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かみさんと俺  作者: John
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ミルク

今朝のかみさんは機嫌が良い。コーヒーを淹れてくれた。ブラックだった。大人気ない俺はかみさんをどやしつけた。「バカヤロー、俺は甘の甘ちゃんだからコーヒーはミルクを入れなきゃ飲めねえんだよ。あれだけミルクを切らすなって言っといただろうが。お前の脳味噌は猿以下か」いつもこうなってしまう。言わなきゃいいのに。「気に入らなきゃ飲まなけりゃいいじゃないの。あんた、自分で買って来たらいいじゃないの」俺は憤り飯も食わずに家を出た。夕刻、俺は仕事を終えて疲労困憊で家に帰った。庭の楡の木にこれ見よがしに乳牛が繋がれていた。当て擦りにも程がある。

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