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幼馴染の胸をでかくして!

「アステラルン様ぁ! このあたしをお助けください!」


 ――聞こえました。今すぐ行きます!


 私は空から降りて、人気の無い公園に来た。そこに高校生の女の子がいた。


「おぉ! アステラルン様! 来てくれてありがとうございます!」

「はい。私はアステラルンです。何をして助ければ良いのですか?」

「幼馴染の胸をでかくして! いや、でかくしてください!」

「え? 幼馴染って……女の子って事ですよね?」

「はい! 巨乳の幼馴染です!」

「え? 巨乳なのに大きくしたいのですか?」

「そうです! でかいのが大変な事を思い知らせてやろうと思いまして」

「え? どうしてそんな事を?」

「あいつは毎回貧乳のあたしに向かって胸を揺らしながら自慢してくるウザい奴なんです! なので!」

「貴女が大きくなれば――」

「ノンノン! あたしは別に自分の胸が大きくなって欲しいとは全く思ってません! ただただあいつの自慢がウザいだけです!」


 ――なんだか、考えが可笑しいような……。


「ということで! お願いします! あいつの胸をでかくしてください! 巨乳から爆乳にしてください!」

「……は、はい……。ですが、その幼馴染さんはどこにいるんですか?」


 私が貧乳の女の子に聞いた時、公園のトイレから巨乳の女の子が出てきた。


「私がこいつの幼馴染だ! 私の胸を爆乳にしようとしているようだが、それで私が困ると思っているのか? あり得ないね! むしろもっと自慢したくなる! さぁ女神! 私の胸を大きくするがいい! 私をボンキュッボンのスタイル抜群の美少女にするがいい!!」

「は、はいぃ!」


 私は幼馴染さんの体に神通力をかけた。すると、幼馴染さんの元から大きかった胸は更に大きくなった。数秒後、幼馴染さんは見事に爆乳になった。


「あーはっはっはっはっはぁ! 私はみんなから大注目だな!」


 幼馴染さんは大笑いしながら公園を出た。

 そんな幼馴染さんを見ている貧乳の女の子は言った。


「けっけっけ。もはやドン引きレベルだ。……どれだけきついか覚悟するがいい」

この後、幼馴染は困るどころか調子にのった態度に拍車がかかった。

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