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はじまりの日

じゃあ、まずは私がこの家に来た日のことをお話するね。


私は最初、何人かの仲間たちと一緒にいたの。

でも、その仲間たちもすぐいなくなって寂しかったわ。


そんなある日、私の面倒を見ていた人が車で私をどこかに連れて行ったの。

私はどうなっちゃうのかな。

仲間たちみたいに誰かのところに行くのかな。

なんか寂しくなってきたわ。


着いた先には、二人の女の人がいたわ。

「わー!すごく可愛い!」

「すごくやんちゃで人懐っこい子なのでどうぞよろしくお願いいたします」

「はい。わざわざありがとうございます」


気がついたら、その女の人たちの車に乗ってたの。

どこに連れてかれるのかな。

この人たちはなんなのかな。


不安になって鳴いてたら

「大丈夫よ」「新しいおうちに行くよ」と優しく話しかけてくれたわ。

その言葉で少し安心出来た自分がいたわ。


そうこうしていると、おうちに着いたの。

「今日からここがあなたのおうちよ」

「うちの家族よ」


そうなのね。

私はこれからこの人たちの家族になるのね。

そう思うと不思議と怖くなかったわ。

だって、私のこと気に入ってくれたのわかったから。


そんな家族になる二人に私からも一言。

「はじめまして。今日からよろしくね」

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