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彼女とクラスメイト達に裏切られた絶望者は異世界を夢想する  作者: 滝 清幹
第一章:異世界召喚
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プロローグ

まず初めに、この小説は『報いはないが、救いはある』をコンセプトにしています。この時点で自分に合わないと御思いなさりましたら、ブラウザバックすることをオススメします。


追記:2022/06/15

これ面白くないので、読まない方がいいですよ。作者公認で、マジで面白くないので。じゃあなんで更新すんのかっていう話なんですが、始めた以上どういう結末になったとしても書き切らないといけないという思いがあるからです。本音は、最近ファンタジー全般のノリが受け付けなくなってきたので、もう書きたくないというより書くのがキツイっていうのは実情です。


この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。ご了承してお読みください。



 

 

 昔々、あるところに男の子と女の子がいました。


 

 二人はとても仲良しで、いつも一緒に遊んでいました。



 そんなある日、男の子は女の子にある約束をしました。




ーーたとえ世界を敵を回しても、必ず君を守ってみせるーー




 しかし男の子は、その約束を守ることはできませんでした......。







〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

   

 10月最初の月曜の朝。

 

 俺ーー竜胆悠斗は起きて窓を見て太陽の位置がいつもより高いことに気が付き、そのまま時計を見ると6時? 違う9時であることに気が付く。


 普通ではありえないミスだが、まあ仕方がない。これはいわゆる老化現象というものだから。


 そんな寝坊の理由はラノベの読みすぎだ。まあまあこれも仕方がない。魅力的なラノベを発売する会社が悪いのだ。

 

っとまあ、責任転嫁はここまでにしておいて、そろそろ準備をした方がいいかもな。。


 勿論この時間帯だ、リビングに行くと誰もいない。いたらニートか空き巣はたまた幽霊のどれかだろうからな。


 リビングに入り机の上を見ると、朝ごはんは置いてあった。


 一日の始まりは朝ごはんにあると俺史の中で言われている。ある程度栄養のあるものではないと午後まで持たない。


 そんな思いでラップをめくった。


 なんとそこから現れたのは、おにぎり。それも塩だけ! 


 ちょっと待ってくださいよおお! ええ、僕は戦時中の子供じゃないんですよね! 最低たくわんぐらい付けてくれない悲しいではありませんか!


 渋々俺はおにぎりを食べようとするも、海苔かなんかで巻いといてくれないとかなり食べにくい。そのせいで手にご飯粒ちゃんが、大好き! といった感じで引っ付いてくる。加えて集団で。

 

 だから俺は一粒一粒丁寧に取っては食べて、食べては水分補給の繰り返しをしていたが、ここで注意しないといけないのは急いで食べつつ、ご飯しっかりと30回噛むことを意識することだ。


 これは幼稚園からの教えであり、模範的な生徒である俺はしっかりと守らなければならないからだ。


 ちなみに守らないと目が潰れるらしい、それを聞いた当時の俺はありふれた米粒達で世界最強! その勢いで世界を支配するんじゃないのか? そう思って毎日お米様達をバックにいれて幼稚園に行ったものだ。家に帰って来る頃には、彼らの姿はなく当時の俺は、世界を支配するだけも力を持った者達を世に放ってしまった! と思い時々ニュースに出てこないかなあ、支配ができたら世界の半分頂戴! とか言おうと考えたりもした。それから月日が流れ、ある時うかっりご飯粒を残した時に目が潰れないことを知ったのだ。当時の年齢15歳! 中三の給食時間の出来事である。


 そんなことを教えてくれた園長先生は、元気にしているだろうか(遠視)。

 

 食事を終えた俺は、変身ライダーを意識して制服に着替えるとすぐに自転車に乗って出発する。

 

 時間が時間なので、誰もいなかったことに気が付いた俺はあろうことかママチャリで競輪選手を意識して漕いでいる最中に散歩中のご老人に見られてしまうという惨劇に遭う。


 その時、ご老人の手を見ると競輪新聞を強く握り締めている目撃してしまったのだ。


 おじいちゃん! 大穴狙うなら俺にしな! ありふれたママチャリで世界最速のこの俺に!


 その後涙目で学校に到着した俺は、自分の教室である2年6組の前まで来た。

 

 ちなみに誕生日は6月3日、今年で17歳である。


 はいそこ、いらない情報とか言わない。

 

 そして大きく深呼吸をする。

 

 この後の状況はだいたい予想できる。

 

 なぜなら俺には未来予知があるからだ(常習犯)。


 俺は覚悟を決めてドアを開けた。 

 

「「「「「........」」」」」


 生徒全員がこちらを向く。


 今現在、俺はアイドルより注目度が高いんじゃないのか? と錯覚してしまったではないか。

 

 そんな中、授業担であり俺の担任の小河原優子先生が刑事、そして俺が容疑者のような構図で尋問し始めた。

 

「Why are you late? (なぜ遅刻したの?)」


 英語でだ、英検2級を持っている俺じゃなきゃ理解できないだろう。

 

 だがしかし、俺にも遅れた正当な理由がある。

 

 だから堂々と言ってやったのさ......日本語で!

