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彼女とクラスメイト達に裏切られた絶望者は異世界を夢想する  作者: 滝 清幹
第三章:堕落した神々との戦い:アルタイル編
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迷いの森

 

 現在俺達は、ギル達に教えてもらった竜人の里から一番近くにある種族に会いに行くためにある森を通っているんだが......。


「......なあアスナ」


 俺は苔や雑草といったものが生えている道なき道を歩きながら、前を向いた状態で並行して歩く彼女に話しかけた。


「なんですかユウト様?」


 彼女も俺同様に前を向いて歩きながらそう聞き返した。


 なので俺は周囲の特徴ある木や目につくような大きい岩石を見ながら再度尋ねる。


「さっきから思うんだけど......ここの道通ったよな?」


「当たり前じゃないですか。だからこの森は迷いの森と呼ばれているんですよ」


 それを聞いて俺は溜息をついてしまった。


 今アスナが言ったように俺達は、迷いの森というところを通過しようとしているのだが、先ほどから全く同じ風景しか見えてこない。


「ここって富士の樹海と同じ感じなのか?」


 富士の樹海、または青木ヶ原樹海とも呼ばれている。


 そこでは360度どこを見ても木しかなく、高低差に乏しい特徴のない似たような風景が続いており、また足場が悪く、まっすぐ進めないため迷って遭難する危険がある、と言った場所で有名な森だ。


 ......あともう一つあれで有名だったな。


 俺は、クエックエックエと一人心の中で呟きながら、キョロキョロ周囲を警戒するかのように見回す。


 チョコボールないかなあ~、キョロちゃんかパフーはいないのかなあ~、ならご遺体あるのかなあ~、あったらあったで何か怖いなあ~、じゃあ何で探すのかなあ~そんな考えを読んだのかアスナが、


「あそことは違ってここは自殺の名所ではありませんよ。それにここまで来てそんなことするのは、それこそ馬鹿のすることです」


「その言い方だと、近場にそんな場所があってそこで自殺したら馬鹿ではないということになるぞ」


 彼女の考え方では遠くからだったら自殺の正当性を認めるものだからな、まあ本人はそのつもりはさらさらないよう様子で、


「たしかにその通りですね......なら訂正してどちらも馬鹿ということで」


「まあ馬鹿かどうかは知らんが、それが彼らの決めた道? なのか知らないがそれも致し方ないな」


 本来は止めるべきだろうが、とは言わなかった。


 これは受け売りなのだが、もし死ぬことで幸せや安らぎを得ることができる、また生きる事が何よりも苦しいと思う人間がその場にいると仮定してだ......そんな風に考えている人間の自殺を止めることは、本当に正しいのだろうか。


 実際はその人に対して生きることより、さらなる地獄を味わらせることになってしまうのではないのか。


 それにその責任は、自殺を止めた者に対して降りかかるだろうしな。だからといって止めるべきだ、という考え方はある意味では当人の立場に立って考えていない。

 

 故に無責任な言葉を投げつける以外の方法を考え付くことができないのだろう。


 というのは以前の俺の考え方で、今の俺の考え方ではそんな風にこの世に絶望している人を救うこと、と決めているからな。


 俺はそう思いそのことをアスナに言おうとする前に、これまで見た中で一番嫌そうな顔をしながら、


「......私はそういう考えは好きではありません」


「? でも俺もお前の同じ感じじゃないのか?」


 その理由が気になったので俺はそれを否定するかのような感じに答えると、アスナは自分の足元を見るかのように視線を下げる。


「......別に宗教的考えでも正義感ぶって言うつもりはありません。ただ......」


 俺はその続きを促すかのように黙っていると、その下げていた頭をゆっくり上げると、


「命とは、美しく尊いものです。別にすべてそうであるという建前を言うつもりはありません。誰しもが自分の命だけをそのように感じるでしょうし、私もそう思います。それに会ったこともない人の命が自分の命が同じぐらいだとも思いません。私が言いたいことは、ありえないほどの確率でその命を授かったのにも関わらず、それを自分で放棄するのはどうかと言いたいのです。それをするからには何かしらの理由もあるのでしょう、それにそれを決めるのは当人の意思です。他人がどうこう言う権限はありません。ただ、それでも......」


 それを崇めるかのような儚げない様子で語っていたが、最後に向かうにつれて徐々に声がしぼむのに並列してその表情は暗いというよりも、胸に何かが突き刺さるような痛みに堪えるかのようしながら、


