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お腹も満足し、一息ついた。


「そうだ、2階のボス部屋の宝箱に入っていたヤツ、みんなで分けようか」


「いえーい」

「待ってましたー」

「っしゃー」


手に入れた迷宮遺物はどう見てもおもちゃだった。

歯ブラシみたいに厚紙に商品を乗せて透明なプラスチックで密封されている。

『スパイ・ガジェット』という商品らしい。

とてもレトロな雰囲気。

スパイ7つ道具が入っていて、


・万能腕時計:メール機能や探知機、レコーダーなどが付いている。

・ピッキングツール:鍵開け用のアナログ工具。

・スマートグラス:いかにもSFチックなデザイン。赤外線、サーモグラフィ用。

・スパイペン:ブラックライトを当てないと見えないインク。

・発信器:盗聴器付。魔法がかかっているので長時間保つ。

・トランシーバー:普通に通話用。ただし距離無視の高性能。

・変装メガネ:かけたら知らない人に見える。


という、映画などで見た事のあるモノを模した子供用のおもちゃだ。

性能はちっとも子供用ではないけど。


「私はもう指輪を貰ってるからみんなで分けな」


万能腕時計とトランシーバーがペアなので、全部で9個。

シロクマちゃん達3匹でキレイに分けられる。


ジャンケンで勝った人から1個ずつ選んでいく。

結果、

イチゴちゃんがトランシーバー・スマートグラス・万能腕時計。

ラムネちゃんがトランシーバー・スパイペン・ピッキングツール。

カリンちゃんが万能腕時計・発信器・変装メガネ。

となった。


ちなみに、カリンちゃんが変装メガネをかけたら仔犬になった。

白い短毛種の犬獣人だ。

正直あんまり変わってない…

耳が少し大きく、手足は少し小さく、尻尾が長くなったくらい。

でも、かわいいのでいっぱいモフモフした。




「さて、次に気になってたコレ!自動販売機だよね!?使えるのかな?」


部屋の隅に置いてあったのはどう見ても自動販売機。

コイン投入口があるので銅貨を入れてみたが、戻ってきた。

次に銀貨を入れてみたが、戻ってきた。

金貨も然り。


「専用のー」

「コインがー」

「あるのかもー?」


「そうだね。ゲーム内通貨じゃなくて迷宮内通貨ってとこかな?」


しかし惜しい。

おそらく回復薬とか携帯食料だと思われる。

銀色のパウチに入ってるのって宇宙食なんじゃないの?

食べてみたいなぁ、賞味期限がどうなってるかわかんないけど…


それにしても、SFチックなのに決済が現金とはね。

悪魔が使っていたのだろうか……?


「棚に置いてあるのはそのままにしておこうか?」


「そだねー」

「わたし達にはー」

「いらないもんねー」


毛布や寝袋、ツールボックスや燃料、救急箱などは次にここを訪れた誰かに譲ろう。

誰もこの部屋に入った事がない、なんてことはないだろうから、もしかしたら宝箱みたいに自動で補充されるのかもしれないけど。



さて、今日は1日で第5階層までクリアしないといけないんだ。

いつまでもまったりしていられない。

部屋を出ようとドアを開けた。


「ん?………ふにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」


エイリアンさんが出待ちしてた。

ビックリして部屋の奥まで一瞬で後ずさった。

シロクマちゃん達も釣られて壁に張り付いている。


「…こっちに来ないね?」


「セーフゾーンだしねー」

「魔除けの魔石とかー」

「仕掛けがあるのかもねー」


「どっちにしろ、倒さないと出られないね」


シロクマちゃん達がサクッと倒した。

3匹ともビックリしたら一旦逃げるけど、気を取り直したら果敢に向かっていくんだよね。

頼りになるぅ。


それにしても、中世ファンタジー世界の魔物とは思えない形態。

これは宝箱の中身が異世界の物を模しているのと同様に、昆虫と恐竜と人間を混ぜ合わせたようなあのエイリアンっぽいモンスターもここじゃないどこかに存在しているのかもしれない。

