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泣きたいのはカエル

作者: うぃる

怒られた。


失敗して怒られた。


夏が近づく晴れた天気。


気分もとても晴れていたのに。


心は冬の雨。


また失敗してしまった。


自分はダメな人間。


落ち込む。


雨の冷たさは増す。


雨は次第に強くなる。


台風になっていた。


夏が近づく夜。


家に帰るも心は晴れず。


ご飯を食べる気もなく。


お酒を体内に流し込むだけの作業。


心の中で台風が暴れる。


何かを感じる。




あっ。




雨が降った。


涙が流れていた。


それは外も同じだった。


カエルも鳴いている。


みんな、ないている。


鳴きながら泣いている。


なくことで自分を表現している。


それがどんな理由であれ、なくことが生きることだと思う。


さらけ出している。


自分という存在を。


そして今日はカエルも泣いている。

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