決めている時期であるため、見るからに僕は大幅遅れていた。無理もない、知識記憶を完全に欠損している以上、人生のリスタートは必須。だが両親に長く苦労をかけ続けるわけにもいかず、駆け足で学習を続けていた。幸運にも脳自体の構造は年相応で判断機能は思っているほど悪くない(他と比べると言わずもがなだが)、要は地頭がいいらしく、すぐに身につくことができた。とは言っても、十数年の自分の歴史をわずか数年で埋められるはずもない。そう、物思いにふけながら、少しだけ鉛筆を握る手が止める。先ほどまで入っていた集中力の反動が体に押し寄せ、軽く背伸びをする。すると、小さくぎいぎいという音がするので振り向くと、開いたドアの向こうの廊下で歩いていた妹がこちらを見ていたようだ。

「あ…」

と、彼女がかぼそく声を漏らしながら、目を逸らす。どうしたか尋ねようとした時、彼女は足を早めて部屋に戻ってしまった。はあ…あの時からそうだ、いつも僕を無視というか目を逸らしてくる。最初の頃に心が子供だった時というか、あんまり常識を理解できておらずに、プライバシーにズカズカ踏み込むように、何も言わない彼女に対して質問攻めにしたことがあった。その際に彼女は感情がはち切れたように、僕の頬を叩いた。力なく、けれど感情をこめた震える手で。多分、あの時は僕の記憶喪失を受け入れられなかったのだろうと思っている、というか自分でそう納得させた。ため息をつきながら不意に窓近くの鳥籠を見る、そこの中央にいたカナリヤこちらを見つめていた。それに、自身が責められている錯覚を感じる。深夜ということもあり、部屋の小さくも際立つそれに軽く身震いしながらも一つのある疑問が浮かび上がった。まさか、僕と彼女の、記憶喪失前からのトラブルが原因だったのでは?


記憶喪失で金銭的にも身体的にも両親に相当な苦労をかけていたことはなんとなく知っていたからこそ、例えこれが自己満足だったとしても、少しのことでも両親の助けになりたかった。だから今、寝不足の目を擦りながらスーパーの帰路をたどっている。時刻は午前7時、いやそろそろ8時を回る頃か、日曜なのだからぐっすり寝たかったという苦言を、あくびとともに飲み込む。ふと周りを見ると近くの学校だろうか、学生服の子達が増えてきている。別に話しかけたことがある訳ではないが、数年ほど全く同じ時間に全く同じ帰路を辿っているせいか、名前はわからなくとも、通っている子供たちの顔はほぼ覚えていた。そして…

「ああ!いつものお兄さんじゃん!」

と、このように同じ人たちというかグループに、同じ言葉で声をかけられることも一つのルーティンだった。その子達はどうやら妹たちの同級生であり、記憶喪失前の知り合い、だったらしい。ただ、彼女たちが妹の友達と言っている割に、あの子と一緒にいる姿を見てない。…まあ、多分この時間帯に僕と遭遇したくないんだろう。

「あ…ああ。」

反射的に口に出るのは、その子たちへの小さな挨拶。僕のぎこちない発音に対して、外出特有の歩行者に対する知り合いかどうか当たっているかの疑心暗鬼が晴れたのか、その子たちは僕の方へ向かった。

「今日も朝市ですか?ご苦労様です。」

「うん…ま、あね。…やっぱり、きょ、うも、いっしょじゃな、いんだ。」

彼女たちはキャッキャしながら話しかけてくるので、自分の滑舌の悪さと比べた時、やはり小さな温度差を感じた。こんな僕の言葉にある一人が妹の話と納得したのか、突然こう言われた。

「もしかして、お兄さん、まだ嫌われていたりするんですか?」

「え?」

質問してきた女子生徒が周りの子にこずかれ、その子はしまったと言うような顔をする。『嫌われるか』に関してイエスかノーならイエスであろう、あの子の様子を見る限りなら。だとすれば『まだ』?いつから嫌っているか知っているのだろうか?

