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チヌと鬼次郎

作者: 鬼魔暮毒彩
掲載日:2025/11/30

鬼と人との関係は 人種と身分に置き換え可能 宗教や国にも置き換え可能 今ならジェンダー問題でも可能 私は鬼と人の女にしました。皆さんは?

 平安時代の昔から 大阪湾は【チヌの海】と呼ばれ チヌ(黒鯛)が たくさん獲れる海であった。今ほどではないが 当時としては大きな港や施設もあり開けた地であったが 砂浜や磯場 干潟などもある自然豊かな地であった。

 当時からお祝いの席にはタイの尾頭つきが ていばんであったが タイはなかなか手に入らなかった。そこでチヌが多く使われた。赤いか黒いかだけで めでタイに代りはない。

 とりわけ下級の公家たちにとっては メンツを保つには 大切な魚であった。祝いの席にタイが有るのと無いのとでは 雲泥の差である。

 下級貴族にフクと言う娘がいる。年のころは二十歳をとうに越しているが 今だに 独り身で男に縁が無かった。親が下級貴族と言うのもあるが たいへんなシコメ(醜女)で大女

「フクが隣におれば 娘に縁談が来る。ほんに フク(福)娘じゃ」

と言われている。フクの隣なら どんな娘もきれいに見えて 男が寄ってくると言うほどのものだが そんなフクにも なみの公家娘には負けない物がある。その髪の毛である。

 公家の娘は幼い頃から髪を伸ばし続け その美しさが 一つのステータスであった。フクの髪の毛は長く 太く つややかで 後ろ姿だけなら帝のそばに上がれると言われた。が・・・やはり顔がひどすぎた。

 ある日 フクが父かたの叔父の元へ使いに出た帰り道 水辺で釣をしている者がいた。見ると身体はガッチリと大きく 服装はみすぼらしい ボロボロな女物のカサをかぶっていて 細い竹竿で釣っている。

フク「何が釣れるのですか?」

と尋ねると 男は振り向きフクの髪の毛をみて

男「おい その髪の毛を一本くれ」

と言う フクは指ですいて取れた髪の毛を一本 男に渡した。すると男はフクの髪の毛を釣竿の先に結び もう片方に釣鉤を結ぶと釣を始めた。

フク「そんな物で 釣れるのですか?」

と 男の隣で水面をのぞき込む。すると水面にあった髪の毛がわずかに動き 同時に男が軽くあわせを入れた。するとプルプルとうねりながら 小魚が釣れてきた。ハゼである。

フク「すごい つれましたね!わたしの髪の毛で!」

男は喜ぶフクを見て

男「お前の髪の毛は太くてつやがイイ 良い釣り糸になる」

フク「ハ〜 髪の毛が釣り糸に・・」

フクは感心したように驚き 男の顔を見つめた。男は目・鼻・口が大きく 武骨で眉が太かった。

男「たのむ あと数本 髪の毛をくれぬか?」

フク「はい」

大きくうなづくと フクは手ぐしで5〜6本とり

フク「もっと 入りますか?」

と 男にわたした

男「いや そんなにもらっては 申し訳ない。髪はオナゴの命じゃろ」

と もらった髪の毛を糸巻きに巻き取った。

フク「欲しくなったら お訪ね下さい」

と言い 自分の家の場所を 細かく教えた。

 フクが親せき以外の男と こんなに話すのは初めてであった。ましてや素性の分からぬ男に家を教えるなど あってはならぬ事である。

男「俺は鬼次郎キジロウよろしな。気おつけて行ってくれ」

フク「ほんとに いつでも来て下さいね 鬼次郎・・・」

フクはその場を去って帰路についた。


 鬼次郎との出会いがあって5日が過ぎた。あの日以来 フクは髪をすいて抜けてきた髪の毛を すべて糸巻きに巻いて溜めている。

母「そんな物 どうするの?」

と尋ねられると

フク「秘密です」

と ニッコリ笑う。

 翌日の昼ごろ 家の門前で騒ぎ声がした。フクが出てみると 門の所で下男の三吉サンキチと鬼次郎がもめている。

フク「どうしたの?」

と 三吉に聞くと

三吉「この者が お嬢様に会わせろとうるさいのです」

と 答えた。下級とは言え 公家である。見すぼらしいなりの 怪しげな者を屋敷に入れるわけには行かない。ましてや嫁入り前の姫様(下男にとって主人の娘は姫君である)に会わせるなど 問題外である。

