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藍鼠色の思い出

私はあの日お母さんの忘れ物を届けにお母さん勤めてる会社に来た。受付でお母さんの居る場所に連絡したらしいが応答がなくだから直接向かった。

扉が開いていたいた。仲を覗いてみるとお母さんは血を流して倒れていた。


「お母さん!!」

「・・・孤泊」


一緒に男性が倒れていた。誰?どういう事?


「この人は誰なの?お友達?」


お母さんは頷いた。


「私を・・・庇って」

「撃たれたのね。お母さんも・・・」


また頷いた。


「救急車呼ばなきゃ」


お母さんは引き出しの方を指をさした。


引き出しの方に向かって行き引き出しを開けた。

お母さんがいつも持ち歩いてる日記帳が有った。


「それ・・・真実が・・・」

「こんな状況になった理由が書いて有るの?」


お母さんは頷いた。


「あげる」

「ありがとう」


どうしよ・・・どうしたら良いのかな?

その時、火災報知器が鳴った。

火事!?


「鍵は奪われてはダメ」

「わかった」

「孤泊・・・生きて・・・ほしい・・・生きたい」

「お母さん誰か助けを呼びに行って来る」


お母さん頷いた。


部屋を出て探した。

どこかに居ないかなぁ?

階段の方から声が聞こえて来たから向かった。


「・・・全て終わったら私を弥月君のお嫁さんにしてください」

「・・・」


あれ?プロポーズ現場!!

こんな時に!?

こん時だからか。


「良いですよ。でもその話の続きは脱出してから」

「そうだね」

「君ここで何してるの?」

「・・・あのね。お母さんの忘れ物届けに来たんだけど部屋来たけどお母さんとその連れが銃で撃たれてるの!!」

「えっ!?」

「アンナさんの娘さんだね」

「えっ?」

「連れの知り合い。案内して」

「うん」


連れて来た。


「ダメだ。こちはもう・・・」

「お母さん、言ってたのお兄さんはお母さん庇って撃たれたて」

「そっか」

「どうしたんですか?小金さん!!」

「何者かに撃たれた」

「火災が起きてるみたいですし、連れて脱出しよう日野社長、頭から血が!!」

「中にもう一人居る。そちはもう・・・」

「あ、樋田さん手伝ってほしいの」

「えっ!!」


樋田さんは困惑していたが男性の方持ち上げた。

もう一人の人はお母さんを。


出入り口まで向かった。

私と中学生位の男の子とプロポーズしてたカップルは道中慌てる職員さん達落ち着かせて外に誘導した。

お母さん達は先に行ってもらった。そうしながら出入り口に向かった。

私と男の子は無事に脱出出来た。だけどあのカップルが脱出する時建物が崩れた。

女性は間一髪で助かった。

男性は足が下敷きになった。


「組長!!」


えっ?組長?この男性ヤクザなの?この人超ヤバい人なの?この子もそち系の子て事?そうには見えないと思うけどな。

男性は周りのお陰で助けられ、その後救急車で搬送された。そしてお母さんは助からなかった。ここに葵が来ていた。後から知ったけどあの女性と男の子の両親も亡くなったらしい。

日記には両親の親の事、転校してばっかりの理由が書いていた。この鍵が原因らしいけど大事な物らしい。それを私は受け取った。


後日三人で会った。日向正旦ていうらし。親戚に引き取られて苗字が変わったらしい。私達兄妹は親戚の都合で一時期の間葵の家にお世話になる事になった。男性の事を聞いたら極道の組長らしい。ダメージが大き過ぎたのか元気がないらしい。


「本当にびっくりした。孤泊がアンナさんの忘れ物を届けに行ったはずなのにその忘れ物忘れて届けにに行ったら火事だし」

「葵が無事でよかった」

「建物に入るタイミングで止められた」

「二人て友達なの?恋人なの?」

「恋人だよ」

「俺お邪魔じゃない?」

「大丈夫!!」

「あの小金孤泊さんですね」

「どちら様ですか?」

「私は母方の親戚にたのまれてあなたを保護しに来ました」


この人なんで嘘つくの?お母さんの日記に書いてた、お母さんの身内は亡くなったて。信じないもん。


「えっ?アンナさんの身内て亡くなってるよね?」

「うん。私はそう聞いてる」

「駆け落ちをなさったらしいなでそう言ったと思われます」

「信じない。だってあなた方は他人だもん」

「ですが頼まれてるので」

「孤泊?」

「話を・・・」

「知らない人と話したらダメだね。行こう」

「でしたらそちらの二人も一緒に・・・」

「孤泊さんが不安なら付き添うよ」


ダメだよ。


「アンナ・ベッカー」

「えっ?」


この

二人は巻き込んではダメ。


「わかった話だけ聞くわ。二人で行って来なさい」

「えっ!?」

「大丈夫!!こうみえて護身術習ってるしにいにいにこっそり連絡しとくから」


私は小声で言った。


「孤泊さんあの人に連絡しとく。その方がいいから」

「あの人怪我してるんじゃ・・・」

「多分、部下の人が来るから」

「わかった。あの人なら安心かな」

「あの人?」


私はこっそり鍵を出した。

それを葵の鞄に入れた。


「お母さん雇ったボディガード」

「えっ・・・」

「いつまでこそこそ話してるんですか?」

「じゃあ楽しんで来て」

「うん」


そう言ってその場を離れた。急いでにいにいに連絡した。


「宝を開ける鍵を渡してください。どこに有るんですか?」

「知らないわ」

「嘘つくな」

「本当に知らないは」

「でわ家の中を調べさせてもらう」

「わかった」


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