「…それ、は、あの、こが、いって、たの?」

「あ、いえ…ただ、ですね、あの…。」

「どう、いうこと?」

そう聞くと、生徒たちは目を逸らして言葉を続けることを躊躇う様子であった。重たい沈黙の中、やがて僕の視線に耐えきれなくなったのか、こう答えた。

「きっと、お兄さんに謝りたいんですかね…」

その言葉に全くついていけず混乱する。

「ねえ、かくす?あや、まりたい?なんの…」

「実は、あの時、…私たちは、こっくりさんをしたんです。」

やがて諦めたように一人が話し始めた。


彼女たちの話を要約すると、約五年前、中学生だった彼女達と妹は、オカルト的なものに興味があって、肝試しや都市伝説を試してみたりするなど、サークルじみたことをやっていたそうだ。そんな中である日、妹の提案で放課後にこっくりさんをやったそうだ。やっている途中、怪奇的なことが起こってメンバーがおかしなことになる、なんてことはなかったが、その数時間後、彼女らも予想だにしなかったことが起こった。下校準備を終えて、今にも帰ろうとしていた時、妹の携帯が鳴った。お迎えなんて約束もしていないことは同級生たちも知っていたので、首を傾げていたが、突然妹が電話を落としたので皆ドキリとした。どうしたのか尋ねるとこう言ったそうだ。

『お兄ちゃんが…倒れたって…』

そう言い残すとバックを肩にかけ走り去っていったらしい。このことには僕も身に覚えがある。おそらく、僕が記憶喪失になった時の話なのだろう。そして、

「あの子はあの時、『お兄ちゃんをどうにかしてほしい』ってこっくりさんに頼んだんです。そしたら…」

「そ、したら?」

「答えが返ってきました。で、でも、こっくりさんがなんて答えたかは覚えていないんです。私たちが知らない言葉だったので。」

妹は…おそらくこっくりさんが僕に何かしでかしたと、気に病んでいるのだろうか。

「とり、あえずいい、こと、しれた、よ。あり、がとう。」

ついでに僕は彼女らに、遅れないうちに急いだ方がいい旨を伝えると、ペコリと一礼してそそくさと学校に向かった。その様子に学生時代の懐かしさを覚える、なんてこともできず、家の方向に向かった時、どこからか視線を感じた。ふとその方向を見ると、物陰からこちらを盗み見していた人物が、はっとした様子でどこかへ去ろうとしている、そんな怪しい仕草を見せる人影が見えた。そいつが曲がり角へ向かったのを見ると、揺れるセーラー服を見てまさかと思い、無意識に追っかけた。

(学校に行っていたんじゃないのか?…聞かれていたのか、さっきの話を?)

逃げていったのは間違いない、妹だった。


私の兄は完璧な人だった。人当たりもよく、整った顔立ちもしている。だからか、5歳ほど離れているのに、私の友達も兄に近づくことも多かった。小っ恥ずかしい話だが、小学生の頃の私も兄の後ろをついて回るほどのお兄ちゃんっ子だったらしい。とにかく私にとっては自慢の兄と思っていた、私が中学に上がるまでは。

最初の違和感は姿勢だった。ふと、最近の兄が、以前のように自信に満ちたように胸を張る訳でもなく、くたびれた人間のように廊下を横切るのを見た。最初は、肩が凝るまで勉強するのはさすがだと、優等生の兄を内心賞賛していた。しかし、異変はそれだけじゃなない。最初は嬉しいことだったが、兄が私に話しかけることが多くなった。それも極度に。またそれだけではなく、話も長くなった。まるで、私しか話相手がいなくなっているように。私は兄のこの状態を、小さなことでもすぐに話したがる姿勢から『かまちょ』の状態だと考えた。そして、兄と話している時、笑いながらそのことをいじろうとした。それが間違いだった。兄は、自分をけなす言葉を見たか、途端に笑みを消し、怒鳴った。その後は長い説教タイム、やれ『かまちょで悪かったな』やれ『相手が俺でよかったな。外で言うと、大変だぞ』など…親のしつけのテンプレじみたセリフで私を言葉で追い詰めた。昔の兄なら多分こんな冗談でも笑って返すだろうと思っていたが、人にとっては何気ない言葉が怒りに触ることになる、なんてことをテレビで聞いたことがあったため、『かまちょ』なんて言葉は封印しようと考えた。だが、それ以外の何気ない冗談めいた言葉でも突っかかるようになり始めてから、私も前の兄とは変わってしまったとようやく気づいた。一見笑顔で話していても、一言でも言葉を間違えれば長々と話に付き合わされる、そんな兄の中の『地雷』を恐れ、いつの間にか兄を避けるようになっていった。しかし兄は私を逃さない。ことあるごとに私に話しかけてくる。無視していると思われるのは嫌だったため、毎度応じるしかなかった。家の中が、疲れる空間になってしまったのは初めての経験だった。