フク「三吉 この方は知り合いです。中にお通しして」

フクは笑顔で告げると 鬼次郎に

フク「下男が失礼しました。よくお出で下さいました。どうぞ」

と鬼次郎を案内した。三吉は驚きの目で見ている。

 鬼次郎は大きな背負い籠を持っている。縁側につくと鬼次郎は背負い籠を置き 

鬼次郎「これ 髪の毛くれた 礼だ」

と言い 籠の中からたくさんの魚の干物をとりだした。アジ・サバ・ベラなど 色々な種類の魚の干物と 山芋を縁側に並べた。

家の者はみな驚きの目で それらの品々を見た。

フク「どうしたのですか?こんなにたくさん」

鬼次郎「お前ののくれた 髪の毛を釣り糸にして釣った。お前の髪の毛は 良く魚が釣れる これは ほんの礼だ 食べてくれ」

フク「ありがとう・・・こんなに釣れるなんて 嘘みたい」

鬼次郎「実は お願いがある」

フク「なに 私に出来ること?」

鬼次郎「お前にしか出来ない。また 髪の毛をくれ」

フクはニッコリ笑うと

フク「はい これ もっといる?」

と言い 糸巻きに溜めていた髪の毛を差し出した。それを見た鬼次郎は驚いた。それを見た母は

母「このために 溜めてたのかい」

鬼次郎「有難う・・・使わしてもらうよ」

鬼次郎が笑うと 口が裂けた鬼の様であるが 恐ろしさは無い

三吉「笑うと鬼みたいに見えるけど こういう鬼なら怖くないな」

鬼次郎「良く言われる。小さい子には良く泣かれてこまる」

フク「こんなに 優しいのにね」

フクは終始ニコニコ顔である。

鬼次郎「そろそろ帰る。家 遠いから」

三吉「今度来たら ちゃんと通すから」

鬼次郎「ありがとう。また来てもイイのか?」

フク「歓迎するわよ。そこまで送るわ 鬼と間違えられて 退治されたらこまるから」

フクは鬼次郎の先に立って歩き始めた。鬼次郎は 門前で深々と礼をしてフクにつづいた。

三吉「姫様 お気に入りの様ですね 鬼次郎を」

母「あれが何処ぞの御方なら いいのだけれど・・・いくら気に入っても妻にはなれぬからね〜」

三吉「エッ 妻!」

母「あれは惚れてるんだよ。あの子が親戚以外の男と あんなに楽しげに話した事はないもの。それでも我らは公家の端くれ 平民の妻にはなれぬ」

三吉「は〜〜〜 旦那様には なんと」

母「私から話します。フクの髪の毛が釣らせた魚ですから 少しは自慢になりましょうから」


 フクは常に鬼次郎の前を歩いた。鬼次郎はお供のごとく 後に続いた。こうしていれば 公家の娘と平民の男が一緒に話しながら歩いていても 下男が姫様のお供をしている様にしか見えない。

 街道近くまで来て 2人は別れた。

鬼次郎「俺に出来る事があったら 手伝うから・・・」

フク「ありがとう また来てね。髪の毛ためてるから」

 フクは鬼次郎が小さくなるまで見送り 家に戻った。


 フクの家に祝い事ができた。フクの弟が試験に受かり 中央の役職がもらえたのだ。これでフクの家族は 貧乏貴族から抜け出し 普通の公家になれると。それにかんして 弟の合格や役職への推薦に尽力してくれた方々を招いて 祝いの席を設ける事となった。しかしながら 今 家に金はない。父も母もみな悩んでいる。弟は