魔法がなかったら、なんて恐ろしい…

この世界でさえ平和に思える。



咄嗟の事に対処できるように、シロクマちゃん達の手にバリアのパスキーを付けておくことにした。

バリアは空間を隔絶するので境界に居たら切断されてしまう危険な代物である。

自分がとんでもないノーコンだと知ってしまったので、焦って失敗した時の為の安全対策だ。


気を取り直して探索を続ける。

ボス部屋前に来た。

誰も並んでいなかった。

まだ第3階層なのに…

私達がお弁当を食べている間にみんな先に進んでしまったのかな?

フロアボスは昆虫型エイリアンだった。

サクッと倒して宝箱を開く。

『ミキサー』だった。

おもちゃの『クッキングトイ』だね。


「料理の幅が広がるね」


「ジュースー」

「シェイクー」

「スムージー」


「にゃはは、全部液体」




第4階層も順調に進み、特にこれといった収穫もなくボス部屋前へ。

ここは人が並んでいた。

回転率は落ちていた。


「何でこの辺には敵が出ないんだろうね?」


「そうだねー」

「魔物避けでもー」

「あるのかもねー」


「なるほどなぁ、魔物避けか…」


会話に割り込みが入った。

前の列に並んでいるパーティーの男性だった。


「キミ、もしかしてソロ?」


「4人だよ?」


シロクマちゃん達がわたし達もいるぞと主張する。


「ごめんごめん。キミ達もいたね」


1人をきっかけに、皆がモフリ話しかけてきた。

ちょ、触り過ぎ…


「俺等はC級パーティー『暗黒団』だ。よろしくな」


悪役みたいな名前だね。


「私はE級…」


途中でシロクマちゃん達が鼻息荒く見上げているのに気付いたので頷いた。


「ガーネット レッドー」

「ラピスラズリ ブルー」

「こはく イエロー」

「アメジスト パープルー」

「「「「シロクマ戦隊モフるんジャー!」」」」


生温い笑みと共に撫でられた。


そして扉が開き別れたが、再び扉が開くまで早かった。

馴れ馴れしく軽薄な人達だったが、実力はあるらしい。


さて、ボス部屋に入ると今度は横幅4メートルはあるカニみたいなボスだった。


「本物のカニだったら食べられたのに…」


ぽしょりと呟いたら、シロクマちゃん達がじゅるりとよだれを拭っているけど、さすがにカニ風のエイリアンは食べないよ。


アッサリ倒したシロクマちゃん達。

ハサミと足を全部落として最後に真っ二つにしたの、料理みたいな捌き方だね…


食べないからね?

あ、うん。強酸性の体液はないみたいね?

いや、食べないよ?

あ、うん。足の殻を削いでおくと食べやすいね。

いやいや、食べないってば!


それ以上変な事をしない内に、アイテムボックスに収納した。


「さあ、宝箱を見ようね」


開けたけど、速攻で閉めた。

だって『鍋セット』だったんだもん!

土鍋と具材と卓上IHコンロだよ!?

タイムリー過ぎない!?

普通、逆でしょ!物欲センサーが働くでしょ!?


脳内でツッコミいれてると、シロクマちゃん達がサッサと鍋を回収して次の間へ。

出さなきゃいいのよ、出さなきゃ…

カニ風エイリアンをそっと奥に追いやった。

アイテムボックスにそんな機能はないけど、気分的にね。


転移陣のある部屋に入ったら、前のパーティーが残っていた。

よくやっただの偉いだの褒めてくれるが、シロクマちゃんをモフりたいだけでしょ。


「んじゃ、行くわ」


やっと行ってくれた。


「さ、私達も行こっか?」


閉めるボタンを押そうと思ってあれ?となる。


「ラムネちゃんは?」


「あれー?」

「いないねー?」


名前を呼んでみたが、返事はない。

……………………まさか、さっきの人達に誘拐された!?