「そんな......奇跡のような確率でこの世に生を受けたのに、誰にも知られずにその命を散らせる、そんな悲しいことはしないのでほしいのです。すべてがすべて悪であるというのは信じられません。ただ自分の周囲にそれしか存在せずに、それゆえにそのような方法でしか解決できないと思い込んでいるんです。あるはずなんです......そのようなことをせずに解決できるなにかが。いるはずなんです......自分を支えてくれる、大切な人が。仮にもしいたとしたら、残された者達はどれほどの悲しみに見舞われることでしょうか。そのことに当の本人が自覚しているかどうかについては、私は知りません。だから彼らには誰かに頼るということをしてほしいのです。必ず誰かしら助けになってくれるはずです。それでもダメなのであれば仕方ありませんが、ただ......」


 そう言うと一度こちらに視線を移すが、それは俺に対してではなくここにいない誰かか軽蔑するかのようなこれまで見た中で一番冷めきっている目をする。


「もし仮にそれを自覚した上で誰にも頼らずにそのような浅い考えでしてしまうのであれば....,,」


 そのことを諦観するかのようにニヒルな笑みを浮かべ、


「先ほど言ったように考え方次第では馬鹿でしょうね、それをしてしまった人物達は......」


 アスナが言う考え方次第っていうのは、一人走りしないで周囲のものや人に頼れ、それでもダメなら仕方ないが、それすらせずに自殺してしまうは愚か者がすることだ、という感じか。


「ふー、なるほどな......つまり何が言いたいんだ?」


 彼女の考えは分かったのだが、その内容が漠然としており何を一番伝えたいのか分からないのだ。


「......ユウト様」


 するとアスナは、どこかここではない自分の手では絶対に届かない遥か遠い場所に我が子が遠足に向かうことに気が付いていても、それでもそのことをどうしようもなく物憂げな表情で見送る母親のような感じを醸し出す。


 今まで以上に入り組んだ設定だな、と思っていると俺の手をアスナがそのまま雰囲気を保ちながら突然握ったので俺はかなり動揺してしまう。


「な、何だよ。こっちを見つめて、それと手! 何故手を握る必要があるんだ!?」


 俺のそんな言葉を無視してアスナはまるで俺がじさーー。


「......自殺なんてもの、考えないでくださいね」


 ぽく・ぽく・ぽく・ぽく......ちーーーん......。


「......えっ? やっぱ俺自殺すんの!?」


 これって最近流行のいじめなのか? そもそもいじめに流行とかあんのか?


 高校でも俺の微笑みにブーイング、俺に対して陰口(須藤)、ここに来てからだと英雄(はい元気です!)として手を合わせて崇められた(馬鹿にされた)ぐらいしかないからな。


 それに人様の命に関わることは言ってはいけないし、それには責任を持たねばならいのだ。


 だから俺は、アスナに一言文句を言おうと思ったのだが、彼女の顔から冗談を言ったようなつもりはない、と言っているような感じがする。


 案の定アスナは繋いでいた手を離してぷいっと顔を逸らすと横目でこちらを見ながら、


「そういう意味ではなく......ただの心配です」


 そのいつもは絶対零度な感じて接してくるのだが、この~何て言えばいいのか? ん~そうだなあその温度差っていうものがあるんだよね、今の表情と仕草にはさ。


 結論を言いましょう!


「マジか......今まで会った中で一番可愛かったぞ、マジで」


 いつもは言葉に出さないのだが、彼氏が病み上がりで飲み会に出掛けるとき、間を十分にとってから「......いってらっしゃい」とポツリ行った後に、追い打ちをかけるよう無理してにこりと笑い、「早く帰ってきてね」と、そんな感じがしたのですよえぇ。


 ん? 何か詳しくないかって? これはマイペアレントの経験談なのですよ。


 その話を聞いて当時俺はそれに憧れたのか、当時自室にあったワニノコのぬいぐるみに対して、


「......まだ、進化しなくてもいい。そのままの君が、好きだ......チュッ」


 その時妹が俺に用事があったのか、扉を開けたのはそのタイミングだった......。


 それを見てすぐに何か察したのか優しそうな表情を浮かべると、俺とワニノコとの関係について何も触れずに黙って扉を閉めて出て行ってしまったのだ......。


 するとそのワニノコは、内部に電池が入っておりそれで鳴き声を聞くことができるのだが、俺が強く抱きしめていたからだろう、だから突然、


「ワーニーー! ワニワニワニワーーー!!」


 ワーー! ワー! ワー ワー......。


 ワニノコの声が俺の脳内で繰り替えし再生し続けたのだ。


 今考えると、あの日以降妹からの風当たりが強くなったような気がする......はっ! ということは俺とワニノコの関係に嫉妬していたから今みたいな態度を取っているのか。


 なんだよ、安心したわ......違うかな? えぇ違いますね。


 かなり話を脱線してしまったがつまり俺の言いたいことは、今のアスナはいつもの彼女よりも一際可愛いということだ。


「な、何ですか!? いきなり口説いてるんですか!?」


 案の定かどうかは知らないがすぐにアスナは顔を真っ赤に染める。


 こんな性格なんだ(偏見)、誰にも褒めらたことが無かったのだろう。あぁアスナ! 君はなんて可哀そうな子なんだ(ブーメラン)!