そんな時に見つけたのは、図書館に数本はありそうなオカルト本。私はそっち方面の話は興味あっても、あまり触れていなかった。だからこそ『こっくりさん』に強い興味を示した。私もあの時はまだ小学生を卒業したての小童、これに賭けようなんて考えたのはこのためだったんだろう。そうと決まると物事はとんとん拍子に進む。私はオカルトチックなことをよく知っていた子達と友達になっていたので、その本を見せた。最初、私も含めてみんな、一歩間違えれば危ないのではと危険視していたが、やっぱりと言うべきか、童心は興味に勝てず、結局放課後にやることになった。


「次、私がやってもいい?」

最初みんな絶対に指を離すまいと緊張していたが、硬貨が紙の上で動き始めると、やはりみんなの興奮は強く、誰かが恋愛相談をし始めた時点で、怖がっている素振りを見せる者はいなかった。そんなタイミングで、私は声をかけた。『硬貨が動いてくれた』と言う事実は、この時の私に必ずうまくいくと言う確信を持たせた。

「こっくりさん、こっくりさん…お兄ちゃんを、どうにかしてくれないでしょうか?」

今考えればおかしな話だ。こっくりさんは『願いを叶えるもの』ではない。あくまで『質問に答えてもらう』ためのものだ。

その質問にみんなこちらを見つめてくる。兄のことは彼女たちに言ったことはないため、彼女らのイメージはきっと、理想的なお兄ちゃん、というところか…。だからこそみんな私の『お願い』に疑問を抱いたことだろう。しかし、何か言う前に、硬貨が紙の上を動き始めていた。その時の、今まで以上に強く引っ張られた感触は今でも忘れていない。

(トリ…アタマ?)

硬貨が示した答えはそれだった。結局この場の誰もその意味を知らず、お開きになってしまった。ただ、意味はわからなくとも私には少しだけ期待があった。何が起こるかは分からないが、きっと兄を変えてくれるだろうという、根拠のないものを。

帰宅中、不意にブブっとバッグが鳴った。親から連絡がきたのだろうか、そう思いながらバッグのポケットから携帯を取る。電話の相手は母だった。やはり少し遅くなった私を迎えにくるかを確認しにきたのか、と思って電話を耳元に向けた。

「もしもし!もしもし!聞こえる!今病院なの!大変なの!それで…!」

電話に出てきた母はかなりパニックになっている状態だった。要件を噛みながら喋っていて、詳しいことはよくわからなかった。ただ、『兄が今救急車で病院に着いたところ』…これを聞いた時、思わず手が震えて携帯を落としてしまった。

友人たちには軽く事情を伝えたつもりだったがどうだろうか?わかるのは、覚えていないほどあの時の私はパニックになっていたことである。病院を決して近いものではないが道を調べれば徒歩で着く距離にあった。しかし、慌てていた私はすぐにタクシーを呼び、そこへ向かった。着くと、すぐに母が病院前で出迎えてくれた。急いで待合室に向かうと、父が俯いて座っていたので、一緒に待つことになった。後から聞いた話だが、兄はこの時昏睡状態で、外傷もなく、呼吸・脈ともに正常だったらしく、命に別状があったわけではない。だが、両親が頭を抱える様子を見て、兄が本気で死んでしまうと思い込んでいた。その後、お医者様に呼ばれて病室に入る。この時私は顔を恐る恐るのぞいていたが、兄は目を見開き、呼吸もしているようだった。その様子に私は心の底から安堵した。しかし次の瞬間、一通りの挨拶をし終えた担当医の言葉に耳を疑った。

