ホームパーティー
かみさんにヘロイン漬けにされた俺。夫婦でジャンキーとなりかみさんと俺はお天道さんに背を向けて生きるようになった。俺は仕事を辞めたが、かみさんが銀行強盗で奪った金がまだ、たんまり残っていた。かみさんが言った。「明日はホームパーティーをやるから、あんた家にいてちょうだいよ」ホームパーティー?何だ、そりゃ?今まで一回もやった事なんてねえじゃねえか。翌日。かみさんが朝からフライドチキンやサンドイッチ、キャセロールなんかを作ってもてなしの準備をしている。夕刻。俺が見た事もねえ身なりがパリッっとした兄ちゃんから見窄らしい格好のホームレスみたいなおっさんがやって来た。俺は想った。そもそも、かみさんは孤独を愛し交友関係もほんの一握りの特定の奴らのみだった筈だ。宴もたけなわになり来客者は思いのままにヘロイン、コカイン、クラック、葉っぱを押っ始め気さくに俺に話し掛けてきた。「あんたの奥さんにはいつも上客でいてもらって助かるぜ」「この前、あんたの奥さんとクラックやった時は奥さんがあんたのおもしれえ話をしてくれて腹が捩れるくらい笑わせてもらったぜ」色んな奴と喋ってやっと理解出来た。来客者はヤクの売人とかみさんのジャンキー仲間だった。
薬はやっちゃ駄目!