弟「気にせんで下さい。今 我が家が貧乏なのは 皆様ご存知です」

と言ってはくれるが 父母にはかえって苦痛であった。

 フクはそんな父母を見て 鬼次郎に相談しようと考えた。鬼次郎の家は以前 教わった。早朝 フクは1人で鬼次郎の元へ向かった。

 歩き続けて昼過ぎに 鬼次郎の家の前に着いた。家は磯場を望む崖近くにある。家と言うよりは 洞窟である。崖近くの山に洞窟が有り 洞窟の入口にひさしのように屋根と扉がある。フクは扉についているスズを鳴らした。

ジャラン ジャランのスズが鳴る。鬼次郎は出て来ない。

フク「鬼次郎さま 鬼次郎さま フクでございます」

呼んだが返事は無い。どうしたものかと 悩んでいると

鬼次郎「フクさん どうされた」

と 後ろから鬼次郎の声がした。振り向くと 山道を登ってくる鬼次郎がいる。ホットしたフクは鬼次郎に駆け寄り

フク「良かった。会えなかったら どうしようと思った」

と 半べそ顔で鬼次郎を見た。

鬼次郎「どうされた。何か あったか」

鬼次郎はフクの眼をのぞき込んだ。


 事情を話すと 鬼次郎は

鬼次郎「わかった。出来るだけ多くの物を用意する。それには フクさんの髪の毛が もう少し欲しい」

フク「お安い御用です」

フクはその場で髪の毛を10本以上抜いて鬼次郎に渡した。

フク「足りますか?」

鬼次郎「前にもらったのもあるから 足りる。きっと持って行くから」

 鬼次郎とフクはしばし見つめ合うと フクは深く礼をして別れた。


 鬼次郎はフクの髪の毛を3本を三つ編みにして1本の釣り糸にしていった。そうやって1本が40尺(約12m)の釣り糸を3本作り その3本を さらに三つ編みにして太い釣り糸にした。それを長さ30尺(約9m)の竹の釣竿の先に結ぶと 残りの糸の端に釣鉤をむすんだ。

 鬼次郎は磯場に釣竿を持って立った。エサには小さなカニを死なないように釣鉤にさし 岸際に落として行く。カニがフワフワと岸際を落ちるように竿を操る。やがて糸がすべて沈み竿先が水につかると 鬼次郎はゆっくりと ゆっくりと竿を上げた。全部上げるとエサのカニを見た。カニは死んでいる。

 鬼次郎はカニを釣鉤から外すと 今度はカラス貝をからごと釣鉤につけた。カニとおなじように 岸際を自然に落としていく。そこ近くまで落ちた時 糸が少したるんだ。鬼次郎は鋭く竿をたて合わせを入れる。大きく曲がる竿。鬼次郎は強い引きにたえ竿を大きくしならせる。引きに耐えていると じょじょに魚の引きが弱まり 浮いてきた。鬼次郎は糸がゆるみすぎないように注意してさかなを取り入れた。