「彼は…もともと発達障害等の問題を抱えていましたでしょうか?」

その言葉にやはり両親も不可思議に思いながらも首を横に振った。すると、担当医はかなり深刻そうな顔をして答えた。

「検査を心療内科に回します。…彼は健忘症を発症している可能性があります。」

けんぼう、しょう…?また意味もわからない。だが両親は目を丸くし、兄の方に振り向くと、慌てた様子で兄に色々尋ねた。でも兄は言葉に混乱したようにアアっ!とかキー!とかよくわからない言葉を発していた。まるで鳥のように。

兄の検査結果が来たのは一週間もかからなかった。結果は知っての通り、稀に見る『健忘症(記憶喪失)』。ともに病院に来た母はそれを聞いて泣き崩れ、父は拳を握り黙って俯いていた。私は…ただその様子を眺めることにしかしなかった。兄が記憶喪失になってしまっていた、と言うのはなんとなく分かっていた。『こっくりさん』で出てきた答えの『トリアタマ』。結果が出る前から私はそれを調べ、激しく後悔した。トリアタマは『忘れっぽい人間を示す』。それを知った時、健忘症という担当医の発言につながった…つながってしまった。

おそらく、兄は、あの時、私の、願いで…私は、私が、兄の、心を…殺した。


「ね、え…まって…」

流暢さのかけらもない言葉をかけながら、なんとか妹の手をつかむ、が、彼女はすぐに手を振り払おうとする。走り去って行った妹に追いつくのは、難しくなかった。なんせ方向的に彼女が向かっていたのは家の方向だったから。しかし、追いついたのはいいが、やはりこちらに目を合わせてくれない。やがて、短い沈黙を破るように妹が口を開いた。

「聞いたんでしょ?」

「…」

「お兄ちゃんがああなったのは私のせいだって…私がこっくりさんをやっちゃったからだって…知ったんだったら」

妹は振り絞った声で、ようやくこちらの方に顔を向けて言った。

「嫌いになっちゃったよね…私のこと。」

そう言った途端に、顔を下に背ける妹。嗚咽混じりに聞こえて、彼女が啜り泣いていることに気づく。

「…めん…、ごめ…なさい…。」

嗚咽の中、涙ながらに私に対する謝意の言葉を、かすかに漏らす妹。でも、僕は…。

「きに、しないで」

「え?」

背中を震わせた彼女の姿を見せ、僕は怒りなんて感じなかった。彼女の戸惑いの声は、私の言葉に対するものだろうか?それとも突然抱き締めてきたことに対するものだろうか?まあおそらく後者だろうが、どちらにせよ彼女が僕を突き飛ばすなんてことはなく、困惑しているようだった。

「そん、な、おかると、とは、かんけいない、とおも、う。」

「でも…」

「そうだ、としても、ぼくは」

腕を解いて、彼女を抱擁から解放させ、顔を見て答えた。

「きみと、なかなおり、でき、る、ちゃんす、だった、って。こっくりさん、からの、ぷれぜんと、だって、おもう、から。だから…きにしなくていいんだよ」

らしくもない悪くない流暢さで、彼女を安心させるための精一杯の不恰好な笑顔で、僕は嘘偽りのない本音を伝えた。それを聞いて、妹は少しぽかんとしていたが、やがてわっと泣きじゃくった。でも、先程の後悔が混じった嗚咽ではなく、安心したように。いや、

それを見て、涙に視界を歪ませる僕も大概かもしれない。学校が遅れることを伝えようとしても、喉から熱いものが込み上げて、声にならなくなっていた。


久しぶりにカーテンが揺れてくれたので、部屋の窓から外を見ることにした。眼下に見えるのは、仲睦まじい兄妹が泣きじゃくって抱擁する姿。

異常に開けた視界にも、いまだに慣れずに痒みが引かない羽毛にも、俺の自由を完全に奪った鳥籠も、これを見た俺にはどうでも良くなってしまっていた。なぜあいつらはああなっている?なぜ俺の妹はあんなやつに、何を考えているかも分からないやつに気を許している⁉︎考えても分からず、ただただあの泣いたようなしているあの男に対する怒りが、嫉妬が、憎しみが募るばかりだった。


『返せよ。俺の体…!!』


カゴの中の鳥は確かにそう言ったのだろう。でも、小鳥のたかが知れた鳴き声に、周囲が反応することなく、そこにいたのは、孤独にカゴで暴れるただのカナリヤだった。

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