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同性愛を気持ち悪いっていう馬鹿親父をこらしめて!

「女神アステラルン! 私のところへ!」


 ――聞こえた! 誰かが私を呼びました! 行きます!


 私は空から私を呼んだ人の家の庭に入った。そこには可愛い高校生くらいの女の子がいた。


「アステラルンです。助けを求める声を聞いて来ました」

「本当に来てくれた! さっそくだけどお願いがあるよ!」

「なんですか?」

「お姉ちゃんを否定する馬鹿親父をこらしめて!」

「え?」

「あの馬鹿親父は同性愛を否定するの! だから! 同性愛を気持ち悪いっていう馬鹿親父をこらしめて!」

「……もしかして、貴女のお姉さんが同性愛者で、そのお姉さんを否定するお父さんをこらしめて欲しいという事ですか?」

「そう! 考えが古い馬鹿親父を女神様の力でこらしめて!」


 ――この女の子のお姉さんは女の子が好きな同性愛者ということですか。だけど、お父さんがそれを否定するから困ってるということですね。


 私は家に入り、女の子のお父さんと話しをする事にした。


「女神様を呼んだところで俺の意見は変わらん! 女の子同士で恋愛するなど認めん!」

「どうしてですか? 誰と恋愛するのもお姉さんの自由ですよね?」

「あぁ自由さ。だがそれは相手が男であればの話し。相手が女であるなど断じて認めん!」

「どうして同性愛はダメなんですか?」

「子供ができないだろ?」


 ――恋愛の事ではなく子供の事を言い出しましたね。


「男女でも子供ができない事はあります」

「それは単にヤろうとしないだけだ! だが女同士だといくらヤっても子供はできないだろ? なら女同士でさせてはならない!」

「そ、そうですか」


 その時、さっき庭で話した女の子が入ってきた。


「自己中馬鹿親父! そんなんだからお母さんが不倫したんだよーだ!」

「なんだとぉ? 同性愛をする馬鹿娘と不倫した馬鹿BBAは関係無いだろ!」

「うわぁ馬鹿娘だって! お姉ちゃんより親父の方がよっぽど馬鹿なのに!」

「なんだと!? ポンコツのお前にだけは言われたくないわ! しかもなんだ! お前はあの馬鹿娘の同性愛を否定しようとしない! 可笑しいだろ!?」

「可笑しくありませぇん! 可笑しいのは馬鹿親父ですぅ! 考えがいつまでも古い馬鹿親父ですぅ! 同性愛を否定する時代は終わりましたぁ!」

「そんなわけがないだろ! 日本に住んでいる限り、同性愛は否定され続けるのだ! あの馬鹿娘はそんな大勢の人に否定される事をしている愚か者なんだよ!」

「お! すっごいムカつく! 女神様! やっちゃって!」


 女の子がいきなり私に指示してきた。


「え!? あ、はい!」


 私はとっさにお父さんの頭に神通力を当てた。


「なんだてめぇ! なんのつ――あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


 お父さんは悲鳴を上げて倒れた。


「今、お父さんには同性愛を絶対に否定できなくなる夢を見せています。起きたらもうお姉さんの事を否定できなくなるでしょう」

この後、馬鹿親父はホモになった。

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