釣れたのは長さ50cmを超える 年無しと呼ばれるチヌであった。

 鬼次郎はチヌを生きたままビクに入れ 生かしておきながら つぎのエモノをねらった・・・

 翌日 昼ごろフクの家のまえに籠を背負い鬼次郎か立った。三吉が中に案内し フクに鬼次郎が来たことを告げる フクは奥から小走りに出てきた。

フク「どうしたの?」

鬼次郎「魚 持ってきた」

フク「うそ もう釣れたの?」

鬼次郎は籠から大きなチヌをとりだし

鬼次郎「これでイイか?」

と フクに差し出す。

フク「スゴーイ こんな立派なタイ 釣ったの?」

鬼次郎「まだある」

鬼次郎はさらに2匹の大チヌを差し出した。

 鬼次郎はその他にも 色々な魚や山菜を籠に入れて来ていた。父母も弟も大喜びすると同時に なぜこんなに釣れるのか 不思議に思った。

鬼次郎「フクさんの髪の毛 とても良い。それ 束にして 太い釣り糸にして釣った。糸が切れなければ 釣れる」

皆んなは 感心すると同時に フクの髪の毛の素晴らしさに あらためて 驚いた。


 フクの弟の祝いは 大盛況に終わった。皆 鬼次郎の持ってきてくれた魚や山菜料理に 舌鼓をうった。

 宴会の終わった翌日 フクは鬼次郎に 礼を言いに訪れた。入口のスズを鳴らすと 鬼次郎がいつもの カサをかぶって出てきた。

フク「魚と山菜 ありがとう ございました。お陰で 良い祝いの宴が出来ました」

鬼次郎「それは良かった」

フク「・・・ひとつ聞いてもイイかしら」

鬼次郎「なんだ」

フク「どうして いつもカサをかぶっているの?それ 女物のだし」

そう言われて鬼次郎は少しまごつき

鬼次郎「ハゲ隠しだよ ハゲ見られるの恥ずかしい」

フク「ハゲでもイイ カサを取ったあなたを見たいの お願い 見せて」

鬼次郎は戸惑ったが あまりにもフクの視線が強いので

鬼次郎「わかった 中に入ってくれ 他に見られたら 恥ずかしい」

そう言ってフクを中にいれた。


 扉を抜けると すぐに右に曲がり又すぐに左に曲がり 数歩進むと広い部屋に出た。薄暗いが不便は無さそうだ。

鬼次郎「暗くないか?明かりつけるか?」

フク「大丈夫 見えるよ」

部屋を見回すと明かり取りの窓らしきものから 光が入っているが 外を見る事は出来ない。他の部屋の入口らしき所に 厚手のノレンのような布が 何か所か張ってある。

フク「1人で住んでるの?」

鬼次郎はうなづき

鬼次郎「いつもは1人だ たまに仲間が来る」

フク「・・見・せ・て あ・た・ま」

フクはイタズラっぽく微笑む

鬼次郎は大きくため息をつくと ゆっくりと傘をとる。その姿を見てフクは

言葉が出ない。からだもコワバリ 動けない。鬼次郎の脳天には およそ3寸(約9cm)の角がはえている。

鬼次郎「俺は鬼だ 人じゃない。お願いだ この事は黙っていてくれ。約束だ。もし ダメだと言うなら・・・おまえを帰せない」

鬼次郎は優しくフクの目を見て 静かに話す。フクは しばらく鬼次郎を見つめていたが 不意に着物を脱ぎ出した。鬼次郎はあわてた

鬼次郎「ど・どうした なぜ着物を脱ぐ?」

鬼次郎があわてている間に フクは素っ裸になってしまった。

フク「約束は守る その証拠に 私をそなたの妻にしてくれ そうすれば もし 私が約束を破ったら 私も鬼の妻として成敗される。だから 約束は破らない」

そう言うなりフクは鬼次郎に抱きついた 鬼次郎は戸惑っている。今まで自分の姿を見て 叫んで逃げた女は多くいるが 裸になって抱きついて来た女は 初めてだった。呆然とフクを見ていると

フク「ダメか?シコメの私では イヤか?」

と 鬼次郎を見上げ 呆然としている顔を見て フクはしゃがむと鬼次郎が着ているズボンとその下着をずり下げ 鬼次郎のイチモツをあらわにした。

鬼次郎「な・なにを・俺は鬼だぞ」

フク「かまわぬ これで これで私を妻にしておるれ」

と叫んで 鬼次郎のイチモツにしゃぶりついた。さすがに鬼次郎もムラムラと来て そのイチモツはデッカイ肉棒となった。大きさは約1リットルサイズの筒状のペットボトル程もある。