 だが! 一つだけ勘違いしているところがあーーるのだぁぁぁぁ! だから訂正すーーるのだぁぁぁぁ!


「口説くわけねえだろ。俺は独身貴族を謳歌するつもりなんだから......今のところは」


 完全に否定できるわけではないからな、エレナとの約束があるしそれが終わってからでも遅くはないし。


 か、勘違いしないでよね! これは安全ネットみたいのものだから! 別にフラグのつもりで言ったわけじゃないんだからね!


 それを聞いてアスナがまるでクジャクヤママユを潰されたかのように何か諦める表情をすると、


「そう、そうですね、ユウト様はそういうお人でしたね」


「? 何でエーミールみたいになっているかは知らないが、俺は元からこんな人間だしあまり変える気はねえからあんま期待すんなよ」


 ホント人から期待されるのって嫌だわぁ~。


 中学の時に体育祭があったのだが、当時クラス対抗リレーに参加した時に女子にバトンを渡す際にその彼女が目を瞑って、来るならかかってこいやぁぁぁぁ!! といった感じで身構えられてしまったのだ。


 それで出遅れてしまい案の定野球部に所属していた長山が、何故か俺だけに対してイラついているような目線を送ってきたものだ。


 なんで野球部の人ってこういう人種が多いんだ? まあ俺も嫌いだったけどな......特に長山が。 


 それに時々遅くになって帰る時があるんだが、いつもあいつら自転車に乗りながら集団を形成すると何かしらの歌を歌っているよな。


 そのたびに、こいつらって野球部じゃなくて合唱部の間違いじゃないの? 坊主は気にせず合唱部に入部したほうがいいよ。俺と仲の良い良樹っていう奴もいるし、そいつ良い奴だから君達も仲良くできるはずさ。それよりも気になったんだけど......それって体育祭の歌だよね? いつも歌っているけど年中カーニバルあぁそうか、頭の中はいつもカーニバルだったね。気づかなくてごめーんね、てへぺろ♪ そんなことを良樹と仲良く考えていたものだ。


 なんか今日は回想多いな......久々に良樹思い出したわ、あいつ元気にしているかなあ~。


「ゴホン、まあ俺が言いたいことは、むやみやたら誰かに対して期待するなって話だ。かつて地球でも戦争は起こっていたし今でも中東なんて場所なら紛争の真っ最中だ。つまり、俺達に創造主みたいなものがいるかどうか知らんが、もしいるならそんな神様みたいなもんにも期待はするなよってことよ、現状がそれなんだからな」


 ホントそれなんだよな、アメリカの大統領の名前何だっけ? たしか......ザ・ドナルドだっけか......あぁこれあだ名だな。まあそれでいいや、とにかくそれのせいで中東は更に激化したもんな。まったくトランプしやがってあぁ名前トランプさんだったな。


 この日から数日のうちに俺が何者からに暗殺された場合、犯人はデルタフォースから引き抜かれたCIAの関係者と思われてもいいだろ。


 俺の話を聞いてアスナは何かを思い出すかのよう目をギュッと瞑っていたが、 


「その話昔聞いたことがあるような気がしますね。ん~ダメですね、思い出せません」


「まあ俺も世話になった恩師の受け売りだからな。それにこんなことは常識みたいなもんだし、どこかで聞いたこともあるだろう」


 もしかするとアスナがこれを聞いたことがあるってことは、まさか......それを聞かせた人も大変苦労したんだろな。えぇ分かりますよあなたの気持ちは、彼女は危険物取扱に認定されていますものねえ。


 俺はどこの誰かは知らないが同じ苦労を背負っていた彼女の知り合いに深く同情するのであった。


 ここまでの流れは、キョロちゃん! ポーズ! ワニノコ(元カノ)! 長山と愉快な仲間(政党)! そしてヤムチャ(トランプ)! のかなりミックスしているからこれなら卓球でもできるんじゃないのか? チョレイ!