 

 何を言っているか分かるが喋るのはムリムリ。

  

「いやあのですね、幼稚園から教えられてきた食事法を実践してしまい、その結果遅れてしまったのですよえぇ」


 俺は手を擦りながら自分の無罪を主張したのだが、その瞬間時間が止まったように感じる。


 どうやら未来予知に加えて時間停止の能力も手に入れたようだ。


 しかし、突然の寒気に気が付き、先生を見ると額が青筋を立てていた。


 二次災害を恐れた俺は光の速度で、


「I am sorry! I overslept! (すみませんっ! 寝坊しましたっ!)」


 即座に加えてネイティブに英語でだ。


 簡単な英語は喋れるのだ、なぜなら英k(以下省略)。

 

 ゴホン、この人を怒らしていけないことを俺は知っている(実体験)。

 

 先生は大きく溜息をついた。


「Mr.Rindou......you are guilty.Come to the teachers' room after class. (竜胆......あなた有罪です。この後職員室に来なさい)」


 そしてチャイムの音が響き授業と俺の人生は終了した。

 

 俺はこう思った......はい、オワター。



 授業後、俺は戦地しょくいんしつに赴いたのだ。



「は~いS級戦犯のお通りだよ~」


 戦争で敗北したので賠償金(たっくさんの課題)と変な異名を貰い受け、その勢いのまま教室のドアを開けながらそう言ってしまった。


「なんで生き返ってんだよ、靖国に戻れ。それとさっきのは10点中5点だな」


 そう言って笑いながらこちらに近づいて来たのは、俺の親友でありラノベを教えてくれた教祖でもある成田正人。

 

「点数低きいなあ。いや、採点頼んでねえからな。それと靖国に戻ったら天皇陛下と首相が参拝できねえだろ? だから俺だけ戻って来てあげたんだよ。それにS級は武蔵陵墓地だけどな」


 こんな会話右翼の皆様に聞かれたらヤバイな、そして左翼の皆様に聞かれたら仲間に引きずり込まれてしまう......。


 少し心配になりながら周囲を警戒していると、その会話を聞いていたのか後ろから天使の間違えた、いや間違えてない、ある女子生徒が話しかけてくる。


「私は10点だと思うけどなあ。それと2013年までの記録で戦後に限定すると、28人中14人の首相が62年間で計67回参拝しているとウィキペディアには書いてあったわ。訂正としてS級戦犯はネタとして出回っているようね」 


 そう微笑みながら詳しく説明してくれたのは何を隠そう俺の彼女である冬島雪だ(重要)!

 

 容姿端麗! 頭脳明晰! 性格も良い(最重要)!

 

 対して俺は......容姿は平凡! 成績は平均! 性格何か変! 身分はS級戦犯(不採用)!


 誰か平凡の意味を教えてくれ、よくラノベで出て来る『平凡系主人公の顔面偏差値が以上に高い件』について。


 それに身分についてだが、S級戦犯ではなくS級ヒーローならワンチャンなくもない。だがあれって全部ハゲマントの引き立て役のようなものだからな。

 

 それに対して俺は、戦後の教科書にワンチャン載っているかもしれない、そしてネットでは確実にネタとして飛び交っている異名しかないという事実......。

 

 こんな俺が高嶺の花のような彼女と付き合っているのにはいろいろと理由があるが後々語ろう......そしてこのセリフを言う奴は、絶対に語らない(真理)。

 

 ちなみに二人とも俺の幼馴染でもある。


「あ、そうなんだ......何か詳しいね......戦犯マニア?」


 やっぱ気になることはウィキペデア先生にお任せだね♪


 それと雪の情報量の多さには毎度驚いてしまうな、それに新しい趣味かなんか知らんが......てか戦犯趣味って流行か何かなのか? やっぱこれに便乗してイケノリのリア充になるべきなのか? 


「ちっ、あんな奴のどこがいいんだか......」


 そんなクラスメイトの呟きを俺の地獄耳(特技)が聞き逃さなかった。

 

 まあ誰が言ったのかは見当がついている。


 いつものことだから気にしない~気にしない~、一休み~一休み~。

 

 その後三人で話した後、授業と眠気と戦っているうちに気がつくとホームルームの時間になっていた。


 どうやら眠気に惨敗してしまい、追加スキルとして俺はタイムリープの能力を与えられたようだな。『*ただし、デメリットとして無自覚で発動』


「はい、今日はここまで気をつけて帰ってくだいさい」


小河原先生の言葉と共に一斉に挨拶をしてフリーダムな放課後を迎えた。


「悠斗、今日新作の『クラス召喚されて異世界無双』が発売だが行くか?」


 帰る支度をしている俺に正人がそう声を掛けてきた。


「なに? その情報はたしかか?」


「あ、あぁなろうのネット小説大賞にそう書いてあったからな。たしかな情報だが......その変な口調はなんだ? ついでに耳を抑えているけど......大丈夫か?」


 俺の今の状態は彼のその情報のうれしさのあまり、誤って耳元にインカムがあるかのような仕草を取ってしまっているのだ。


 そんな俺の様子を正人が刑事のように目つきで、まるで容疑者を見るような目つきで......デジャブ!


