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勇者の子供の勇者  作者: 春夏秋冬
第1章、中等部
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第4話、水曜日の形

 4月16日水曜日、勇者の力を恐れた学生達は黙る。

 頭が悪い女子に暗黒魔法の呪い、体重400kgと白髪と髭を流した姿に変える。

 学園内のパワーバランスは変化した。

 暗黒魔法の呪いを解除する神聖魔法の費用を支払うと解除、一罰百戒になった。

 アルテミスの矢、ジャッジメントの同世代とレベルが近い男子、女子が監視に派遣された。

 「頭が悪い生徒をしめただけだろ」

 ジャッジメントの赤麻麻琴が睨む。

 「闇の大地と恋と再生と治癒の混沌の女神アシーネの最高司祭を兼ねた勇者、やりすぎだ」

 「治したろ」  

 日本国内治安維持専門極秘組織アルテミスの矢所属の松橋伊加利が睨む。

 「そういう問題ではない」

 「じゃあどういう問題だ?」 

 治した以上は問題ではない、治さない以上は問題、この学生達の無謀な喧嘩は取り締まりを受けた。

 信の使い魔契約した鴉のレイヴンは言わない。

 学園内の武装風紀委員会が管理する武装許可証を持つ生徒達。  

 信は話す。

 「未來予知能力、未來予測能力、未來演算能力からわかるからだよ」

 ゼクシオ世界固有のレベルアップ、ステータス、スキル、他に様々な魔法等、スキルの20個から外れない証。

 スキルドレインもある信はスキル枠に追加された内容を自主申告の形。

 二人の監視役は黙る。

 「頭が善くなった」

 最高司祭を兼ねた勇者に喧嘩を売った無謀な生徒達は武装風紀委員会が取り締まり。

 転校は取り消し、信に睨まれた生徒達は黙る。

 4月の16日水曜日、この信の実力は勇者階級、この他に神聖魔法、暗黒魔法、元素魔法、精霊魔法、アシーネ固有魔法を極めた為に魔法の授業は免除、代わりに戦闘教育となる。

 



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