追わなきゃ!

でもドコに行った!?

【千里眼】を持っているのはラムネちゃんなんだよ。

どうやって追いかければいい!?


「逃げるなら、すぐに迷宮を出ようとするよね?」


シロクマちゃん達も頷いたので行先を『第0階層』にした。

戻ってすぐにロビーを見渡したが、それらしき人物は見当たらない。

イチゴちゃんがトランシーバーで呼びかけるが、アイテムボックスに入れていたら聞こえないだろう。


どうしよう!?どうしよう!?どうしよう!?


「ふえっ…えうぅ…」


キャパオーバーで涙が溢れてきた。


「どうしたの?」


「ふえ…」


しゃがんで覗き込むようにして声を掛けてきたのは、サラッサラの銀髪をぱっつんにしたおかっぱの美少年だった。


「あのね、ラムネちゃんが誘拐されたの…」


少女にピタリと両側から寄り添っているシロクマに目をやり、再び少女に視線を戻す。


「もう1匹、シロクマがいたの?」


「うん。シロクマのラムネちゃん…いなくなっちゃった」


頼れる人がいなくてどうしたらいいのかわからないので目の前の美少年に事の顛末を話した。

すると彼は眉根を寄せ、後ろに控えていた男性に非常線を張るよう命令した。


すぐに警報が鳴る。


「誘拐事件発生。誘拐事件発生。第4階層にて従魔の誘拐が発生しました。攫われたのは体長60cmの子供のシロクマです。犯人はC級パーティー『暗黒団』と名乗る男性4人組。発見次第通報をお願いします」


魔法で音声が拡散され、館内放送みたいになった。


「大丈夫だよ。衛兵が見つけてくれるからね」


「あ、ありがと…」


「僕はグレアム。この国の衛兵に顔が効くんだ。よかったら、向こうの詰所で飲み物でもどうだい?」


「え、でも…」


何もしないで待つだけなんて耐えられないよ!


「ナナっ!」


よく知った声がして、振り向くと抱きしめられた。


「無事か!?どこか怪我は!?」


「アデル…私は平気。でも、ラムネちゃんが…っ!」


「ああ、放送を聞いて飛んできた」


イチゴちゃんとカリンちゃんもサイラスとレスターにしがみついてぴえぴえ泣く。

私が先に泣いたから、2匹は我慢していたらしい。

不甲斐なくてゴメンよ。


「こいつらはうちのクランの者だ。こっちで引き取る」


アデルが妙に警戒している。


「…ええ、何か情報が入り次第お知らせします」


グレアムはちょっと失礼な態度のアデルに対しても穏やかに対応した。



ラウンジに移り、アデル達にも詳細を説明した。

既に迷宮を出ていたらどうしようもないが、検問を強化してくれているので完全に見失うことはないと思いたい。

まだ迷宮内にいたとしても、何階層にいるのか見当がつかない。

こうなったら、この0階の出入口を見張るしかない?

そんな受け身でいいのだろうか…?


「アデル、私、探しに行きたい」


「だが、当てはあるのか?」


考えろ、私…ラムネちゃんは頭がいい。

黙って連れ去られたのも理由があるかもしれない。

何だ?抵抗しなかった理由は…

眠らされた?それとも状態異常をかけられた?まさか、隷属の魔法…?

人の従魔にそんな事ってできるのかな?

魔法は鼬ごっこだからあり得そう。


他には?何が考えられる?

………誘拐犯達が常習犯だった場合、どこかにアジトがあって、そこには他にも誰かが捕らわれているかもしれない。

助けに来いって事じゃない?

現行犯で捕まえろ、と…


「ねえ、ラムネちゃんって、何か居場所を知らせるようなモノ持ってなかったかな?」


トランシーバーは未だにうんともすんとも言わない。

他に何かないだろうか?