「ん? あぁ何でもないですよえぇ。少し今の情報に驚いてしまっただけですから」


 結果丁寧口調になってしまった......このままではお約束の、カツ丼でも食うか? が来る可能性がある。


「何か遅刻した時の口調に戻っているぞ」


「大丈夫だ。問題ない......てそんなことよりもさっさと行くべ! またあの惨劇に遭うかもしれんからな」

 

 今だ疑っている刑事まさとを流すと同時に俺のこの後の予定を思い出して、すぐにフラグと横浜弁を交えながら机の中から持って返る教科書を次々と、まるで新鮮なうちに魚を卸売市場に持っていくかのような手捌きで入れていく。


 正人は俺のそんな様子を見て納得していたようだが、


「まあお前がいいならいいけど......てか惨劇って売れ切れのことだよな?」


「あぁそうだよ。でもほら、それに仕方ないじゃん。あれは運命さだめにみたいなものだから......」


 俺はここではないどこか遠くを見るかのような視線をしながら、過ぎし日々を思い出そうとした......ってこんなことしている場合ではない!

 

 正人の情報が正しければ、今日が俺のおすすめナンバー1! であるなろう小説の発売日だ。

 

 だからすぐに、俺は氷を出しながらレディゴーレディゴーと正人に言おうとする前に、


「あれ? ドアが開かない?」


 誰かがそう呟くと同時に目の前が白い光に包まれたその瞬間、俺は心の中でこう呟いた。


「I beg your pardon.(恐れ入りますがもう一度おっしゃってください)」


 しかし誰もおっしゃることはなかったのだ......。


 


 この日、二年六組の生徒全員がいなくなり、次の日新聞の見出しに「生徒全員が神隠し!?」と大々的に書かれたのを俺たちはまだ知る由もなかった。








 

「ーーー、ーーー、ーーー」


 誰かが俺を揺さぶる。

 

 こっちは眠いんだからそのままにしてくれ。

 

 家族からも一度も起こしてもらったことがないんだぞ。

 

 結果遅刻したせいで競輪選手になっている姿をおじいちゃんに見られて、あの人に夢を見させないといけなくなったんだからな。

 

 ......何これ!? すごく悲惨な事件!


「ーーー、ーーと、ゆーと」


頼む! 俺をこのままにしておいてーー。


「悠斗!」


「はい元気です!」


 です!-ですーですー......。


 俺の木霊するのが聞こえてくる。


 誰かの声に驚いて返事をしたのだが、それが小学生の時の出席の確認の返事であることに今更になって気が付いてしまう。


そういえば担任だった海老沢先生は、元気にしているだろうか(近視)。

 

 俺は思い出したかのようにして、すぐに周囲を確認する。

 

 どうやら起こしてくれたのは雪のようだ、あれ? なんで雪が家におるん? と思って周りを見るとクラスメイト+先生+ドレスを着た綺麗な少女とそれを守る騎士? みたいなのがいる。

 

 てか全員こっちを見てはるやん! やったね! 一躍有名人♪ 文春砲に気を付けねえといけねえな。


「なあ今あいつ、元気ですって言ったよな?」


「あぁ言ってた。それもかなり大きな声だったよな」


「あれがドップラー効果かなのか。授業で言ってた通りだったな」


「馬鹿にすんな。あいつは恥を忍んでやってくれたんだぞ。感謝しないとだよな」


 クラスメイト達のそのコソコソ話が耳に届いてくると同時に俺は、先ほどのかなりいい響きをしたあの言葉を思い出して、なんとなく彼らを見ると全員が拝むかのようにして手を合わせていた。


 この瞬間俺の価値がうなぎ登り! 反比例でクラス立ち位置急降下! 


 俺がそれを見て意識をトリップしようとしたのだが、今までその流れを静観していた綺麗な少女が、涙を流しながら俺達向かって懇願してくる。


「勇者様方、目を覚まして早々このようなお願いをするのは申し訳ないと思うのですが......どうか、このユーリシア国をお救いください!」


 なるほど......ネグレクト!


その時、少し離れたところに立っている正人と目が合うとこちらを見てにやけていた。


 それが、はい元気です! なのか、この状況に対してなのかは俺には分からない。

 

 だがすぐに俺は賢者モードって違う! お釈迦様と同様に悟りを開く。

 


ーーー異世界召喚......本当にあるんだーーー







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