「話を初めに戻すぞ、ここが迷いの森って呼ばれているのは富士の樹海と同じ感じなのか?」


 このままでは懐かしき良樹との思い出まで語ってしまいそうだからな、俺はすぐに本題であるこの迷いの森についてアスナに尋ねてみのだが、彼女は俺の質問にゆっくりと首を振り、


「いえ、あそこはとは違ってここは意図して同じところを何回も回らされているのです。」


「それってモンスターっていう認識でいいのか?」


 俺の知っているモンスターかどうかは知らんが、テレサとかなら知っているぞ。


 マリオストーリー64懐かしいなあ~あれアナログテレビぐらいでしかできないから、今の薄型テレビではもうできないからなあ~過去の遺産だ。


 俺が過去を一人サーフィンしている間アスナは深く考え込んでいる様子だ。


「......聞いた話では、なんでもここで迷った人は必ずある場所に行くそうです」


「ある場所って?」


 突然アスナが意味深な発言をしてので俺はそれとなしに訊き返す。


「それはですね......」


 彼女が答える前に、目の前に大きいな見慣れた物体が現れた。


「これです」


 それはかなり古びた大きな館だった。

 

 パソコンゲームをしている人なら分かると思うが、あのブルーベリーが追いかけるゲームに出てくる館と同じだという認識でいいはずだ。


 ということは『あれ』もあるのかもしれないな......まあその時はその時だ。


 俺はアスナに確認を取るためにその館と彼女の顔を見比べながら、


「それでこの館に入ればいいのか?」


「帰還者によると、入った後の記憶がないそうです」


 おいおいマジかよ、それってゲームで言うところのゲームオーバーじゃないのか?


 オーマイブルーベリー降臨ヨイショー!


「でもこの館をどうにかしないとこの森を抜け出せないよな」


 そろそろ太陽がじゃなくてヘーリオスだったな、まあそれが沈みかけているしそろそり月ではなくセレネが交代する時刻に迫ってきているから、このままこの館を攻略しつつ夜を明かせばいいだろうしな。


 俺は空や徐々に暗くなり始める森の中を見回しつつアスナに同意を得ようとそう尋ねた。


「たしかにその通りですね。それにここでなら夜を明かせそうですし」


 彼女も俺と同じ意見のようだな、それ俺の考えだとこの館が俺達をここで迷わせている可能性が高い。


「どちらにせよ生存者はいるんだろ、なら入ろうぜ」


 帰還者がいるなら死なないってことだ。


 死なないなら怖いものなんてないからな! ただこれだと死なないが! それ以外で怖いものが存在する可能性がかなり高いことを意味している。


 まあいいやと思ってアスナを見ると、俺の言葉に頷いていたので俺は館の正面にある大きな扉に近づきドアノブを回した。


「キィーー......」


 扉の軋む音を出して全開になると同時に、この館の内部が明らかになった。


「おーかなりの広さだな、ここ」


「ですね。貴族の屋敷よりも大きいですよ」


 玄関からすぐ歩くと真正面に二階に続く大きな階段があり、道は俺から見て左右に広がって伸びており、天井付近を見ると金持ちの家にあるのと同じくらいの巨大シャンデリアが吊り下がっている。他にも目線をやると左右に通路があり、その通路の壁に備え付けられているランプのようなものによって、奥の方まで照らされている。


 初見の感想としては、洋風の巨大な館だな。


 俺のゲーム魂に火が付くぜ! ただし観戦魂!


 そんな風なことを考えながら館に入ったと同時に、


「キィーーバタン!」


 突然扉が、一人に大きな音を出して閉まった。


「今のアスナじゃないよな?」


 アスナはその問いかけに頭を勢いよく縦に振っている。あぁそんなに肯定しないでいいから、君じゃないってことは分かっているから。


 俺はなんとなくだが黒刀を出そうと思ったのだが、そこでこの世界では絶対にありえない、ある大きな変化に気が付いた。


「アスナさん、驚かないで聞いてください」


「な、何ですかいきなり! 口調も変えて! 何か言いたなら早く言ってくださいよ!」


 俺はかなり深刻そうな声を出したので、アスナは怯えながらも大きな声で聞き返したので、その声に木霊したのか館の全体から彼女の声が聞こえてくる。


「ばっかお前、この館に何かいたら聞こえるだろ。あまり大きな声を出すんじゃねえ」


「な、何かって何ですか。 あんまり変なこと言わないでくださいよ」


 俺が小声で注意すると言いたいことに気が付いたのか、アスナも俺の同様小声になってくれたが俺のセリフの中におかしな言葉が混ざっているのに気が付き、逆に訴えられた。


 普通は分かるだろ、こんな夜更けにバナナかよ! ではなくこんなところに館があるんだから普通じゃないってことぐらいよ。


「その可能性についてはこの際どうでもいい。俺が言いことは......」


 俺はそこで区切ってまるで狼に怯えている野ウサギのような雰囲気を出しているアスナを一度見てその続きを口に出す。


「どうやらこの館は......魔力が使えないらしい」


 俺のカミングアウトにアスナはムンクの叫びのような表情をしている


 

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