5:新刀
そんな話をした後やはり武器が無いのは困ったので世界一武器の豊富な国でありそして世界一鍛冶の盛んな国へ行くこととなった。
ちなみに世界各国の武器の製造も承っている。だからここを攻撃しないことは暗黙のルールとなっている。
近くに火山があるので観光スポットとしても良いもので、温泉宿もある。
ちなみに国の名は「万能鍛冶国」である。
俺の砕け散った刀はここに引っ越した魔界の鍛冶職人(人間)に日本刀と同じような製法で作ってもらったもので今回もその職人に修理をしてもらいに頼みに行くところだ。
「よぉ。鍛冶。例の物はどこまで進んだか?」
「ん?ああ真守か。やっと1割完成した。」
「・・・成程。」
間に合わんな。
・・・そうだ!
うまく行けば急ピッチで行ける!
「そんじゃそのままで頼んだ。」
「それとは別件だが刀があのガーディアンに砕かれてな。叩き直せるか?」
「出来ないことはないが・・・お前じゃこの刀を叩き直した所で刀のほうがすでに限界を迎えてんだよ。手入れに来るたび叩き直してるじゃねーか。」
「確かに」
「・・・そういや噂で骨董品を取り扱っている店あんだろ?」
「あぁ。」
「あそこで見たことない形でしっかり扱えばめちゃくちゃ切れて耐久力も洒落になんないくらいある日本刀らしき物を取り扱い始めたそうだ。行ってくればどうだ。」
「まぁ後で見るさ。そんで鍛冶に叩いてもらう刀の材料は?」
「白黒金の鉄だ。」
「なんだそれ。」
「曰く特殊な製法で作るとどんな衝撃などにも耐え、使うものにぴしゃりとハマったものができるそうだ。ちなみに1回作ると作ったもの以外はろくなものが出来ないそうだ。ちなみに例の刀は別の鉄を使われているそうだ。」
「その鉄は?」
「鉱鉄山の最深部だ。気をつけろ。俺も行くから少し待っててくれ。」
「了解。」
――10分後――
「着替え終わったか。」
「そういや冴花は?」
「温泉。」
「万能鍛冶国の温泉は近くの火山から持ってきた温泉水は最高だからな。主に土曜日に鍛冶職人たちが5日間の疲れを癒やしてくれるから各国の人達に人気なんだよ。」
「・・・成程。」
「そうそうさっき言ってた刀。ゲット。」
といい腰の刀に右の人差し指を置く。
「高かった?」
「俺らの故郷換算で1000万。」
「マジか。」
「貯金してたら2億くらいあったわ。」
「マジか。」
俺もびっくりしたわ。
「・・・ここか」
「ああ。・・・最深部になればばるほど空気が薄くなるから気をつけろ。」
「了解。」
そうなのか。
鉱山に入りしばらくして
「予想より舗装されているんだな」
と言った。
「そりゃあ毎日鉱山技師が掘っていくんだから舗装されたんだよ。」
「・・・成程。」
そのまま二人で通りすがって人たちに挨拶でもして最深部へ向かった。
そのまま進んでると思いっきりかなりデカイ壁にそこそこ大きい扉がついてた。
「何で壁が?」
「ここから先が一気に空気が薄くなり、舗装されてないんだ。なぜならまずここに人は入らないし工事が空気がうす過ぎて長時間の工事が出来ないんだ。」
「ちなみにここから最深部か?」
「いや・・・三等分するのであれば今までのが1つ2つ目でここから3つ目だからもっと奥だ。」
「わかった。」
確かに空気が薄い。こりゃしゃべらないほうがいいな。
更に進んでいくと・・・
「ここが・・・ぜぇ・・・ぜぇ・・・」
空気が極度に薄いのですぐに息切れするな・・・キツイ。
「最深・・・部だ・・・ぜぇ・・・はぁ・・・」
「了解・・・ぜぇはぁ」
やっとかぁ。
「例の・・・ぜぇ。鉄は?」
「もうちょい・・・ぜぇ。奥で取る。」
「ぜぇ・・・はぁ・・・これに・・・するぞ」
「はい・・・ツルハシ・・・2つあんだろ」
「二人で・・・取るぞ。」
真守が言うと二人が背中にあるツルハシを取り、構える。
「行くぞ。」
と言うと二人がツルハシで同じところを掘っていくとすごい速さで石が掘れていっていた。
すると・・・いきなりガキィィィン!!とかなり大きな音がなった。
何だこれ。
「この・・・音は?」
「例の・・・物」
成程。
「了・・・解・・・」
そうすると周りを掘って4キロ級の米3つほどのサイズの物が掘れた。
「帰る・・・か?」
「ああ。」
そのようにして帰ると・・・すぐに2人とも風呂に入って寝た。
―次の日―
「よし。始めるぞ。」
「頼んだ。」
といい半日間ずっと金属を叩く音が鳴り響いた。
「出来たか?」
「ああ!」
「ついでに余った鉄で銃を作っておいたぞ。」
「ありがとう。」
「これ。報酬な。」
といって何と日本円換算で8000万渡したのだった。
その後
「次はどこに行くんだ?」
と聞くと真守は
「ランド・デア・フラウエン。」
ランド・デア・フラウエンとは女性の国と言う意味を持っている国だ。
「え。」
「もしかするとお前の探している例のものがそこにあるかもしれん。」
と言うと
「本当か⁉」
と言うと
「あくまで可能性だ。」
しかし両手で真守の手を全力で包むように握手し、こう言った。
「ありがとう・・・」
とその後万能鍛冶国を後にした。