第2話 幼なじみ
お久しぶりです。
続編です、ぜひ読んでいってください。
翔が驚いた顔をして言った。
「はぁ!?どういうことだ?悠助」
「ああ、説明するよ」
俺が説明しようとしかけたとき、ゆいが入り込んできた。
「私から説明するよ、翔君」
ゆいは昔の俺との関係などを話してくれた。
「なるほどな~、でもこんなかわいい子が幼なじみなんて羨ましいぜチクショー!」
俺は上手く反応ができず、苦笑いしていた。
ー放課後
俺はいつも通り学校と繋がっている大型の図書館によって魔法に関わる本を読んでいた。
「ねえ…」
声をかけた方向をみるとそこにいたのはゆいだった。
「ねえ、なにしているの?」
恥ずかしかったが、しっかりと魔法のことについて調べているということを言った。
「へーそっかー…てことはゆうくんは魔法を信じているってことだよね!」
俺は頷いた。
「う、うん…」
ゆいは自分の前の席に座ってこちらを向きながら小声で言った。
「じゃあ、ちょっとついてきてよ」
「え?どこに?」
ゆいはちょっと考えるような素振りをみせてから言った。
「だれにも見られなさそうなところ…」
正直俺は戸惑ったがいくことにした。
「うん、わかった」
ー本を返し図書館を出てしばらくすると森の少し入ったところまで連れてこられた。
「ここでなにをするんだ!?」
「ちょっとね…!」
彼女は少しニヤリと笑った。
するとさっきまで風なんてほとんど吹いていなかったのにいきなり強い風が吹き始めた。
「ゆ、ゆい、なんかした!?」
ゆいは俺の言葉に反応せず、片手を前に出した。
その瞬間風は止み、落ち葉が浮き、その落ち葉が踊るように動き出した。
「なにこれ!?」
「さっきゆうくんが調べていた”魔 法”だよ?」
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