表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

スマイル

作者:レミィ
気がついたら僕は夏の街にいた。

クリームパンをくわえた『そいつ』が隣にいて、僕の手にはどこで買ったのかも忘れたブラックの缶コーヒーが握られていて、頭がおかしくなりそうなほど気温が高くて、太陽の直射日光は僕たちを本気で殺しにきていて、缶コーヒーはすでにぬるくなっていて、『そいつ』はもちゃもちゃとクリームパンを食べていて、僕は背中には尋常じゃない量の汗をびっしょりと掻いていて、目の前の景色が陽炎のようにゆらゆらと揺れて、そしておまけに……夏の街にいた。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