 フクは鬼次郎に抱きつき 立ったまま自ら入れようとするが うまくいかない その時 鬼次郎は着物を脱ぎ捨て フクの尻をかかえて おのれの巨根をフクに突き入れた。

フク「ギャアウッ」

洞窟の中に フクの苦痛の叫びが響いたが じきにそれはフクのあえぎ声に代わった。鬼次郎の巨根は根元まで フクの中に入っているが フクは快感に包まれている。自ら鬼次郎にシッカリと抱きつき 鬼次郎は立ったまま フクと交わり続けた。


 翌日 フクは1人で家路についた。昨日の事を思うと 自然に頬がほてる 

股ぐらには 未だ鬼次郎の物が挟まっている感じが残っている。昨日交わったのは1度ではない 今朝も交わってから出て来た。フクはスッカリ虜になっていた。今すぐ鬼次郎の元に戻りたいのだが 家の事もある。

 正式に鬼次郎の妻になるのは無理である。何か良い手立ては無いものか?

フクは道々考えた。

 家に着いた。昨夜は遅くなり 夜道を帰るのは危険なので 鬼次郎の元に泊まらせてもらったと 半分本当の事を話した。

 家族は疑念を持っていたが 詮索する事は無かった。正直言って シコメの大女で20代半ばを過ぎたフクが 今更 誰ぞの公家の妻になれるとは 思っていなかった。誰でも良いので嫁入りして 幸せになってほしいのが 願いだが 仮にも公家の娘である。 それなりの理由が無ければならない。

 そんな時 弟の祝い事の時の料理の話しを聞いて 是非 我が家の祝いの魚も頼みたいと言う 話しが 父の元に寄せられた。父はフクにその事を話すと

フク「お願いしてみますが 内のようにタダでは無理です。それなりにお代は頂かなければ」

と 商売としてなら 鬼次郎に頼むと答える。幸いにも 頼んできたのは それなりの家柄で支払いに問題は無い。そこでフクは鬼次郎の元に向かった。

 フクに取って商売など どうでも良かった。鬼次郎に会うための口実があれば良かったのだが 商売にした方が この先も都合が良さそうだった。その読みはあたった。

 フクが持ってきた話しを鬼次郎が断るはずも無く 立派なチヌ(黒鯛)を納めた。その時 父は

父「これは娘のフクの髪の毛を 釣り糸にして釣るのだそうです」

と 釣り方を 紹介した。

 それを真似た者がいるが 魚が掛かっても 普通の髪の毛では切れてしまい 鬼次郎のような大物は釣れ無い。

 フクのチヌは1つのブランドになりつつあり 

「フクのチヌで祝うと 祝いが続き縁起が良い」

「福娘のフクの髪の毛は ふくのかみだ」

と 語呂合わせもはやり 鬼次郎にもフクの家にも 良き収入となった。

 「福の髪のフクが祝いのタイ釣り名人の元へ嫁ぐのは 皆に福を広めるために良い事だ」

と 世間体も整い フクは正式に鬼次郎の元に嫁いだ。この当時は妻の元へ夫が通う 通い婚であったが フクの場合は通い妻となった。


 いつしかフクは鬼次郎と共に住み

三吉が人を使って 伝令と魚の輸送を行う様になった。更に 鬼次郎は舟を操り マダイも捕る様になり 商売は起動に乗った。

 そこでフクは釣りの神様をお祭りする神社を 小さいながらたてた。御神体はフクの髪の毛を持った 鬼神様である。

フク「釣りの得意な鬼神様が 皆に目出鯛を授けて下さる」

と教えを説いだ。

フク「これで もしも あなたが鬼だとバレても 鬼神様として 崇められるは」

鬼次郎「すると この子は鬼神様の 子供か?」

そう言って鬼次郎は 大きくなったフクの腹をなでた。

フク「ね〜 この子 角が有ると思う 無いと思う?」

鬼次郎は フクの大きなお腹に耳を当てながら ボソリと言った

鬼次郎「ない方がイイ 鬼は俺までで イイよ」



 



 

産まれて来るのは男か女か人か鬼かどっちかな〜?皆さんなら どうしますか?

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