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超魔導戦線リクレシア  作者: 超一蘭
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ロイヤルガードの挑戦

今回の物語はアティアの力に少しだけ触れます。

今夜は満月だ、キレイで大きなお月様の元、青少年ランスはひたすらに木槍で大木を無心で突いていた、自分にもっと強い力があったならば魔女に遅れをとることはなかった。悔しい思いを槍にこめて、一発、二発と丁寧に打ち込む。そんな中、その音で起きてきたエリィと対面、その美貌に目を奪われていた。そんな中ーー


酔いどれのロイヤルガードが全員ブドウ酒を片手に現れた。


「、、、んで?未成年のあんたらが夜中に大きな音立てヒック、、立ててなにしてたピコか??」


「不純!!いけません!いけませんよー!ウガー!」


「ヒック、、眠いにぇ、、、」


ウサ耳は何をしていたか気になる様子でほろ酔い、きょにうは深夜の怪しい会合と断定しゴリラ化、猫耳は寝ればいいのに何故かついて来ている。三者三様、いろいろな酔い方があるようで、、


「、、、、あ、貴方がたは、、、」


エリィは3人の姿を見て思わず目を見開く。


「、、、にぇ、、、お、目が覚めてよかったにぇー、、、気絶してたから心配してたにぇ」


無理矢理力ない声を捻り出す。エリィはそんな3人に深々と頭を下げる。


「本日は助けていただきありがとうございました。貴方方が来てくれなければ間違いなく魔女に殺されてしまっていました。」


「気にしないで、私達はロイヤルガード、、、国、皇女様、子供の命を守るのが努めです。エリィちゃんこそよく頑張りましたね、、、」


きょにうはそう言うとエリィを抱きしめる。


「(、、これは、、!?、、なんていう大きさと柔らかさ、、、たまらないわ)」


エリィは目をつぶってその感触と感動に酔いしれる。


「いやあんた何もしてねーピコじゃん」


「同感だにぇ」


「いいなあー、、、、いけね、、そういえばアンタらは何しにでてきたんだ??」


巨乳に顔を埋めるエリィを見てふと本音が漏れる


「あ、そうだったピコ、さっさとアティアの力を封印しに行かないといけないピコだった。」


「封印??」


「ピーコピコピコ!!魔力封印はそうそう見られるものではないピコ、さあ!さっさと済ませてさっさと寝るピコ!」


そういうわけで一行はアティアとミラの寝る部屋に到着


「zzz......」


2人ともよー寝とる


「あのさ、なんで寝込みを襲うようなことをロイヤルガードがするんだよ?」


シンプルな疑問をぶつけるランス。


「しっ、、、眠ってるほうがやる側は楽だにぇ、アティアの中に入るからにぇ、まあ基本的に頑張るのはピコルだけど」


「よーし、やるピコ!!あんた達、私が合図したら一斉に魔力の供給よろピコ!!」


「ラジャ」


ピコルは目を閉じアティアの身体に手を当てる、するとピコルは膝から崩れ落ちた。すかさずノールがピコルの身体を支え、ゆっくりと身体を下す。


「、、、封印、、て、、魔法なの?」


エリィは呟く。


「ええ、魔法ではありますね、今回はピコルがアティアの魔力へ私達の魔力のエサを与えて、封印するからとりあえず出てくるな、と説得しに行くパターンです。」


「、、、え、、と、、説得??、、魔法を??」


「まれに意志のある魔力が存在するにぇ、力が強い魔力に多いにぇ、基本的には本人は気づかずにいつのまにかその魔法は『意思をもつ』、原因はまだ解明されてないにぇ、私はなんとなくやばそうな奴が潜んでいると思うにぇ」


「、、、確かに何となく嫌な予感がしますね、、、何事もなければいいのですが、、ピコル、頼みましたよ」


空気が変わった。ピコルは眼を開け、辺りを見回す、キレイな草原だ、涼やかな風が吹き、近くに光輝く泉がある、とても神々しい。


「、、、なんてキレイな景色ピコ、、、こんな景色は見たことない。」


どうやらここはアティアの心の中の世界のようだ。異変を感じピコルは泉の方を凝視する。


「、、、、、、、っ!?」


身体中から汗が吹き出る、身体が熱い、『アレ』はやばい、直感で感じとった。


「、、、一気に酔いが覚めたピコ、、、こんな、こんなやばい力、、、1人じゃ手に負えない、、、2人を呼ぶか、、、」


ムクリ、とピコルが現実世界に戻り眼を覚ました。


「どうしました??ものすごい汗ですが、、」


ピコルの額をタオルで拭う。


「、、、2人とも、ちょっと、、手を貸してほしいピコ。これ、説得というより、殺し合いになりそうピコ」


2人は顔を見合わせる。


「、、、え、マジな感じかにぇ??」


コクリ、と頷き、微笑する。汗が止まらず滴り落ちる。


「、、、悪い予感が当たりましたか、、その様子だと、とんでもない魔力の持ち主のようですね。」


「正直、ビビッてるピコ、良くて『滅国クラス』、、悪くて『禁忌クラス』ってとこピコ」


「え?」  「は?」


ランスとエリィが固まる。


「それが本当だとしたら、我々にはとても手に負える相手ではありません。無理です。全魔力持っていかれます。死にます」


いつになくマジな顔をするノール。


「、、、、ソワソワ、、、」


ミーコは、ピコルの恐怖を浴びた顔を見てソワソワしている。


「どうしました?ミーコ先輩」


「、、、試したいにぇ、、」


ミーコのマジ顔を見るや、ピコルはニヤリと笑う。


「、、、、、、相手は、禁忌の可能性もあるようですが?」


「、、、私は力でロイヤルガードまでのし上がったにぇ、正直言って滅国クラス以上なんて戦ったことないから分からないけど、、、その力、、感じてみたい、、にぇ」


ミーコから沸々と熱い魔力が吹き出し始める。


「はっきり言って、見ただけでちびりそうだったピコ、ただ、、、」


「ただ?」


ノールの口調がかなり鋭い。


「ミーコと同じ、戦って自分の力を試してみたい!!」


ビリビリと、ピコルの身体に電流が走る。


「、、、確認するピコ、滅国クラス以上に手を出すということはその名の通り、下手をすれば私達は死に、その魔力は取り込まれ、アティアの身体にどんな異変が起きるか分らないピコ」


「、、、やれやれ、、、私はまだ戦うとは言っていません、説得の余地も無いわけでもありません。ただ一つわかったことは、やはり見過ごす訳にはいきません!子供の身体の中にそんな化け物じみた魔力、必ず封印しなければ!!」


グッと拳に力を込めて気合いを入れる。


「流石、ノールは責任感が強いにぇ!!3人なら必ずなんとかなる!!」


「よし!!決まりピコ!!2人とも!!私の肩に手を置くピコ!!」


2人はピコルの肩にそっと手を置く。


「ランス!!エリィ!!ちょい行ってくるにぇ!!」


「、、、、、」 


2人はまるで話についていけず、言葉が出ない。


フッ、、、3人の意識が飛び、一斉に崩れ落ちた。


ロイヤルガード、ピコルさえ恐怖するその力は、一体どんな力なのか!!

物語を紡ぐのは楽しいです。もっともっと上手く描けるよう頑張ります。

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