「んーとー…」

「えーとー…」


「「スパイペン!」」


「それだ!」


アデルに説明して、クリスタルセーブを使って1階ずつ上って欲しいとお願いしていると、イチゴちゃんがずっと抱えていたトランシーバーが鳴った。


『大丈夫?隷属の首輪なんてヒドいねー』


えっ、何の話???


向こうの状況がわからないので、こっちから話しかけるのは危険だ。

アデル達がそれは何だと詰め寄ってきたが、ラムネちゃんの声が聞こえなくなるので『しーっ』で黙らせた。

あと、何でかグレアムも覗き込んでいたが、ツッコミは後だ。


『わたしも首輪をつけられて魔法が使えないんだー』


自力で逃げられない事を知る。


『それにしても、10階にもこんな部屋があったんだねー』


何だろう?こんな部屋?


「とりあえず、10階だな?」


アデルのセーブクリスタルで連れてってくれるという。

すぐに転移陣に乗る。

と、先程から何気に首を突っ込んできていたグレアムまで乗って来た。


「僕も行く」


「え、でも…」


「オレ等だけで充分だ」


「人手が多い方がいいだろう?」


アデル達も固辞するがグレアムも退かない。

押し問答している時間が惜しいので連れていくことにした。


第10階層に飛ぶ。

ラムネちゃんが言っていた『こんな部屋』がどこかわからないので手掛かりを探す。

ヒントはやはり『スパイペン』だろう。

イチゴちゃんとカリンちゃんが万能腕時計のブラックライトを当てて、何かが書かれてないか探しまわる。



「「あったー!」」


転移陣から降りて通路に出た辺りにあったのはただの歪んだ線だった。

が、そんなモノが書けるのはスパイペンを持っているラムネちゃんだけ。


「この階層に来たのは確かだよ」


床に描かれているという事は、手は自由で自分で歩いているというコト。

状態異常の線は消えたのは良かった。

が、文字ではなく線だけというのは余裕がないという証し。

急がないと…っ!



「ナナー」

「こっちこっちー」


シロクマちゃん達が何か見つけた。

通路の床にまた線が書いてあった。

次々と辿っていく。



T字路の左にマーキングがある。

突き当りはただの壁なので両脇の部屋を調べる。

しかし、何もなかった。

ならば、この壁が怪しい。


「この向こうに、隠し部屋があるみたいだね」


よく見れば開閉パネル自体が壁に同化しているじゃないか。

ゲームに慣れている自分には気づけた。

が、届かないのでアデルに抱えてもらった。

パネルのギミックは、イラストのスライドパズル。

こんなもんチョロいわ!

鬼のように絵柄を合わせ、最後の1つを動かす前に振り返る。


すると、みんな武器を構え神妙な面持ちで頷いた。

私も頷き返し、最後の1ピースを動かした。


ピーっと電子音が鳴り、ロックが解除された。

シュンっとドアが開く。


中に人はいなかった。

が、飲み食いしたゴミが散乱している。

さっきまで人がいたような空気…

誘拐事件発生の放送は当然暗黒団にも聞こえた。

急いで逃げだしたのだろう。


「ボス部屋に行かなきゃ!」


移動するには転移陣を使うしかない。

それはボス部屋の後ろ、もしくはスタート地点にしかない。

スタート地点は私達がさっきまでいたので奴らが向かったのはボス部屋だろう。

アジトを作ったのなら、何度でも行き来する必要がある。

何かあった場合に備え、退路は確保しておくハズ。

ならば、ボスは簡単に倒せるに越したことはない。

逆に言えば、第10階層のボスを簡単に倒せる実力はあるという事だ。


サイラスが地図を確認し、先陣を切って進む。

途中で出くわした魔獣は可哀想に瞬殺され放置された。



「あーっ!ラムネちゃーん!」


「ナナー!みんなー!」


ボス部屋の前で順番待ちをしている集団に白いモフモフを見つけた!


