8:交戦を許可する。交戦せよ!
最終決戦、開始。
西暦2491年4月19日。ついに真守たちの戦いも終盤を迎える。
『ついにこの時が来たか・・・』
『そうだな。ただ、俺達がやることは変わらない。全機、生き残れよ?』
『勿論。』
と冴花。
『誰に言ってるんだ?』
と斬介
『空を飛ぶことに関しては私が一番上手いのよ?』
と翼彩。
『さっさと勝ってひと休憩したいものだ。』
と享也。
『最終決戦・・・やってみせる。』
と一恵。
『ハッキングは任せろ!』
と希介。
「レーダーに反応。敵艦隊、66隻!その中で空母は11隻!さらに本艦を囲うように14隻が陣を組んでいます!」
「14隻に対して攻撃せよ。」
「了解!」
「空母から戦闘機発艦!」
「艦載機を発艦させるぞ!」
『艦載機は発艦してください!』
『よっしゃ来た!真守。シュッツェン。出るぞ!』
そうして真守のF-14が出ていく。
『冴花、ヴァイパー。出るよ!』
するとF-2が飛び出す。
『斬介、カタナ、出るぞ!』
するとF-15Jが発艦する
『翼彩、フェニックス、出ます!』
するとF-15CXが発艦する。
『希介、ロイド。出撃する。』
するとF-22が発艦する。
『享也、シュミート。発艦する。』
するとSu-33が発艦してくる。
『一恵、ネーエン。発艦するよ!』
Su-33が発艦する。
「全く。とんでもないことをするよ。あの2代目は・・・」
艦長席にはある男が立っていた。そう。あのスキルの大魔王だった。
「自らの分身にスキルを埋めるとは・・・。」
『戦闘機隊は敵航空戦力を撃墜し、制空権を確保せよ。』
『こちらシュッツェン。了解。』
『ヴァイパー。了解。』
『カタナ、了解。』
『フェニックス、了解。』
『ロイド。了解。』
『シュミート、ウィルコ。』
『ネーエン、ウィルコ。』
すると戦闘機部隊が敵戦闘機群に突入していく。
「味方航空機部隊、敵戦闘機部隊と交戦を開始。」
「調子は?」
「・・・すごい。みるみるうちに敵のレーダー反応が消失していきます!」
「現在の撃墜機数は?」
「全機の総撃墜機数は現在68機!さらに増加中!」
「とんでもないな・・・」
まったく。あいつは狂ってるよ。
「敵戦闘機隊の何%やってるんだ?」
「現在108機撃墜で全体の10.8%です・・・」
「つまり全てで1000機いるのか?」
「ええ。」
厳しい戦いになるな・・・
「我々も砲撃で彼らを支援してやれ!」
「了解!」
一方その頃、真守たちは・・・
「結構減ってきたな。」
真守はそう言いながら操縦桿を右へ倒し、そのまま手前へ引く。
「おっと。ミサイルアラート。・・・回避する。」
機体を捻り込んで回避する。
『こちらロイド。大丈夫か?』
『大丈夫だ。回避した。』
『それならいいが・・・』
『こちら魔戦艦。敵の総数は1000機居る模様。現在の総撃墜機数は204機。』
『こちらシュッツェン。情報提供に感謝する。』
『これが仕事ですから。オーバー。』
「頼もしいな。」
これほど仲間に恵まれていると実感した時は早々ない。
にしても2割は潰したのか。
そう考えつつ、更に敵を撃墜してゆく。
『現在撃墜機数311機。』
『3割を仕留めているのかー』
『ええ。』
そんな話をしていると真後ろにピタリと張り付かれる。
「そう簡単に落とせるかな?」
スロットルを極限まで減らし、あるスイッチを押しすと操縦桿を一気に引く。
するとくるんと180°回転し、機銃を撃つ。その状態は慣性力によりF-14がバックしている状態だった。
『What?!』
『終いだ。』
眼の前で敵機が爆散し、再び180°回転し、元の姿勢へ戻る。
「俺を撃墜できる気でいたとはな。俺は早々簡単に落とされやしねーよ!」
再びアフターバーナーを炊いて敵戦闘機隊に突っ込んでゆく。
『全機。気を引き締めて中盤戦、行くぞ!』
『了解!』
全員がそう答える。
『You idiot. I'll shoot you down in no time!(馬鹿め。すぐに撃墜してくれる!)』
『But they have already annihilated a vanguard force of 400 units so far...!(これがだが奴らはこれまでに400機もの前衛隊を壊滅させている・・・!)』
『今までの奴らと比べてそこそこ強くなっているな。ただ、前やったフライトシューティングゲームの知識でそれほど困ることはないな。』
『ゲームと実際は違うぞシュッツェン!』
『いいんだよシュミート。』
『何処が・・・?』
というボケとツッコミを繰り返しながら中堅隊も壊滅してゆく。
『Can't even we win? They...!(我々でも勝てないのか⁉奴らは・・・!)』
『敵機、残り300!』
『7割!』
『中堅隊残り200!』
「さあ、終わりが見えてきたぞ・・・!」
F-14がミサイルをばら撒き、ミサイルが他の戦闘機に突き刺さる。戦闘機の群れを右へ左へと避けつつしっかりと撃墜をする。
『撃墜数を数えておけよ?後で勝負しよう。』
『ああ!』
中堅隊もあっさりと壊滅する。
『残り100機。おそらく敵の最終防衛たらいんだと考えられます!』
『了解した。』
しかしそれらもたった5分で壊滅してしまったのだった。
戦争も終わりへと進む。