「そこで止まれ!こいつらの命がどうなってもいいのかっ!」


不利を悟った暗黒団がお決まりのセリフを吐いてきた。

ラムネちゃんに付けられた首輪の紐を引っ張る……


やめて!


仕方なく、足を止めるアデル達。

よく見ると、他にも女性が3人人質になっている。

列に並んでいる人ではなかった…

ヒーラーか魔法使いか、何にしろ魔法を封じられたら腕力ではどうしようもないジョブだろう。

自力で逃げるのは難しそうだ。


「そうだ。言う事を聞け」


女性に剣を突き付ける暗黒団。


「私が!代わりに人質になるから!みんなを解放して!」


「ああ?…そうだな、そっちのシロクマ2匹とガキとならこの3人と交換してやってもいいぜ」


このままでは逃げ切れないと悟った彼らは小さいモノなら荷物に詰め、自分達は変装すれば迷宮から脱出できるとふみ、『女性3人』と『幼女+2匹』の交換を要求した。


「ふざけんなっ!」


アデルが吠えるが、ラムネちゃんだけ連れて逃げられては敵わない。

どうどうと押さえる。


「わかった。そっちに行くから」


私の事はテイマーだから弱っちいと思っているだろう。

正解だが、こっちにはシロクマちゃんが2匹もいるもんね。

あんた達なんかに負けないんだから!


「交渉成立だ。ゆっくり歩いて来い」


「ナナ…っ」


アデルに肩を掴まれた。

そっと手を重ねる。


「大丈夫。きっと何とかなるって」


私はシロクマちゃん達と手を繋いで歩き出した。

女性陣も背を押されて前に出る。

お互いがすれ違う時、女性がゴメンね、と言った。


大丈夫、心配ないよ。

アデル達が何とかしてくれる。

そういう意味を込めてウィンクして見せた。


暗黒団のところに着くと、ラムネちゃんが飛びついてきた。


「1人にしてゴメンね。無事でよかった…」


ぎゅっと抱きしめると、ラムネちゃんがぽしょりと耳打ちしてきた。

『首輪は【ディスペル(解呪)】で外れる』と。


了解。反撃は、様子見してからね。



ボス部屋の扉が開いた。

暗黒団は幼女+3匹を抱え、部屋に入った。


「ナナーっ!」


駆け寄るアデル。

扉は目の前で閉まった。


「クソっ!」


力任せに扉を殴るが、手が痛いだけ。

膝から崩れ落ち、今度は床を殴る。


「先回りして0階の出入口を封鎖しよう」とサイラス。


「衛兵に見張らせているがな」とグレアム。


そうだな、ここで立ち止まっていても時間の無駄だ。

自分達も出入口で張っていた方がいいだろう。


立ち上がろうとした時、扉が開いた。

速いな。

ちんけな人攫いだと舐めてはいけないらしい。


さて、フロアボスを倒して次の間の転送陣を使う方が速いか?

スタート地点まで戻るのが速いか?


「速攻で倒すぜ」


「「「おうっ」」」


ボスは6メートルはあろうかという四つ足の獣型エイリアンだった。

が、B級冒険者には敵ではない。

瞬殺し、宝箱を確認する事もなく次の間に走った。


「あ、アデル。皆もやっぱり来てくれたんだね」


「へ…?」


幼女+3匹はレジャーシートに座ってお茶を飲んでいた。


「誘拐犯ー」

「捕まえたー」

「お仕置き中ー」


シロクマちゃん達が指さす方を見ると、男が4人、部屋の隅で縛られ痙攣していた。


「麻痺と毒と、暗闇と沈黙の状態異常中」


え、えげつねぇな……


男共は幼女+3匹を怒らせてはならないと、心のメモにカキカキしたのだった。


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